生活保護受給中に今月中の退去を求められたら最初に何をする?|岡山市の緊急部屋探し
生活保護を受給している最中に、大家さん・管理会社・保証会社などから突然、
「今月中に部屋を出てください」
と言われたら、何から始めればよいのでしょうか。
「あと2週間しかない」
「次に住む部屋が決まっていない」
「引っ越すお金もない」
「生活保護でも新しい部屋を借りられるのか分からない」
このような状況になると、焦ってインターネットで物件を探したり、言われるまま退去の書類へ署名したりしてしまうことがあります。
①「いつまでに・なぜ退去なのか」を書面で確認し、②その日のうちに担当ケースワーカーへ連絡してください。
そのうえで、
ケースワーカーへの相談
↓
転居の必要性・家賃条件・初期費用を確認
↓
不動産会社へ部屋探しを相談
↓
候補物件と見積書を福祉事務所へ確認
↓
審査・契約・引っ越し
という順番で進めるのが基本です。
まず「今月中に退去」の意味を確認する
同じ「今月中に出てください」という言葉でも、状況によって意味が大きく違います。
| 状況 | 最初に確認すること |
|---|---|
| 大家さんから口頭で言われた | 退去理由・退去希望日・正式な通知なのかを書面で確認 |
| 管理会社から通知が届いた | 通知内容・退去期限・契約解除理由を確認 |
| 家賃滞納がある | 滞納額・保証会社・契約解除通知の有無を確認 |
| 更新しないと言われた | 普通借家・定期借家など契約内容を確認 |
| 建物の取り壊し・大家都合 | 退去理由、期限、立ち退き条件などを確認 |
| 裁判所から書類が届いた | 書類を放置せず、ケースワーカーや法律相談先へ早急に相談 |
「今月中に出てください」と言われただけで、どのケースでも必ず今月末に退去しなければならないとは限りません。
普通借家、定期借家、家賃滞納による契約解除、合意解約、裁判所の手続きなどによって状況が変わります。
まず契約書と届いた通知を確認し、分からない場合は自己判断で書類へ署名せず、専門家へ相談してください。
最優先①|退去期限が分かる書類を集める
ケースワーカーや不動産会社へ相談するとき、
「今月中に出ないといけません」
だけでは、現在の状況を正確に判断できないことがあります。
手元にある次の資料を集めましょう。
- 賃貸借契約書
- 退去通知書
- 契約解除通知書
- 大家さん・管理会社からの手紙
- 保証会社からの通知
- 家賃督促状
- SMS・メール・LINEなどの連絡
- 裁判所から届いた書類
- 現在の家賃が分かる書類
- 滞納がある場合は滞納額が分かる書類
「退去理由と希望する退去日を書面またはメールでいただけますか」と確認しておくと、ケースワーカーへ相談するときにも状況を説明しやすくなります。
最優先②|担当ケースワーカーへその日のうちに連絡する
生活保護を受給中なら、次にすることは 担当ケースワーカーへの連絡です。
退去日の数日前になってからではなく、退去を求められたことが分かった段階で連絡しましょう。
ケースワーカーへ伝える内容
- 「今月中に退去を求められています」
- 退去期限は何月何日か
- 誰から退去を求められたか
- 退去理由
- 家賃滞納の有無
- 現在の家賃
- 退去に関する書類があるか
- 次の住居がまだ決まっていないこと
- 引っ越し費用を用意できるか
できれば、
「次の部屋を探す必要があります。住宅扶助の家賃条件と、転居に伴う初期費用について確認したいです」
と伝えると話が進みやすくなります。
最優先③|勝手に今の部屋を解約しない
退去を求められて焦っていると、
「とりあえず解約届を提出しよう」
と考えてしまうことがあります。
しかし、次の住居が決まる前に自分から解約を進めると、 退去日だけが確定して新居が決まらない状態になる可能性があります。
- 次の部屋が決まっていない
- 福祉事務所へ転居相談をしていない
- 住宅扶助の家賃条件を確認していない
- 初期費用が支給対象になるか確認していない
- 新居の保証会社審査を受けていない
この状態で自分から現在の賃貸を解約するのは慎重に判断しましょう。
最優先④|新しい賃貸を勝手に契約しない
反対に、
「退去期限が近いから、とにかく新しい部屋を契約しよう」
という進め方にも注意が必要です。
生活保護受給中の転居では、転居の必要性や住宅扶助、初期費用などについて福祉事務所への確認が必要になる場合があります。
そのため、
物件を探す
↓
候補物件を決める
↓
初期費用見積書を作る
↓
ケースワーカー・福祉事務所へ確認
↓
保証会社・管理会社の審査
↓
契約
という流れを意識してください。
生活保護なら引っ越し費用は出る?
