相談支援専門員が居住支援を進めるとき|岡山市で押さえたい流れ
岡山市で障害のある方を支援している相談支援専門員の方が、 一般の民間賃貸住宅への住み替えについて相談を受けることがあります。
例えば、
- グループホームから一人暮らしへ移りたい
- 精神科病院から退院後の住居が必要
- 家族との同居を解消したい
- 今の家賃が高く住み替えたい
- 生活保護を利用して一般賃貸へ移りたい
- 保証人・緊急連絡先がいない
- 精神疾患があり賃貸審査に不安がある
- 本人だけでは不動産会社とのやり取りが難しい
といったケースです。
このような居住支援では、 単に 「生活保護・障害者でも入れる物件はありますか?」 と不動産会社へ問い合わせるだけでは、 途中で審査や行政確認が止まることがあります。
① 本人が一般賃貸で暮らしたいという意思
② いつまでに住居が必要か
③ 現在の収入・生活保護の状況
④ 支払える家賃
⑤ 保証人の有無
⑥ 緊急連絡先の有無
⑦ 本人確認書類・電話対応
⑧ 住居に必要な具体的条件
⑨ 不動産会社・保証会社へ伝える必要情報
⑩ 入居後に誰が何を支援するか
です。
相談支援専門員が物件を決めるのではなく、 本人の希望と福祉上の支援を、不動産会社が探せる住宅条件へ整理する ことが重要です。
相談支援専門員の役割と「住まい」
岡山市の計画相談支援では、 サービス等利用計画は本人を支援するための総合的な計画として位置付けられています。
計画には、
- 本人が希望する生活
- 解決すべき課題
- 支援方針
- 利用する福祉サービス
- 医療
- 就労
- その他の社会資源
などを組み合わせます。
そして、地域生活を続けるうえで、 「どこに住むか」は生活全体の基盤 になります。
住居が決まらなければ、
- 訪問看護
- 居宅介護
- 通院
- 就労支援
- 日中活動
- 服薬・生活支援
などのサービス設計にも影響します。
相談支援専門員が全部やる必要はない
居住支援では、 相談支援専門員が不動産・生活保護・保証会社・契約のすべてを判断する必要はありません。
| 関係者 | 主な役割 |
|---|---|
| 本人 | どこで、どのような生活をしたいか意思を示す。賃貸契約の当事者になる。 |
| 相談支援専門員 | 本人の希望・生活課題・必要な支援を整理し、福祉サービスや関係機関との調整を行う。 |
| ケースワーカー | 生活保護受給中の場合、住宅扶助、転居、初期費用等について必要な確認を行う。 |
| 不動産会社 | 候補物件、管理会社、大家さん、保証会社、審査、見積書、契約等を確認する。 |
| 管理会社・大家さん | 入居条件、賃貸借契約、建物管理等を行う。 |
| 保証会社 | 保証契約に基づく入居時の審査等を行う。 |
| 医療・訪問看護等 | 治療・健康管理等を担当する。 |
福祉サービス・生活支援
→ 相談支援専門員
生活保護制度
→ ケースワーカー・福祉事務所
物件・保証会社・契約
→ 不動産会社
という形で、それぞれの専門領域をつなぎます。
STEP1|本人の意思を確認する
最初に確認したいのは、 本人が一般賃貸住宅で生活することを希望しているかです。
例えば、
- 一般賃貸で一人暮らしをしたい
- 今のグループホームを出たい
- 家族から離れて生活したい
- 現在の地域から離れたくない
- 通院先の近くに住みたい
など本人の希望を整理します。
本人の意思を確認し、 一般賃貸で生活するために何が必要かを一緒に整理します。
STEP2|住居が必要な期限を具体的にする
不動産会社へ相談するとき、
「なるべく早くお願いします」
だけでは優先順位を判断しにくくなります。
例えば、
退院予定:11月15日
現在の住居退去期限:11月30日
希望入居日:11月20日まで
というように具体的な日付で整理します。
期限が決まっている場合は、 ケースワーカー、不動産会社、施設・病院等が 同じ日付を把握している状態 を作ることが重要です。
STEP3|現在の収入・福祉制度を整理する
