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病院MSWが退院支援で住まいを探すとき|岡山市の不動産会社との連携

岡山市内の病院で退院支援を担当する医療ソーシャルワーカー(MSW)の方から、

  • 退院予定日は決まったが、患者さんに帰る住居がない
  • 以前の賃貸住宅はすでに解約している
  • 家族宅へ戻ることができない
  • 生活保護を受給しており、家賃条件の確認が必要
  • 保証人や緊急連絡先になる親族がいない
  • 入院中のため本人が不動産会社へ行けない
  • 身体機能が変わり、以前と同じ住宅条件では生活できない
  • 精神科退院後に一人暮らしを始めたい

といった住居相談が発生することがあります。

このような退院支援では、 単に不動産会社へ 「生活保護で借りられる部屋はありますか?」 と問い合わせるだけでは、物件を絞れないことがあります。

結論|MSWと不動産会社の連携で重要なのは「医療情報をたくさん伝えること」ではなく「賃貸生活に必要な情報を整理して共有すること」です。

特に最初に確認したいのは、

① 退院予定日
② 本人の入居意思
③ 収入・生活保護の状況
④ 家賃条件
⑤ 保証人・緊急連絡先
⑥ 本人確認方法
⑦ 住宅に必要な身体的条件
⑧ 内見・契約に本人が参加できるか
⑨ 退院後の通院・生活動線
⑩ 入居後の支援体制


です。

本人の同意を確認しながら必要な情報を整理し、 病院・福祉事務所・不動産会社が同時進行する ことで、退院日までの時間を有効に使いやすくなります。

MSWの退院支援と「住居確保」

2026年3月に厚生労働省の「医療ソーシャルワーカー業務指針」が全面改正されました。

新しい指針では、 医療ソーシャルワーカーについて、 入退院・入退所等による療養環境の変化や、 居宅等での療養生活に伴って生じる、

  • 心理的課題
  • 社会的課題
  • 経済的課題

を予測し、早期に対応することなどが示されています。

また、 生活困窮がある、または今後困窮が予測される患者・家族等に対して、 利用可能な行政サービス等を適切に紹介・案内すること、 地域の関係機関・関係職種と連携することも示されています。

つまり住居の問題は、 単なる「不動産探し」ではなく、 退院後の生活基盤を整える一つの課題 として考える必要があります。

岡山市でも退院支援は「病院と地域をつなぐ」仕事

岡山市では退院支援職員研修を実施しており、 退院支援に関わる職員には、

  • 病院内外の多職種をつなぐ
  • 病院と地域をつなぐ
  • 切れ目のないサービス提供につなげる

役割があるとされています。

住居探しについても、

病院・MSW
↓↑
本人・家族
↓↑
ケースワーカー・福祉機関
↓↑
不動産会社
↓↑
管理会社・大家・保証会社
↓↑
退院後の医療・介護・福祉サービス

という複数の関係者をつなぐ必要があります。

まず役割分担を整理する

関係者 主な役割
本人 どこで、どのような生活をしたいか意思を確認。賃貸契約の当事者になる。
病院MSW・退院支援担当 本人の意思を確認し、退院日・生活課題・必要な支援を整理。必要に応じ福祉・地域・不動産等との連携を支援する。
ケースワーカー・福祉事務所 生活保護の場合、住宅扶助、転居、初期費用等について個別に確認する。
不動産会社 条件に合う空室確認、管理会社への相談、内見、申込み、保証会社、見積書、契約等を進める。
管理会社・大家 入居条件・物件管理・契約条件等を確認する。
保証会社 申込者の保証審査や本人確認等を行う。
相談支援・ケアマネ・訪問看護等 退院後の日常生活、医療、介護、障害福祉サービス等を支援する。

MSWが最初の電話で不動産会社へ伝えたい10項目

不動産会社との連携を早くするため、 最初の相談時点で最低限次の項目が分かると物件を絞りやすくなります。

MSW向け|最初に確認する10項目
  • □ 本人が一般賃貸への入居を希望している
  • □ 退院予定日
  • □ 現在戻れる住居があるか
  • □ 生活保護受給中・申請中・年金等の収入状況
  • □ 希望家賃・住宅扶助の確認状況
  • □ 保証人の有無
  • □ 緊急連絡先候補の有無
  • □ 本人確認書類・携帯電話の有無
  • □ 本人が内見・契約へ参加できるか
  • □ 1階・エレベーター等、生活上必要な住宅条件