生活保護受給中の転居では、 転居の必要性が認められた場合、賃貸契約や引っ越しに必要な費用が支給対象になることがあります。
たとえば、状況に応じて確認される費用には、
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- 保証会社の初回保証料
- 火災保険料
- 前家賃・日割り家賃
- 鍵交換費用
- 引っ越し業者費用
などがあります。
ただし、 生活保護ならすべての費用が自動的に支給されるわけではありません。
退去理由、転居の必要性、世帯状況、物件条件などを確認したうえで判断されるため、 契約や支払いをする前にケースワーカーへ相談することが重要です。
最優先⑤|ケースワーカーへの相談と同時に不動産会社へ連絡する
退去期限が今月中なら、行政手続きだけを終えてから部屋を探すのではなく、 ケースワーカーへの相談と不動産会社への相談を並行して進める方が現実的です。
不動産会社へは最初から、
「生活保護を受給中です。現在の住居を○月○日までに退去する必要があります。ケースワーカーにも相談しています」
と伝えましょう。
さらに次の情報があると、物件を絞りやすくなります。
- 世帯人数
- 住宅扶助の家賃条件
- 希望エリア
- 入居希望日
- 退去期限
- 保証人の有無
- 緊急連絡先の有無
- 過去の家賃滞納
- 保証会社への未払いの有無
- 車の有無
- 通院先
- 1階など絶対に必要な条件
今月中に退去なら「希望条件を増やしすぎない」
退去期限が1~3週間後の場合、
- 築浅
- 駅徒歩5分以内
- 2階以上
- 南向き
- オートロック
- 独立洗面台
- 広い間取り
など、すべての希望を満たそうとすると候補が少なくなる場合があります。
緊急時には、まず次の条件を優先します。
- 生活保護で相談できる
- 住宅扶助など家賃条件に合う
- 保証会社の審査に進める
- 入居可能日が退去日に間に合う
- 緊急連絡先など契約条件を満たせる
- 通院・買い物など生活を続けられる
その後に築年数や設備条件を比較します。
今月中の退去で今日やること|チェックリスト
退去理由が「家賃滞納」の場合
家賃滞納が原因で退去を求められている場合は、新しい部屋の審査にも注意が必要です。
特に家賃保証会社を利用していた場合は、
- 以前利用していた保証会社
- 滞納した期間
- 滞納額
- 保証会社が立て替えているか
- 現在も未払いが残っているか
- 保証会社から請求が続いているか
を分かる範囲で整理しておきましょう。
以前の保証会社への未払いが残っている場合、次の物件で利用する保証会社によって審査へ影響する可能性があります。
申込みを何件も繰り返す前に、不動産会社へ過去の状況を伝えておくことをおすすめします。
退去まで7日しかない場合は?
退去まで1週間しかない場合は、通常よりさらに急ぐ必要があります。
ただし、 「時間がないから確認せず契約する」ことは避けてください。
ケースワーカーへ、
「退去まであと7日で、新しい住居が決まっていません」
と具体的に伝えてください。
不動産会社にも、
- 退去日
- 最短の入居希望日
- 福祉事務所へ相談済みか
- 家賃条件
- 保証人・緊急連絡先
を伝え、即入居を相談できる物件を優先して確認します。
退去日までに次の部屋が決まらなさそうな場合
部屋探しを進めても、
- 保証会社の審査が通らない
- 住宅扶助内の物件が見つからない
- 緊急連絡先を用意できない
- 初期費用の確認に時間がかかる
- 入居可能日が間に合わない
などの理由で、退去日に間に合わない可能性があります。
その場合は、 退去日の前にケースワーカーへ「住む場所がなくなる可能性がある」と伝えてください。
「まだ物件を探しています」だけではなく、
- 何件相談したか
- 審査中の物件があるか
- 審査に落ちたか
- 何が問題になっているか
- 退去まであと何日か
まで伝えると、現在の緊急性を共有しやすくなります。
裁判所から書類が届いている場合は放置しない
大家さんや保証会社からの督促だけではなく、 裁判所から訴状・期日呼出状などの書類が届いている場合は放置しないでください。
通常の部屋探しとは別に、法律上の対応が必要になる可能性があります。
担当ケースワーカーへ書類が届いていることを伝えたうえで、必要に応じて弁護士・法テラスなど法律の専門窓口への相談も検討してください。
大家さんから「今月中に出て」と言われたら必ず退去?