不動産会社・保証会社が確認するのは、 毎月の家賃をどのように支払うかです。
例えば、
- 生活保護
- 障害年金
- 給与
- 就労継続支援A型等の収入
- その他収入
などを整理します。
生活保護の場合は、
- 受給中
- 申請中
- 福祉事務所へ相談中
を分けて伝えます。
生活保護ならケースワーカーとの連携を先に
生活保護を利用した転居では、 不動産会社へ物件を探してもらう前後に、 担当ケースワーカーへ住み替えについて相談します。
↓
相談支援専門員が生活課題を整理
↓
ケースワーカーへ転居相談
↓
家賃・転居条件等を確認
↓
不動産会社へ相談
生活保護の場合、 物件を契約した後にケースワーカーへ報告する順番ではなく、 契約・支払い前に必要な行政確認を行う ことが重要です。
STEP4|生活課題を「住宅条件」に変換する
相談支援専門員が不動産会社との橋渡しで特に役立つのが、 本人の生活課題を具体的な物件条件に変換することです。
| 本人の状況 | 不動産会社へ伝える住宅条件 |
|---|---|
| 階段が難しい | 1階またはエレベーター付き |
| 車がない | スーパー・病院・バス停等へのアクセス |
| 精神科へ定期通院 | 通院先へ公共交通で移動しやすい立地 |
| 騒音に強いストレスを感じる | 幹線道路・線路等との位置関係を確認 |
| 外出に負担がある | 買い物・薬局等が近い立地 |
| 訪問看護を利用 | 訪問サービスを継続しやすいエリア |
| 車椅子使用 | 玄関幅・段差・廊下・浴室・トイレ等を確認 |
「統合失調症があります」
だけより、
「月2回通院しており車がないため、○○病院までバス1本で行ける地域を希望。騒音への負担が強いため線路沿いは避けたい」
の方が物件を探しやすくなります。
病名・医療情報を全部不動産会社へ伝える必要はない
居住支援のためとはいえ、 本人の医療情報を無制限に不動産会社へ伝える必要はありません。
本人の意向・同意を確認したうえで、 住居選定・賃貸審査・入居後の生活に必要な範囲を整理します。
例えば、
- 通院を継続する
- 訪問看護を利用予定
- 1階が必要
- 騒音の少ない環境を希望
- 定期的な生活支援がある
などです。
STEP5|保証人と緊急連絡先を早めに確認
障害のある方の部屋探しで、 特に申込みが止まりやすいのが保証人・緊急連絡先です。
例えば、
- 家族と疎遠
- 親が高齢
- 身寄りがない
- 家族も生活保護
- 頼める友人・知人がいない
といったケースがあります。
連帯保証人
緊急連絡先
家賃保証会社
はそれぞれ別の役割です。
相談支援専門員が自動的に緊急連絡先になるわけではない
本人に緊急連絡先がいないからといって、 相談支援専門員の名前や電話番号を当然に記入できるわけではありません。
確認したいのは、
- 本人の同意
- 相談支援専門員本人の了承
- 所属事業所の方針
- 退職・担当変更後も対応できるか
- 管理会社・保証会社が認める条件か
です。
STEP6|本人確認と必要書類を確認
賃貸審査では、物件・保証会社によって必要書類が異なります。
早めに確認したいのは、
- 本人確認書類
- 現在住所
- 本人の電話番号
- 緊急連絡先
- 生活保護受給状況が分かる資料
- 年金・給与等の収入資料
- その他保証会社指定書類
です。
必要以上の個人情報を一括で提出するのではなく、 今回利用する保証会社では何が必要か を不動産会社へ確認してから準備します。
本人が電話対応できるかも確認
保証会社・管理会社から、 本人確認の電話が入る場合があります。
そのため、
- 携帯電話を持っているか
- 知らない番号でも電話に出られるか
- 電話で質問を理解できるか
- 電話対応が難しい事情があるか
も確認します。
配慮が必要なら、 本人の同意を得たうえで申込み前に不動産会社へ相談します。
STEP7|不動産会社へ最初に伝える情報を整理
- □ 本人が一般賃貸を希望している
- □ 本人の了承を得て相談している
- □ 年齢・入居人数
- □ いつまでに住居が必要か
