「岡山に空き家があるけど、台風のときに瓦が飛ばないか心配」
「庭木が大きくなっていて、強風で倒れたらどうなるの?」
「空き家の屋根や外壁が近所に被害を出したら、所有者の責任になるの?」
このような不安はありませんか?
岡山でも、台風や強風、大雨の時期になると、空き家の屋根、瓦、雨樋、外壁、庭木、ブロック塀などのトラブルが起こりやすくなります。
人が住んでいる家なら、屋根の異変や雨漏り、庭木の傾きに早く気づけます。
しかし空き家の場合、数か月見に行かないうちに建物の劣化が進んでいることがあります。
その状態で台風が来ると、瓦や屋根材が飛ぶ、雨樋が外れる、庭木が倒れる、外壁材が落ちるといった危険があります。
もしそれが隣の家、車、通行人に被害を与えた場合、所有者が損害賠償責任を問われる可能性もあります。
この記事では、岡山で空き家を所有している方に向けて、台風時に起こりやすいトラブル、所有者責任、火災保険の注意点、台風前に確認すべき管理ポイントを、岡山市の不動産会社ミニクルホームがわかりやすく解説します。
※この記事は一般的な情報提供です。個別の損害賠償責任や保険金支払いの可否については、弁護士・保険会社・専門業者へ確認してください。
台風シーズンに空き家で起こりやすいトラブル
台風や強風の時期に、空き家で起こりやすいトラブルは次のようなものです。
1. 瓦・屋根材の飛散
古い木造住宅や築年数の経った空き家では、瓦や屋根材がずれていることがあります。
普段は目立たなくても、台風の強風で一気に飛ばされることがあります。
飛んだ瓦が隣の家の屋根、窓、車、カーポート、通行人に当たると、大きな事故につながる可能性があります。
特に、長期間点検していない空き家は注意が必要です。
2. 雨樋・外壁材の落下
雨樋が外れかけている、外壁材が浮いている、軒天が傷んでいる状態も危険です。
台風の風で部材が外れ、道路や隣地へ落下することがあります。
雨樋や外壁材は軽く見られがちですが、強風で飛ぶと近隣トラブルにつながります。
3. 庭木・大枝の倒木や飛散
空き家の庭木が大きくなりすぎている場合も注意が必要です。
強風で大枝が折れたり、木そのものが倒れたりすると、
・隣の家の屋根を傷つける
・車に当たる
・道路をふさぐ
・電線にかかる
・通行人に危険が及ぶ
といった問題が起こることがあります。
特に、腐った木、傾いている木、根元が弱っている木は早めに確認しておきましょう。
4. ブロック塀・門扉・フェンスの倒壊
古いブロック塀やフェンス、門扉も台風時に危険です。
強風や大雨で倒れたり、道路側に傾いたりすると、近隣や通行人に被害が出る可能性があります。
古い実家や相続空き家では、塀や外構が長年そのままになっていることも多いため、台風前の点検が大切です。
5. 雨漏り・室内被害
台風時は横殴りの雨になることもあり、普段の雨では問題がなかった家でも雨漏りすることがあります。
空き家の場合、雨漏りに気づくのが遅れやすく、天井、壁、床、畳、押し入れ、家具などが傷んでしまうことがあります。
雨漏りを放置すると、カビ、木部の腐食、シロアリ被害につながることもあります。
瓦や倒木で被害が出たら所有者の責任になる?
結論から言うと、空き家の瓦、屋根材、外壁、庭木などが原因で第三者に損害を与えた場合、所有者が責任を問われる可能性があります。
たとえば、
・空き家の瓦が飛んで隣家の窓を割った
・屋根材が飛んで駐車中の車を傷つけた
・庭木が倒れて隣の家の塀を壊した
・外壁材が落ちて通行人にけがをさせた
・老朽化したブロック塀が倒れて道路をふさいだ
このような場合です。
ただし、すべてのケースで必ず所有者が賠償責任を負うと決まっているわけではありません。
台風の規模、建物の管理状態、事前に危険が予測できたか、点検や補修をしていたか、保険の内容などによって判断が変わります。
大切なのは、「空き家だから仕方ない」では済まない場合があるということです。
民法上の「土地工作物責任」とは?