①「退院予定日」は必ず具体的な日付で

不動産会社へ、

「近いうちに退院予定です」

と伝えるだけでは、どこまで急ぐべきか判断できません。

できれば、

「9月15日退院予定で、それまでに入居可能な賃貸を探しています」

というように具体的な日付を伝えます。

退院予定日が確定していない場合は、

  • 最短の退院可能日
  • 現時点で想定する時期
  • 今後変更される可能性

を共有すると調整しやすくなります。

② 本人の「一般賃貸で暮らしたい」という意思を確認

住居探しは、 支援者だけで決めるものではありません。

例えば本人が、

  • 一般賃貸で一人暮らしをしたい
  • グループホームを希望している
  • 家族との同居を希望している
  • 高齢者向け住宅を検討したい

など、希望する住まいは異なります。

本人が一般賃貸を希望していることを確認してから、 不動産会社への相談を進めると話が整理しやすくなります。

③ 生活保護は「受給中」と「申請中」を分けて伝える

不動産会社にとって重要なのが、 現在の生活保護の状況です。

現在の状態 伝え方
生活保護受給中 「現在、生活保護を受給しています」
申請中 「現在、生活保護を申請中です」
まだ相談段階 「福祉事務所へ生活保護を相談しています」
年金等で生活予定 収入源・月額等を本人確認の上で整理

生活保護申請中なのに、 「受給中です」 として物件申込みをすると、 後から内容が食い違う可能性があります。

現在の状況をそのまま伝えましょう。

④ 家賃条件はできるだけ先に確認する

生活保護を利用する転居では、 「家賃が安ければ何でもよい」わけではありません。

不動産会社へ相談する前後に、 担当ケースワーカーへ、

  • 住宅扶助の条件
  • 世帯人数
  • 家賃について確認すべき内容
  • 共益費等の取扱い
  • 転居に関して必要な確認

を問い合わせておくと、 対象外の家賃帯を何件も探す時間を減らせます。

⑤ 保証人と緊急連絡先は最初に伝える

退院支援の住居探しで止まりやすいのが、 保証人・緊急連絡先です。

例えば、

  • 親族と疎遠
  • 身寄りがない
  • 親族はいるが高齢
  • 家族から協力を断られている
  • 緊急連絡先になれる人が見つからない

という場合があります。

この問題を内見後に初めて伝えると、 せっかく見つけた物件へ申込みできないことがあります。

物件探しの最初から伝えましょう。

「生活保護受給中で、保証人はいません」
「親族とは疎遠で緊急連絡先候補が現在いません」
「保証会社利用を前提に相談したいです」

というように先に共有しておくと、 条件に合わない物件を除外しやすくなります。

MSWが保証人になる必要はある?

MSWは退院支援・社会福祉調整を行う専門職です。

患者さんの賃貸住宅を探すために、 MSW個人が連帯保証債務を負うことを前提にする必要はありません。

保証については、

  • 保証会社
  • 保証人条件
  • 大家・管理会社の条件
  • 利用可能な居住支援

などを整理して対応します。

病院を緊急連絡先にしてもいい?