- □ 生活保護・障害年金・給与等の状況
- □ 希望家賃
- □ 保証人あり/なし
- □ 緊急連絡先あり/なし
- □ 必須住宅条件
- □ 入居後の支援予定
不動産会社への相談文例
岡山市内で相談支援を担当している者です。
本人の了承を得て、住居探しについて相談しています。
本人は一般賃貸で一人暮らしを希望しており、 ○月○日頃までの入居を希望しています。
収入は生活保護/障害年金/給与○○の状況です。
生活保護については担当ケースワーカーへ転居を相談済み/現在確認中です。
保証人は○○、緊急連絡先は○○の状況です。
住宅条件として、 ○○の理由から1階、 ○○病院への通院のため○○地域を希望しています。
入居後は、相談支援・訪問看護・居宅介護等の利用を予定しています。
この条件で相談可能な一般賃貸があるか確認をお願いします。
STEP8|候補物件は本人と一緒に絞る
候補物件が出たら、 本人へ、
- 家賃
- 場所
- 間取り
- 階数
- 通院
- 買い物
- 交通
- 設備
を説明し、希望を確認します。
本人が内見できる場合は、 できるだけ実際の生活を想定して確認しましょう。
内見では室内だけを見ない
障害のある方の居住支援では、 室内のきれいさだけで物件を判断しないことが重要です。
- □ 建物入口の段差
- □ 階段・エレベーター
- □ 玄関
- □ 浴室・トイレ
- □ 洗濯機置場
- □ ゴミ置場
- □ スーパー
- □ 薬局
- □ バス停・駅
- □ 通院ルート
- □ 夜間の騒音
- □ 訪問支援者が来やすいか
本人が内見できない場合
入院中、体調不良、外出困難等で本人が内見できないケースがあります。
その場合は不動産会社へ、
- 相談支援専門員等による代理内見
- 家族による内見
- 写真・動画
- オンライン内見
が可能か相談します。
ただし最終的に住むのは本人なので、 本人が物件内容を確認し、入居意思を示せる方法 を検討してください。
STEP9|申込みと福祉の確認を分ける
生活保護を利用する場合、 特に混同しやすいのが、
と
福祉事務所による住宅扶助・転居費用等の確認
です。
保証会社の審査に通ったからといって、 生活保護制度上の確認がすべて完了したわけではありません。
逆に、 ケースワーカーへ転居を相談したからといって、 保証会社審査が免除されるわけでもありません。
初期費用見積書を作ってもらう
候補物件の審査が進んだら、 不動産会社へ初期費用の内訳が分かる見積書を依頼します。
確認したい項目は、
- 家賃
- 共益費
- 日割り家賃
- 前家賃
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- 保証会社初回保証料
- 火災保険料
- 鍵関係費用
- その他契約費用
です。
生活保護の場合は、 契約・支払い前に必要な福祉事務所確認を行います。
STEP10|入居日とサービス開始日を合わせる
居住支援のゴールは、 賃貸借契約の締結ではありません。
入居日に合わせて、
- 訪問看護
- 居宅介護
- 自立生活援助
- 相談支援
- 通院
- 日中活動
- 配食等
を開始・継続できるか確認します。
岡山市の自立生活援助も確認
岡山市が案内する障害福祉サービスには 自立生活援助があります。
施設やグループホームを利用していた方、 精神科病院等から退院した方などが、 一般住宅で自立した生活を行う際に、
- 定期的な巡回訪問
- 随時の相談
- 必要な情報提供
- 助言
などを行うサービスです。
利用できるかは個別の支給決定等によるため、 本人の状況に応じて確認します。
地域移行支援・地域定着支援もある
岡山市では、
- 地域移行支援:施設入所者や精神科病院に入院している方等が地域生活へ移るための支援
- 地域定着支援:単身等で地域生活する障害者について、常時の連絡体制を確保し緊急時の相談・訪問等を行う支援
も案内されています。
一般賃貸へ移る場合は、 「部屋を借りたら福祉サービス終了」ではなく、 新しい生活に必要な支援へ組み替える という考え方が重要です。