空き家の所有者責任でよく関係するのが、民法717条の土地工作物責任です。
簡単にいうと、建物や塀、屋根などの設置や保存に問題があり、それが原因で他人に損害を与えた場合、占有者や所有者が責任を負う可能性があるという考え方です。
空き家で考えると、
・屋根が傷んでいた
・瓦がずれていた
・外壁材が剥がれかけていた
・ブロック塀が傾いていた
・庭木が腐って倒れそうだった
・雨樋や看板が外れかけていた
このような状態を放置していて、台風で被害が出た場合、管理不足を問われる可能性があります。
特に、以前から近所に指摘されていた、見た目で危険がわかる状態だった、長期間点検していなかったという場合は注意が必要です。
「台風だから仕方ない」で済まないこともある
台風は自然災害です。
そのため、想定を超える暴風や大雨で被害が起きた場合、所有者だけに責任があるとは言い切れないケースもあります。
しかし、空き家の管理状態が悪かった場合は別です。
たとえば、
・何年も屋根を点検していない
・瓦がずれているのを放置していた
・庭木が隣地へ大きくはみ出していた
・腐った木をそのままにしていた
・外壁や雨樋が外れかけていた
・近所から危ないと言われていた
・行政から指導を受けていた
このような状態で被害が出ると、「台風だったから仕方ない」だけでは済まない可能性があります。
所有者として、台風前にできる範囲の点検や管理をしておくことが大切です。
岡山市で注意したい管理不全空家の状態
岡山市でも、空き家の適切な管理は重要です。
管理状態が悪く、周辺に危険を及ぼすおそれがある空き家は、管理不全空家や特定空家として指導・勧告などの対象になる可能性があります。
特に台風シーズン前に注意したいのは、次のような状態です。
・屋根の変形がある
・屋根ふき材が破損している
・外装材が剥がれかけている
・雨樋が壊れている
・看板や設備が外れかけている
・外壁材が落下しそう
・立木の大枝が折れそう
・庭木が腐っている
・立木の枝が道路や隣地にはみ出している
・ブロック塀や門扉が傾いている
・雨漏りの跡がある
こうした状態を放置すると、台風時の飛散・落下・倒木リスクが高くなります。
火災保険・風災補償で注意したいこと
「台風で瓦が飛んでも、火災保険があるから大丈夫」と考える方もいます。
しかし、空き家の場合は注意が必要です。
確認したい保険のポイント
・現在の火災保険が空き家状態でも有効か
・風災補償が付いているか
・屋根、外壁、雨樋の被害が対象になるか
・隣家や通行人への損害賠償に対応できる特約があるか
・空き家になったことを保険会社に伝えているか
・老朽化や経年劣化は対象外にならないか
・保険金が出る場合の免責金額はいくらか
空き家になっていることを保険会社に伝えていない場合、契約内容によっては思ったように補償されない可能性があります。
また、台風による被害であっても、原因が老朽化や管理不足と判断されると、保険金の対象外になることもあります。
台風シーズン前に、保険証券を確認し、不安があれば保険会社や代理店に確認しましょう。
台風前にやるべき空き家チェックリスト
岡山で空き家を所有している方は、台風シーズン前に次のポイントを確認しておきましょう。
屋根まわり
・瓦がずれていないか
・屋根材が浮いていないか
・棟板金が外れかけていないか
・雨樋が外れていないか
・軒天が傷んでいないか
・屋根の一部が落ちそうになっていないか
屋根は自分で上がると危険です。
無理に確認せず、下から見える範囲で確認し、異常があれば専門業者に相談しましょう。
外壁・窓まわり
・外壁材が浮いていないか
・ひび割れがないか
・窓ガラスが割れていないか
・雨戸やシャッターが閉まるか
・看板や設備が外れかけていないか
・給湯器や室外機がぐらついていないか
庭木・敷地まわり
・庭木が大きく傾いていないか
・大枝が折れそうになっていないか
・枝が隣地や道路にはみ出していないか
・腐った木がないか
・鉢植えや物干し台が飛ばされそうでないか
・トタン、板、脚立、廃材などが放置されていないか
ブロック塀・フェンス
・ブロック塀が傾いていないか
・ひび割れがないか
・フェンスがぐらついていないか
・門扉が外れかけていないか
・道路側に倒れそうでないか
室内
・雨漏りのシミがないか
・天井や壁紙が浮いていないか
・窓まわりに水の跡がないか
・床が沈んでいないか
・カビ臭が強くないか
・台風後に水が入った形跡がないか
台風が来る前にしておきたい対策
点検して危険な箇所があれば、台風が来る前にできる範囲で対策しましょう。
1. 飛びそうな物を片付ける
敷地内にある廃材、植木鉢、物干し台、古いトタン、看板、脚立などは、強風で飛ぶ可能性があります。
使っていないものは片付けるか、固定しておきましょう。
2. 庭木を剪定する
隣地や道路にはみ出している枝、大きく伸びた枝、折れそうな枝は、早めに剪定しておくと安心です。
高木や太い枝は危険なので、無理に自分で作業せず専門業者に相談しましょう。
3. 屋根・雨樋の異常を専門業者に確認してもらう
瓦のずれや雨樋の破損は、素人判断が難しいです。
台風直前では業者も混み合うため、早めの確認がおすすめです。
4. ポスト・郵便物を整理する
ポストに郵便物やチラシが溜まっていると、空き家だとわかりやすくなります。
防犯面でも良くないため、定期的に確認しましょう。
5. 火災保険の内容を確認する
保険証券を確認し、風災補償や第三者への賠償に関する補償があるか確認しましょう。
空き家になっている場合は、保険会社への届出が必要かどうかも確認しておくと安心です。
台風後に確認すべきこと
台風が通過した後も確認が必要です。
遠方に住んでいる方は、すぐ現地に行けないこともありますが、できるだけ早めに状況確認を行いましょう。
台風後の確認ポイント
・瓦や屋根材が飛んでいないか
・雨樋が外れていないか
・外壁材が落ちていないか
・庭木が倒れていないか
・枝が道路や隣地に落ちていないか
・窓ガラスが割れていないか
・雨漏りしていないか
・近隣から連絡が来ていないか
・道路や隣地に被害を出していないか
・保険会社へ連絡が必要か
被害がある場合は、写真を撮って記録しておきましょう。
保険申請や修繕見積もりの際に役立つことがあります。
県外・遠方在住の場合はどうする?