これも自動的には決められません。

病院名やMSWの電話番号を緊急連絡先欄へ記載する場合は、

  • 本人の同意
  • 病院側の方針
  • 誰が電話を受けるのか
  • 退院後も連絡先として機能するのか
  • 管理会社・保証会社が認めるか

を事前に確認してください。

本人や病院の確認を取らず、申込書へ病院名・担当MSW名・電話番号を記載することは避けましょう。

⑥ 本人確認電話に対応できるか

賃貸申込み後、 保証会社や管理会社から本人へ連絡が入る場合があります。

入院中の場合、

  • 携帯電話を所持していない
  • 病棟で携帯電話を利用できる時間が限られている
  • 電話に気付けない
  • 本人だけでは質問への回答が難しい

といった事情もあります。

申込前に不動産会社へ、

「現在入院中です。本人確認電話はどのようになりますか?」

と確認してください。

⑦ 病名より「住居に必要な条件」を伝える

不動産会社が物件を探すために必要なのは、 詳細な診療情報そのものではなく、 賃貸生活に影響する具体的な住宅条件です。

医療・身体状況 不動産会社へ伝えると有用な住宅条件
階段昇降が難しい 1階またはエレベーター必須
車椅子使用 玄関幅、段差、廊下、浴室、トイレ等を確認
長距離歩行が難しい バス停・病院・スーパー徒歩圏
定期的な精神科通院 通院先まで公共交通で移動できる立地
訪問看護利用予定 訪問先住所として問題がないか、入居後の連絡方法を整理
音や環境への配慮が必要 幹線道路・線路沿い等を避けるなど具体的な物件条件へ変換


「脳梗塞後です」 だけより、

「杖歩行で階段昇降が難しいため、1階またはエレベーター付きが必要です」

の方が、不動産会社は物件を探しやすくなります。

医療情報は「必要最小限」を意識する

2026年改正の医療ソーシャルワーカー業務指針でも、 患者・家族等の個人情報保護やプライバシーへの配慮が示されています。

不動産会社との情報共有では、 本人の意向・同意を確認したうえで、 住居選定・審査・入居後の生活に必要な範囲を整理しましょう。

不動産会社へ詳細なカルテ情報を渡す必要はありません。

例えば、
「精神科で○○という薬を○mg服用」
という情報より、
「退院後も定期通院予定」「一人暮らし可能とされており、訪問看護を利用予定」
など、住居確保に必要な情報へ整理する方が実務的です。

⑧ 本人が内見できるか確認

入院中の場合、 本人が病院から外出して内見できないケースがあります。

その場合、不動産会社へ、

  • 支援者・家族による内見
  • 写真
  • 動画
  • オンライン内見

などで対応できるか相談します。

ただし、 最終的に本人が住む部屋です。

代理内見の場合でも、

  • 玄関
  • 段差
  • 階段
  • 浴室
  • トイレ
  • 洗濯機置場
  • 日当たり
  • 騒音
  • 病院への交通
  • スーパー

など、退院後の生活に関係する項目を確認してください。

⑨ 退院後の「生活動線」まで見る

退院支援での住宅選びは、 「家賃が上限内だから決定」 だけでは十分ではありません。

特に車を利用できない方なら、

自宅

スーパー・ドラッグストア

通院先

薬局

バス停・路面電車・JR

までを一つの生活動線として確認します。

退院直後の身体状態を考えると、 徒歩15分が本人にとって現実的かどうかも個人差があります。

⑩ 入居後の支援体制を整理する

大家さん・管理会社が高齢者や障害のある方の入居について不安を感じる場合、 「病名」そのものより、 入居後に何かあったときの連絡先や支援体制 が確認材料になることがあります。

例えば、

  • ケースワーカー
  • 相談支援専門員
  • ケアマネジャー
  • 訪問看護
  • 訪問介護
  • 地域包括支援センター
  • 家族
  • 居住支援法人

などです。

ただし、 支援者がいるからといって、 その人が家賃保証や24時間対応をするという意味ではありません。

誰が何を支援できるのかを明確にすることが大切です。

不動産会社へ最初に渡すと早い「退院住居情報シート」

基本情報
  • □ 本人年齢
  • □ 入居人数
  • □ 現在入院中
  • □ 退院予定日
  • □ 入居希望日
収入・福祉
  • □ 生活保護受給中/申請中/その他
  • □ 担当福祉事務所
  • □ ケースワーカーへの相談状況
  • □ 家賃条件確認済み/確認中
  • □ 初期費用確認済み/確認中
賃貸審査
  • □ 保証人あり/なし
  • □ 緊急連絡先あり/なし/確認中
  • □ 本人携帯あり/なし
  • □ 本人確認書類あり/不足
  • □ 過去の家賃滞納が分かる範囲である/ない
  • □ 過去利用した保証会社が分かる/不明
住宅条件
  • □ 1階必要
  • □ エレベーター必要
  • □ 車椅子・歩行器等
  • □ 段差条件
  • □ 通院先
  • □ 車あり/なし
  • □ 公共交通が必要
手続き
  • □ 本人が内見可能/不可
  • □ 本人が来店可能/不可
  • □ オンライン説明等を相談したい
  • □ 契約書類への本人対応方法