岡山市の住宅入居等支援(居住サポート)
岡山市の障害者基幹相談支援センターサブセンターでは、 一般住宅への入居等を支援する住宅入居等支援(居住サポート) が案内されています。
不動産会社だけでは調整が難しい場合や、
- 障害による生活課題が複数ある
- 一般賃貸への移行に不安がある
- 地域生活への支援体制を整理したい
場合は、利用できる支援について確認する方法があります。
地域生活支援拠点も確認しておく
岡山市では、 障害者の地域生活を支えるため、 居住支援と地域支援の機能を備えた 地域生活支援拠点 を整備しています。
緊急時の相談・受入先確保・サービスのコーディネート等が案内されているため、 一人暮らし開始後の緊急時対応も含めて支援計画を考えることができます。
入居後に大家さん・管理会社が知りたいこと
大家さん・管理会社が、 障害のある方の入居について不安を感じる場合があります。
その際に有用なのは、 病名を詳しく説明することより、 入居後の生活がどのように支えられるか を必要な範囲で説明することです。
相談支援専門員:定期モニタリング
訪問看護:週2回
居宅介護:週3回
精神科:月1回通院
ケースワーカー:生活保護に関する相談
というように役割を整理します。
ただし「支援があります」を保証にしない
支援者がいるからといって、
- 家賃を保証する
- 原状回復費を支払う
- 24時間いつでも駆けつける
- 緊急連絡先になる
- 連帯保証人になる
という意味ではありません。
相談支援専門員、不動産会社、大家さんの間で、 できること・できないことを曖昧にしない ことが重要です。
相談支援専門員が不動産会社へ渡すと便利な情報シート
- □ 本人が一般賃貸を希望している
- □ 年齢
- □ 入居人数
- □ 現在の住居
- □ 退去・退院・退所予定日
- □ 希望入居日
- □ 生活保護受給中/申請中/利用なし
- □ 障害年金
- □ 給与等
- □ ケースワーカー相談済み/未相談
- □ 家賃条件
- □ 保証人あり/なし
- □ 緊急連絡先あり/なし
- □ 本人確認書類
- □ 本人携帯電話
- □ 本人確認電話への対応可否
- □ 過去の家賃滞納等が分かる範囲である/ない
- □ 希望地域
- □ 1階・EV
- □ 通院先
- □ 車あり/なし
- □ スーパー・薬局
- □ 静かな環境等の必要性
- □ 車椅子等の設備条件
- □ 相談支援
- □ 訪問看護
- □ 居宅介護
- □ 自立生活援助
- □ 地域定着支援
- □ ケースワーカー
- □ 医療機関
相談支援専門員が避けたい進め方
- 本人の希望確認前に物件を決める
- 生活保護なのにケースワーカーへ相談せず契約まで進める
- 病名だけを詳しく不動産会社へ伝える
- 保証人・緊急連絡先を申込み直前まで確認しない
- 支援者を無断で緊急連絡先に記載する
- 保証会社審査と生活保護の行政確認を混同する
- 鍵渡しを居住支援のゴールにする
「相談支援専門員がいます」と伝えれば審査に通りやすい?
支援者がいることは、 入居後の生活を説明する情報の一つになる場合があります。
しかし、
ではありません。
審査では、
- 家賃
- 保証会社
- 保証人
- 緊急連絡先
- 本人確認
- 申込内容
- 管理会社・大家さんの条件
なども確認されます。
一度審査に落ちたら原因を整理する
審査否決になった場合でも、
「障害があるから一般賃貸は無理」
と決めつけないようにします。
確認するのは、
- 家賃条件
- 保証会社
- 保証人
- 緊急連絡先
- 本人確認
- 書類不足
- 申込内容
- 管理会社・大家さんの条件
です。
明確な審査理由が開示されない場合もありますが、 次の申込みで変更できる条件を不動産会社と整理します。
グループホーム退所の場合
グループホームから一般賃貸へ移る場合は、
- 退所日
- 家具家電
- 金銭管理
- 服薬
- 食事
- 掃除・洗濯
- 通院
- 夜間・緊急時相談
など、現在ホームで受けている支援を一覧にします。