必ずしも、口頭で言われた日付どおりに直ちに退去しなければならないとは限りません。
賃貸借契約の種類、退去理由、家賃滞納の状況、契約解除の手続き、裁判所の手続きなどによって変わります。
特に普通借家契約で貸主側の事情から退去を求められている場合と、家賃滞納などを理由として契約解除の手続きが進んでいる場合では状況が異なります。
「退去を求められた=今日から住む権利がなくなる」と自己判断しないことが大切です。
一方で、通知を無視して何もしないのもおすすめできません。
退去理由と契約内容を確認しながら、住まいを失わないための準備をすぐに始めましょう。
岡山市で生活保護を受給している場合の相談先
岡山市で生活保護を受給中の方は、現在の住所を担当する福祉事務所・ケースワーカーへ相談します。
- 北区中央福祉事務所
- 北区北福祉事務所
- 中区福祉事務所
- 東区福祉事務所
- 南区西福祉事務所
- 南区南福祉事務所
どこが担当か分からない場合は、住所を伝えて岡山市へ確認してください。
すでに生活保護を受給している方は、まず担当ケースワーカーへ 「今月中の退去を求められた」 と伝えるのが最優先です。
よくある質問
Q.今月中に退去と言われました。最初に物件を探せばいいですか?
物件探しも早く始める必要がありますが、まず退去期限と理由を確認し、担当ケースワーカーへその日のうちに連絡してください。そのうえで不動産会社への相談を並行して進めるのがおすすめです。
Q.次の部屋が決まる前に解約届を書いても大丈夫ですか?
慎重に判断してください。新居が決まらないまま現在の契約だけ終了すると、住む場所を失う可能性があります。契約状況を確認し、ケースワーカー等へ相談してください。
Q.生活保護なら引っ越し費用は全部出ますか?
すべての転居費用が自動的に支給されるわけではありません。転居の必要性や費用の内容などを福祉事務所が確認します。契約・支払い前に担当ケースワーカーへ確認してください。
Q.退去まで2週間しかなくても相談できますか?
相談できます。むしろ早く相談してください。退去期限、住宅扶助、保証会社、初期費用、入居可能日を同時に確認して進めます。
Q.家賃滞納が原因でも次の部屋を借りられますか?
借りられる可能性はあります。ただし、以前利用した保証会社や現在の未払い状況が次の審査へ影響する場合があります。不動産会社へ分かる範囲で伝えてください。
Q.保証人がいなくても探せますか?
保証会社を利用して保証人なしで相談できる物件があります。ただし、緊急連絡先を求められる場合があります。
まとめ|「今月中に退去」と言われたら今日から動く
生活保護受給中に今月中の退去を求められた場合、一番避けたいのは、
何もしないまま退去日を迎えること
です。
一方で、焦って勝手に新しい部屋を契約したり、現在の部屋を解約したりすることにも注意が必要です。
まず、
- 退去期限と退去理由を確認する
- 契約書・退去通知などを集める
- その日のうちにケースワーカーへ連絡する
- 住宅扶助・転居費用を確認する
- 不動産会社へ同時に部屋探しを相談する
- 候補物件の見積書を作成する
- 福祉事務所の確認と賃貸審査を進める
という順番で進めてください。
「まだ次の部屋が決まっていない段階」でも不動産会社へ相談して大丈夫です。
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今月中の退去でお困りの方へ
ミニクルホームでは、岡山市を中心に、生活保護受給中・申請中の方のお部屋探しをご相談いただけます。
「今月末までに退去しないといけない」
「次の部屋がまだ決まっていない」
「家賃滞納がある」
「初期費用がない」
「保証人がいない」
「保証会社の審査が心配」
という場合も、まず現在の状況をお知らせください。
退去期限・住宅扶助・保証会社・初期費用などを整理しながら、現実的に相談できる物件を確認していきます。
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※賃貸借契約の解除・退去義務の有無は、契約内容や退去理由、通知内容、裁判手続き等によって異なります。法律上の判断が必要な場合は弁護士・法テラス等へご相談ください。生活保護の住宅扶助、転居費、初期費用等の支給可否は福祉事務所が個別に判断します。賃貸審査の通過を保証するものではありません。
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