不動産会社への最初の問い合わせ例

岡山市内の病院で退院支援を担当しているMSWです。 本人の同意を得て住居探しについて相談しています。

患者さんは○月○日に退院予定で、 退院後に戻る住居がないため一般賃貸を探しています。

現在、生活保護を受給中で、 家賃条件については担当ケースワーカーへ確認しています。

保証人はおらず、緊急連絡先は○○の状況です。 本人は現在入院中のため、内見方法についても相談したいです。

身体面では○○のため、 1階またはエレベーター付きの物件を希望しています。

退院日までに入居できる可能性がある物件について相談できますでしょうか。

生活保護なら「物件を決めてから役所へ」ではない

生活保護を利用して転居する場合は、 不動産会社だけで契約まで進めないよう注意します。

実務上は、

本人の意思確認

退院予定日確認

ケースワーカーへ相談

家賃・転居条件を確認

不動産会社へ候補物件相談

内見・申込み

保証会社・管理会社審査

初期費用見積書

必要な福祉事務所確認

契約

鍵渡し

退院・入居

というように、 福祉事務所への確認と賃貸手続きを並行して進める ことが重要です。

退院まで1か月以上ある場合

比較的時間がある段階では、

  • 本人の住居希望を確認
  • ケースワーカーへ相談
  • 保証人・緊急連絡先を整理
  • 身体条件を整理
  • 候補エリアを検討
  • 不動産会社へ事前相談

を進めておきます。

この段階で問題点を把握できれば、 退院直前に「緊急連絡先がいない」と判明するリスクを減らせます。

退院まで2週間の場合

2週間程度なら、 一つずつ順番に行うより同時進行が重要です。

MSW → ケースワーカーへ確認

MSW・本人 → 不動産会社へ相談

本人確認書類を準備

保証人・緊急連絡先確認

候補決定

内見・申込み・見積作成

審査・福祉確認

契約・鍵渡し

退院まで1週間なら条件の優先順位を決める

残り1週間になると、 すべての希望条件を満たす物件を探す時間が少なくなります。

例えば、

優先順位
外せない条件 家賃条件、1階、車椅子対応、保証会社条件など
できれば欲しい条件 築浅、独立洗面台、広めの間取りなど
広げられる条件 地域、築年数、駅距離など

ただし、 身体の安全や通院継続に必要な条件まで削らないよう注意します。

退院日までに決まらない可能性が出たら

退院直前まで 「不動産会社が何とかしてくれるだろう」 と待たないことが重要です。

住居確保が難しい可能性が出た段階で、

  • 病院内の退院支援チーム
  • ケースワーカー
  • 関係する福祉支援機関

へ現状を共有してください。

住居が決まっていないことだけを理由に、入院期間を自由に延ばせるとは限りません。

退院の医学的判断と住居確保は分けて考え、 住居未確保であることを早めに関係者へ共有することが重要です。

精神科からの退院で不動産会社へ何を伝える?

精神疾患の診断名があることだけで、 一律に一般賃貸へ入居できないわけではありません。

不動産会社へは必要に応じて、

  • 本人が単身生活を希望している
  • 退院後の通院先
  • 訪問看護等の利用予定
  • 相談支援の有無
  • ケースワーカーの有無
  • 生活上配慮が必要な事項