そのうえで、 退所後に 「誰が何を引き継ぐか」 を確認します。
精神科病院からの退院の場合
退院支援では、
- 退院予定日
- 本人の単身生活の希望
- 通院先
- 訪問看護
- 服薬・生活支援
- 家賃・収入
- 保証人・緊急連絡先
を早い段階で整理します。
MSW等が関わっている場合は、 相談支援専門員だけで進めず、 病院側と地域側で役割分担 を決めてください。
入居後のモニタリングで住居も確認する
岡山市の計画相談支援では、 サービス等利用計画の実施状況を確認するモニタリングが行われます。
一般賃貸へ移った後は、
- 家賃を支払えているか
- 生活リズムを維持できているか
- ゴミ出し・掃除ができているか
- 近隣トラブルが起きていないか
- 通院できているか
- 訪問サービスが利用できているか
- 孤立していないか
- 住居を継続できそうか
なども生活全体の中で確認すると、 問題を早期に把握しやすくなります。
家賃滞納が起きそうなら早めに共有
入居後に、
- 生活費管理が難しい
- 収入が減った
- 家賃引落しができなかった
- 生活保護費の使い方に不安がある
場合は、 家賃滞納が長期化してから動くのではなく、 本人・ケースワーカー・必要な支援者と早めに状況を整理します。
生活保護の場合は、 代理納付について確認する方法もあります。
相談支援専門員向け|居住支援の全体フロー
↓
本人の意思確認
↓
生活課題・住居条件をアセスメント
↓
退去・退院・退所期限確認
↓
収入・生活保護等を整理
↓
ケースワーカー等へ必要な相談
↓
保証人・緊急連絡先確認
↓
本人確認書類準備
↓
不動産会社へ相談
↓
候補物件・管理会社・保証会社確認
↓
本人と内見
↓
入居申込み・賃貸審査
↓
初期費用見積書
↓
必要な福祉・行政確認
↓
契約・鍵渡し
↓
引越し
↓
福祉サービス開始・継続
↓
モニタリング・地域生活継続
よくある質問
Q.相談支援専門員から直接、不動産会社へ相談できますか?
本人の意向・同意を確認したうえで、 住居探しについて不動産会社へ事前相談することはできます。 本人が一般賃貸を希望していること、家賃、期限、保証人・緊急連絡先、必要な住宅条件等を整理すると進めやすくなります。
Q.本人の病名を最初から伝えた方がよいですか?
詳細な医療情報を無条件にすべて開示することが目的ではありません。 本人の同意を確認し、住居選定・審査・入居後の生活に必要な情報を具体的な住宅条件や支援体制として整理します。
Q.相談支援専門員を緊急連絡先にできますか?
自動的に緊急連絡先になる制度ではありません。 本人、相談支援専門員、所属事業所の了承と、管理会社・保証会社の条件を確認してください。
Q.生活保護の方ならまず不動産会社へ物件を探してもらえばいいですか?
不動産会社への相談はできますが、 生活保護受給中なら担当ケースワーカーへ転居について相談し、 家賃・転居条件・必要な行政手続きを確認しながら並行して進める方が手戻りを減らしやすくなります。
Q.保証人がいない場合でも一般賃貸を探せますか?
保証会社を利用して連帯保証人なしで相談できる物件があります。 ただし、緊急連絡先や保証会社審査等の条件がありますので、物件探しの最初に不動産会社へ伝えてください。
Q.本人が内見できません。
支援者・家族による代理内見、動画、オンライン内見等を相談できる場合があります。 ただし本人が住む部屋なので、物件内容と入居意思を本人が確認できる方法を検討します。
Q.グループホームを出たら福祉サービスはなくなりますか?
一律にすべてなくなるわけではありません。 岡山市では自立生活援助、地域移行支援、地域定着支援等が案内されています。 利用要件や支給決定は個別に確認してください。
Q.相談支援専門員がいると賃貸審査に有利ですか?
支援体制を説明する材料になることはありますが、 審査通過を保証するものではありません。 家賃、保証会社、緊急連絡先、本人確認等を含めて判断されます。
Q.入居したら居住支援は終了ですか?