岡山に空き家があるけれど、所有者は県外に住んでいるというケースも多いです。
この場合、台風前後の確認が難しくなります。
特に、
・岡山市に実家がある
・親が施設に入り空き家になった
・相続したが県外に住んでいる
・兄弟で誰も近くにいない
・草刈りや庭木管理ができない
・台風後にすぐ見に行けない
このような場合は、地元の不動産会社や管理業者に空き家管理を相談する方法があります。
写真付きで報告を受けられれば、遠方でも状況を把握しやすくなります。
管理を続けるか、売却するかも考えるタイミング
台風シーズンは、空き家の今後を考えるきっかけにもなります。
もし毎年、
・台風のたびに心配になる
・草刈りや庭木管理が負担
・固定資産税だけ払い続けている
・修繕費をかけるか迷っている
・県外で管理できない
・近隣から苦情が来ないか不安
・誰も住む予定がない
という状態であれば、空き家をこのまま持ち続けるべきか、売却を検討するべきかを整理するタイミングかもしれません。
空き家は、管理すれば維持できます。
しかし、管理費、固定資産税、修繕費、保険料はかかり続けます。
今後使う予定がない場合は、早めに査定や売却相談をしておくと安心です。
岡山の空き家管理・台風前点検・売却相談はミニクルホームへ
ミニクルホームでは、岡山市を中心に、倉敷市、玉野市、瀬戸内市、備前市、総社市など、岡山周辺の空き家相談に対応しています。
たとえば、
・台風前に空き家の状態を確認したい
・瓦や屋根材が飛ばないか心配
・庭木が倒れないか不安
・県外に住んでいて見に行けない
・空き家管理を相談したい
・このまま管理するか売却するか迷っている
・相続した実家を売れるか知りたい
・古い家でも現状渡しで売れるか相談したい
このようなご相談も大丈夫です。
いきなり売却を決める必要はありません。
まずは現状を確認し、管理・修繕・売却・賃貸活用のどれが現実的か、一緒に整理していきましょう。
まとめ|台風前の空き家点検は、所有者を守るためにも大切
岡山で空き家を所有している方は、台風シーズン前の点検がとても大切です。
瓦、屋根材、外壁、雨樋、庭木、ブロック塀などが傷んだ状態で放置されていると、台風時に飛散・落下・倒木が起こる可能性があります。
もし近隣住宅、車、通行人などに被害を与えた場合、所有者が損害賠償責任を問われる可能性もあります。
台風前には、
・屋根や瓦の状態
・雨樋や外壁の破損
・庭木や大枝の状態
・ブロック塀やフェンス
・敷地内の飛びそうな物
・火災保険や風災補償
・台風後の確認体制
を確認しておきましょう。
遠方に住んでいて見に行けない場合は、地元の不動産会社へ空き家管理を相談するのも一つの方法です。
岡山の空き家管理、台風前点検、売却相談でお困りの方は、ミニクルホームへお気軽にご相談ください。
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ミニクルホームでは、岡山市を中心に、空き家管理、現地確認、売却相談、賃貸活用、リフォーム相談に対応しています。
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このような方は、LINE・電話・問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
まずは現状確認から、無理のない方法を一緒に考えていきましょう。
FAQ
Q. 台風で空き家の瓦が飛んだら、所有者の責任になりますか?
状況によります。想定を超える自然災害の場合もありますが、瓦のずれや屋根の傷みを長期間放置していたなど、管理不足がある場合は、所有者が責任を問われる可能性があります。
Q. 庭木が倒れて隣の家を壊した場合はどうなりますか?
庭木の腐食や傾き、大枝の放置など、事前に危険を予測できる状態だった場合は、所有者の管理責任が問題になる可能性があります。早めの剪定や伐採相談が大切です。
Q. 空き家でも火災保険は使えますか?
契約内容によります。空き家になっていることを保険会社に伝えているか、風災補償があるか、第三者への損害賠償に対応できる特約があるかを確認しましょう。
Q. 台風前に何を確認すればいいですか?
屋根、瓦、雨樋、外壁、庭木、ブロック塀、フェンス、敷地内の飛びそうな物、ポスト、保険内容を確認しましょう。危険な屋根点検は無理に自分で行わず、専門業者に相談してください。
Q. 県外に住んでいて岡山の空き家を確認できません。相談できますか?
はい、相談できます。岡山に空き家があり、遠方で見に行けない方も、現地確認や空き家管理、売却相談についてご相談いただけます。
Q. 台風が来るたびに不安です。売却相談だけでもできますか?
はい、できます。すぐに売却を決める必要はありません。管理を続ける場合の費用、売却した場合の可能性、現状渡しや買取の選択肢を比較できます。
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