など、住居確保に必要な情報を整理します。

詳細な診療情報を必要以上に開示するのではなく、 「入居後にどのような生活が予定されているか」 という視点で整理すると不動産会社にも伝わりやすくなります。

高齢・身寄りなしの場合

高齢で身寄りがない方の場合、 大家さん・管理会社が確認したいのは、

  • 家賃の支払方法
  • 緊急時の連絡方法
  • 安否確認
  • 通院
  • 介護サービス
  • 孤立防止

などです。

そのため、 単に 「身寄りがありません」 だけで終わらせず、

「親族はいませんが、ケースワーカー、ケアマネジャー、訪問看護等が関わる予定です」

など、実際の支援関係を正確に整理すると状況を説明しやすくなります。

車椅子・身体障害がある場合

「バリアフリー物件希望」 だけでは、条件が広すぎることがあります。

具体的に、

  • 玄関段差は何cm程度まで可能か
  • 車椅子のまま室内へ入る必要があるか
  • 浴室へ自力で入れるか
  • 階段は完全に不可か
  • エレベーターがあれば2階以上でも可能か
  • 室内洗濯機置場が必要か
  • 駐車場が必要か

まで整理すると候補を絞りやすくなります。

「支援者がいる」は具体化する

不動産会社へ、

「支援者がたくさんいます」

と伝えるだけでは、実際の連絡体制が分かりません。

例えば、

ケースワーカー:生活保護に関する相談

相談支援専門員:障害福祉サービス調整

訪問看護:週○回訪問予定

ケアマネジャー:介護サービス調整

家族:緊急時に連絡可能

のように、役割を分けて整理します。

不動産会社側が早めに知りたいこと

  • □ 退院日はいつか
  • □ 契約者本人は誰か
  • □ 本人に契約意思があるか
  • □ 生活保護受給中か申請中か
  • □ 家賃条件は確認できているか
  • □ 保証会社を利用できるか
  • □ 緊急連絡先はいるか
  • □ 本人確認電話に対応できるか
  • □ 身分証はあるか
  • □ 内見できるか
  • □ 必須住宅条件は何か
  • □ 入居後の支援者は誰か
  • □ 最短でいつ契約・鍵渡しが必要か

途中で止まりやすい7つのポイント

  1. 家賃条件が確認できていない
  2. 緊急連絡先なしを内見後に伝える
  3. 本人確認電話へ対応できない
  4. 本人確認書類が不足している
  5. 退院日が不動産会社へ伝わっていない
  6. 初期費用見積書の提出・修正で止まる
  7. 病院・ケースワーカー・不動産会社が別々の日付を把握している

5つの日付を一つにする

必ず整理したい日付

① 退院予定日
② 契約開始日
③ 家賃発生日
④ 鍵渡し日
⑤ 実際の引越し日

特に入院中の方では、 退院予定日が延期される場合があります。

退院日が変わったら、 ケースワーカーと不動産会社へ早めに共有し、 契約開始日・家賃発生日への影響を確認しましょう。

入居がゴールではない

退院支援で最も重要なのは、 「鍵を渡したら終わり」 にしないことです。

新居で、

  • 通院できるか
  • 食事を確保できるか
  • 薬を管理できるか
  • 買い物できるか
  • 必要な福祉サービスを利用できるか
  • 緊急時に連絡できるか

までつながって初めて、地域生活へ移行できます。

MSW・支援者向け|不動産会社との連携チェックリスト

  • □ 本人の入居意思を確認した
  • □ 本人同意の上で連携している
  • □ 退院予定日を確認した
  • □ 戻れる住居がないことを確認した
  • □ ケースワーカーへ相談した
  • □ 生活保護の現在の状況を確認した
  • □ 家賃条件を確認した
  • □ 保証人の有無を確認した
  • □ 緊急連絡先候補を確認した
  • □ 本人確認書類を確認した
  • □ 携帯電話の有無を確認した
  • □ 本人確認電話への対応方法を確認した
  • □ 内見可能か確認した
  • □ 身体上必要な住宅条件を整理した
  • □ 通院先・交通手段を確認した
  • □ 入居後支援を整理した
  • □ 契約開始日を確認した
  • □ 家賃発生日を確認した
  • □ 鍵渡し日を確認した
  • □ 引越し方法を確認した

よくある質問

Q.MSWから直接、不動産会社へ相談してもいいですか?

本人の意向・同意を確認したうえで、不動産会社へ住居相談を行うことは可能です。 退院予定日、生活保護の状況、家賃条件、保証人・緊急連絡先、住宅に必要な条件などを分かる範囲で整理しておくと進めやすくなります。

Q.患者本人がまだ入院中でも物件を探せますか?