いいえ。 一般賃貸へ移った後に生活が安定して継続できるか確認することも重要です。 計画相談支援のモニタリングや、必要な障害福祉サービスとの連携を続けます。
まとめ|相談支援専門員は「福祉」と「不動産」をつなぐ
岡山市で障害のある方の一般賃貸への居住支援を行う場合、 相談支援専門員が担う重要な役割の一つは、
本人の生活課題を、不動産会社が理解できる住宅条件と支援体制へ整理すること
です。
↓
生活課題のアセスメント
↓
住宅条件へ変換
↓
家賃・収入・生活保護
↓
保証人・緊急連絡先
↓
不動産会社・保証会社
↓
契約・入居
↓
地域生活支援
↓
モニタリング
という一本の流れとして考えます。
特に、
- 生活保護
- 身寄りなし
- 緊急連絡先なし
- 精神障害
- グループホーム退所
- 精神科退院
など複数の課題が重なっている場合は、 物件探しだけを先行させず、 行政・福祉・医療・不動産を並行して調整する ことが重要です。
相談支援専門員・福祉事業所からの住居相談もミニクルホームへ
ミニクルホームでは、 岡山市北区・中区・南区・東区を中心に、 障害のある方・生活保護受給者等の一般賃貸への住み替えをご相談いただけます。
本人の了承を得たうえで、
- 相談支援専門員
- グループホーム職員
- MSW・退院支援担当者
- 訪問看護
- ケアマネジャー
- その他福祉支援者
からの事前相談にも対応しています。
例えば、
- グループホームから一般賃貸へ移りたい
- 精神科退院後の住居が必要
- 生活保護受給中
- 障害年金+生活保護
- 保証人がいない
- 緊急連絡先がいない
- 精神疾患があり審査が不安
- 本人だけでは不動産手続きが難しい
- 1階や通院しやすい立地が必要
- 退所・退院期限が迫っている
という場合も、 まず現在の状況と不動産審査上必要な条件を整理します。
・本人が一般賃貸を希望しているか
・退去/退院/退所予定日
・生活保護:受給中/申請中/なし
・希望家賃
・希望エリア
・保証人:あり/なし
・緊急連絡先:あり/なし
・本人確認書類:あり/確認中
・本人の電話対応:可能/配慮が必要
・1階、EV、通院等の必須条件
・入居後に予定している支援
株式会社ミニクルホーム
〒700-0026
岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
JR岡山駅西口徒歩7分
TEL:086-239-3296
岡山県知事(3)第5473号
参考|岡山市公式情報
岡山市|計画相談支援・障害児相談支援・地域生活支援拠点
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000007955.html
岡山市|障害/相談窓口(障害者基幹相談支援センター等)
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000057770.html
岡山市|障害福祉サービス・地域相談支援・地域生活支援事業
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000007678.html
※この記事は2026年8月時点で確認できる岡山市等の公開情報と一般的な賃貸実務を参考に作成しています。
※計画相談支援、自立生活援助、地域移行支援、地域定着支援、住宅入居等支援等を利用できるかは、本人の状況、対象要件、支給決定等によって異なります。岡山市・相談支援事業所等へご確認ください。
※相談支援専門員、ケースワーカー、訪問看護、病院、グループホーム等の支援者が、当然に連帯保証人・緊急連絡先・家賃保証人になるものではありません。本人・支援者・所属事業所・不動産会社等の確認なく申込書へ記載しないでください。
※本人の診断名、医療情報、障害情報等を不動産会社等へ共有する際は、本人の意向・同意や個人情報への配慮が必要です。住居選定・賃貸審査・地域生活に必要な範囲で整理してください。
※生活保護を利用した転居の場合は、住宅扶助、転居の必要性、初期費用等について契約・支払い前に担当ケースワーカー・福祉事務所へ確認してください。
※保証会社、連帯保証人、緊急連絡先、必要書類等の条件は、物件・管理会社・保証会社によって異なります。
※不動産会社・相談支援事業所・福祉事務所はそれぞれ役割が異なります。一つの機関のみで住居確保から入居後支援までをすべて担うという意味ではありません。
※賃貸審査の通過を保証するものではありません。
お客様の声
Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。
※Googleマップに投稿された口コミの一部を、意味を変えない範囲で抜粋・匿名化しています。
※口コミは個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。口コミ確認日:2026年6月29日
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会社概要
株式会社ミニクルホーム
業務内容:
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JR岡山駅西口徒歩7分
FAX :086-239-3323
メールアドレス:minikuru@bc.wakwak.com
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