相談や候補物件探しを進められる場合があります。 申込みでは本人確認等が必要になるため、本人の電話対応、必要書類、内見・契約方法を不動産会社へ事前に確認してください。

Q.本人が内見できない場合は?

家族・支援者による内見、写真・動画、オンライン内見等を相談できる場合があります。 物件や不動産会社によって対応が異なるため事前確認が必要です。

Q.MSWが連帯保証人になる必要がありますか?

MSWが患者さんのために個人として連帯保証債務を負うことを前提にする必要はありません。 保証会社や物件の保証条件を不動産会社と確認します。

Q.病院を緊急連絡先にできますか?

一律には判断できません。 本人の同意、病院の方針、退院後の連絡体制、管理会社・保証会社の条件等を確認してください。

Q.病名を不動産会社へ詳しく伝える必要がありますか?

詳細な医療情報を無制限に共有する必要はありません。 本人の意向や個人情報保護に配慮しながら、住宅選定・契約・入居後の生活に必要な情報を整理することが重要です。

Q.生活保護申請中でも相談できますか?

不動産会社への相談や候補物件探しを進められる場合があります。 ただし、受給決定、住宅扶助、初期費用等が未確認の場合は、それらが支給されることを前提に自己判断で契約・支払いを進めないよう注意してください。

Q.退院まで2週間ですが間に合いますか?

2週間程度で進むケースはありますが、保証会社審査、管理会社確認、福祉事務所への確認、契約、鍵渡し等があるため必ず間に合うとは言えません。 退院日を具体的に伝え、複数の手続きを同時進行することが重要です。

Q.退院後も精神科へ通院します。病院の近くがよいですか?

病院への距離だけでなく、バス・路面電車等の交通手段、スーパー、薬局、本人が歩ける距離などを合わせて確認すると、退院後の生活を維持しやすくなります。

まとめ|MSWと不動産会社は「役割を分けて情報をつなぐ」

岡山市で退院後の住居を探す場合、 MSWが自分で物件の審査条件や契約条件をすべて判断する必要はありません。

重要なのは、 それぞれの専門職が役割を分けることです。

MSW
本人の意思・退院日・生活課題・支援体制を整理



ケースワーカー・福祉機関
生活保護・住宅扶助・必要な行政確認



不動産会社
物件・管理会社・保証会社・審査・契約



地域支援
通院・訪問看護・介護・障害福祉・見守り

そして、不動産会社へは病名だけを伝えるのではなく、

  • いつ退院するか
  • 本人がどのような住居を希望しているか
  • 家賃条件
  • 保証人・緊急連絡先
  • 本人確認方法
  • 身体上必要な住宅条件
  • 退院後の生活支援

を必要な範囲で整理することが、 物件探しを進めるうえで有効です。

退院予定日が見えた段階で、 「まだ1か月ある」ではなく、その時点から不動産会社へ事前相談する ことで、問題点を早めに確認できます。

病院MSW・退院支援担当者様からの住居相談もミニクルホームへ

ミニクルホームでは岡山市北区・中区・南区・東区を中心に、 病院から退院予定で新しい住居が必要な方の賃貸住宅探しをご相談いただけます。

本人の同意を得たうえで、 MSW・退院支援担当者・ケアマネジャー・相談支援専門員等の支援者様からご相談いただくことも可能です。

例えば、

  • 退院日が決まったが住居がない
  • 長期入院中に以前の賃貸を解約した
  • 生活保護受給中・申請中
  • 本人が入院中で内見が難しい
  • 保証人がいない
  • 緊急連絡先がいない
  • 身寄りがない高齢者
  • 精神科退院後に一人暮らしを希望
  • 1階・エレベーター等が必要
  • 車椅子・歩行器を利用する
  • 退院まで2週間程度しかない

といったケースも、まず現在の状況から整理します。

支援者様からお問い合わせいただく際に分かると早い情報

・退院予定日
・生活保護の状況
・家賃条件
・希望エリア
・保証人の有無
・緊急連絡先の有無
・本人確認書類、携帯電話の状況
・内見可能か
・1階等の必須条件
・ケースワーカーへの相談状況
☎ 電話で相談する 086-239-3296 LINEで相談する ✉ メールで相談する

株式会社ミニクルホーム
〒700-0026
岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
TEL:086-239-3296
岡山県知事(3)第5473号

参考|公的情報

厚生労働省|医療ソーシャルワーカー業務指針の全部改正について(令和8年3月13日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001673455.pdf

岡山市|退院支援職員研修
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000032661.html

岡山市|病院の入退院における多職種連携ルール
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000008155.html

岡山市|在宅医療・介護 ほっ♡と安心相談室
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000021357.html

岡山市|生活保護制度について
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000046441.html

※この記事は2026年8月時点で確認できる厚生労働省・岡山市等の公開情報を参考に作成しています。
※医療ソーシャルワーカーが不動産会社等と患者情報を共有する際は、患者本人の意向、個人情報・プライバシーへの配慮、所属医療機関の規程等を確認してください。
※診断名や治療内容等の医療情報を不動産会社へ一律に提供することを推奨するものではありません。住居選定・賃貸契約・入居後の生活に必要となる情報を整理してください。
※生活保護における住宅扶助、転居の必要性、初期費用、引越し費用等は個別の状況によって取扱いが異なるため、担当ケースワーカー・管轄福祉事務所へ確認してください。
※賃貸物件の入居可否、保証会社審査、保証人・緊急連絡先等の条件は大家さん・管理会社・保証会社等によって異なります。
※退院の可否・退院日の決定や変更は医療上の判断となり、不動産会社が判断するものではありません。
※ミニクルホームは医療・生活保護制度上の決定を行う機関ではありません。

Customer Voice

お客様の声

Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。

  • 正直な物件説明 ★★★★★

    まさに正直不動産。注意点まで教えてくれました

    まさに正直不動産。気になっていた物件について、事故物件であることや管理面の注意点なども教えてくれました。 安心して物件探しを任せられました。

    ご利用者A様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 入居・退去の対応 ★★★★★

    入居時も退去時も丁寧に対応してくれました

    入居時も退去時も丁寧に対応してくださり助かりました。 LINEでの対応も文字に残るので、電話だけより確認しやすいです。

    ご利用者B様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 難しい条件の部屋探し ★★★★★

    難しい条件でも迅速かつ柔軟に対応

    難しい条件の中、迅速かつ柔軟な対応で、ようやく住めるところが見つかりました。 不安なこともLINEで相談できて助かりました。

    ご利用者C様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 遠方からの引越し ★★★★★

    遠方からの引越しも丁寧にサポート

    遠方からの引越しで分からないことだらけでしたが、 何から何まで丁寧に対応してくださり、本当に助かりました。

    ご利用者D様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 地域情報・物件提案 ★★★★★

    土地の事情も分かり、納得して決められました

    難しい条件での物件探しでしたが、多数の物件をご案内いただき、納得して決めることができました。 土地の事情も参考になりました。

    ご利用者E様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 親身な対応 ★★★★★

    借りる側の目線で考えてくれました

    借りる側の目線で考えてくださるので有り難かったです。 気さくな不動産屋さんで、希望もお願いしやすく助かりました。

    ご利用者F様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

 

※Googleマップに投稿された口コミの一部を、意味を変えない範囲で抜粋・匿名化しています。
※口コミは個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。口コミ確認日:2026年6月29日

LINEで事前相談

 

電話で相談する

tel:0862393296

 

 

株式会社ミニクルホーム

住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号

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不動産探し・お部屋探しでのご相談はこちらからどうぞ

岡山県知事(3)第5473号

会社概要

株式会社ミニクルホーム

業務内容:

売買仲介・賃貸仲介・管理・賃貸空室対策コンサルタント・内装リフォーム保険代理店 

住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号

JR岡山駅西口徒歩7分

FAX  :086-239-3323

メールアドレス:minikuru@bc.wakwak.com

しかける賃貸満室マン 城井 仁 (しろい ひとし)

LINEで事前診断

tel:0862393296

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