【岡山市】生活保護で長期入院することになったら今の賃貸は残せる?解約判断の前に確認すること
岡山市で生活保護を受給しながら賃貸住宅で一人暮らしをしていて、病気やけが、精神疾患などによって長期入院することになった場合、
「住んでいない部屋の家賃はどうなるの?」
「生活保護ならアパートを解約しないといけない?」
「退院したときに戻る家を残しておける?」
と不安になる方は多いと思います。
特に単身世帯では、現在のアパートを解約すると、
- 家具・家電をどこへ置くか
- 退院後にどこへ住むか
- もう一度賃貸審査を受けられるか
- 保証人・緊急連絡先を準備できるか
- 新居の初期費用をどうするか
という別の問題が一気に発生します。
生活保護受給中に長期入院することになった場合でも、「長期入院=すぐ賃貸を解約」と自己判断しないことが重要です。
まず担当ケースワーカーへ、
- 入院した日
- 現在予想されている入院期間
- 退院予定・退院見込み
- 現在の家賃
- 現在の賃貸へ退院後戻る予定か
- 住宅扶助がどうなるか
- 代理納付を利用しているか
住宅を残すか解約するかは、住宅扶助の確認・退院見込み・家財・退院後の住まいまで考えて決めましょう。
入院したら最初にケースワーカーへ連絡する
入院が決まったら、まず担当ケースワーカーへ連絡します。
特に、
- 緊急入院した
- 1か月以上になる可能性がある
- 退院時期がまだ分からない
- 数か月の入院と言われた
- 精神科への長期入院になった
- リハビリ病院へ転院する
場合は早めに状況を共有しましょう。
生活保護では入院によって生活扶助の算定方法が変わることがあります。
また、単身世帯の場合は現在の住居を維持する必要性についても確認が必要になるため、
「退院したら今のアパートへ戻りたいです」
という本人の意向も伝えておきましょう。
「何か月入院したら絶対解約」という考え方は避ける
インターネットでは、
「○か月入院すると住宅扶助が止まる」
という情報を見ることがあります。
しかし実際には、
- 入院予定期間
- 退院見込み
- 病状
- 世帯構成
- 現在の住宅の必要性
- 退院後の生活場所
などを確認する必要があります。
自分で期限を決めて解約するのではなく、担当ケースワーカーへ「いつまで現在の住居を維持できるのか」を具体的に確認してください。
短期間で退院予定なら今の部屋を残すメリットが大きい
例えば手術や治療、リハビリなどで一定期間入院するものの、
退院後は現在のアパートへ戻って生活する予定
であれば、現在の住宅を残しておくメリットがあります。
- 退院後すぐ自宅へ戻れる
- 新しい部屋を探さなくてよい
- 新たな保証会社審査が不要
- 新居の初期費用が不要
- 家具・家電を移動しなくてよい
- 住所変更の手間が少ない
などです。
特に、生活保護・高齢・障害・保証人なし・緊急連絡先なしなどの事情がある方は、一度現在の賃貸を解約すると、退院後の部屋探しに時間がかかる可能性があります。
反対に長期化が見込まれるなら早めの確認が必要
主治医から、
- 退院時期が全く分からない
- 長期間の療養が必要
- 退院後は施設入所になる可能性が高い
- 現在の部屋へ戻るのが身体的に難しい
と言われている場合は、現在の賃貸を長期間維持するかについて早めにケースワーカーへ相談しましょう。
大切なのは、
「家賃がもったいないから解約する」だけで判断しないこと
です。
退院後に再び一般賃貸が必要になれば、新しい部屋を確保する費用・時間・審査が必要になります。
ケースワーカーへ聞きたい7つの質問
② 住宅扶助は今後どうなりますか?
③ いつ頃まで住宅を維持できるか確認が必要ですか?
④ 退院予定が変わったら、いつ連絡すればいいですか?
⑤ 代理納付はそのまま継続しますか?
⑥ 長期化した場合、家財はどうすればいいですか?
⑦ 解約する場合、退院後の住居についていつから相談できますか?
ケースワーカーへの伝え方
退院時期が分からない場合は、
と伝えると分かりやすくなります。
代理納付を利用している場合はどうなる?
現在の家賃を福祉事務所から大家さん・管理会社へ直接支払う代理納付を利用している場合は、
入院したからといって自分の判断で代理納付を止めない
ことが重要です。
ケースワーカーへ、
- 代理納付は継続されるか
- 変更手続きが必要か
- いつの家賃まで支払われるのか
を確認してください。
生活扶助は入院によって変わることがある
生活保護受給中の方が一定期間入院すると、通常の居宅生活を前提とした生活扶助から、入院患者日用品費を基準とする取扱いへ変わる場合があります。
そのため、
「入院前と同じ保護費がそのまま振り込まれる」
とは限りません。
入院後に自分で支払う必要がある、
- 携帯電話
- 家財関係費用
- 現在の賃貸の家賃以外の費用
- 保険等
がある場合は、入院後の家計も確認しておきましょう。
共益費・水道料・月額保証料はどうなる?
現在の賃貸を残す場合、家賃以外の月額費用にも注意してください。
例えば、
共益費 3,000円
定額水道料 2,000円
月額保証料 600円
24時間サポート 1,100円
という物件の場合です。
入院して部屋を使用していなくても、賃貸契約が続いている限り契約上の月額費用が発生する場合があります。
そのため、
- 水道料は継続か
- 定額水道料を止められるか
- 月額保証料は続くか
- サポート料は継続か
を管理会社へ確認しましょう。
電気・ガス・水道は止めてもいい?
長期入院の場合、使用していない電気・ガス・水道を止めたいと思うことがあります。
しかし、完全に停止してよいかは住居の状態も考えて判断します。
例えば、
- 冷蔵庫に食品がある
- 冬季の凍結対策が必要
- 給湯器の管理が必要
- 定期的に家族・支援者が室内確認する
などの事情があります。
長期間不在にする場合は、管理会社へも連絡しておくと安心です。
長期不在は管理会社へ伝えた方がいい?
賃貸借契約書に、
「長期間不在にする場合は管理会社へ連絡すること」
などの規定がある場合があります。
入院が長期になる場合は、賃貸借契約書を確認し、
- 管理会社
- 大家さん
- 緊急連絡先
へどこまで連絡が必要か確認してください。
病名など必要以上の医療情報を伝える必要はありません。
「長期不在になる予定です」
と、賃貸管理上必要な範囲で伝えればよいでしょう。
郵便物はどうする?
長期入院中でも、
- 管理会社からの通知
- 保証会社更新通知
- 火災保険更新
- 市役所からの郵便
などが現在の住所へ届く可能性があります。
郵便受けが満杯になると長期不在だと分かりやすくなるため、
- 信頼できる家族等に確認してもらう
- 支援者と相談する
- 郵便物の管理方法を検討する
などの対策も考えましょう。
家賃を払っているのに大家さんから解約される?
入院しているという理由だけで、大家さんが自由に賃貸借契約を終了できるとは一概に言えません。
しかし、
- 長期間連絡が取れない
- 家賃滞納が発生した
- 契約上必要な連絡をしていない
など別の問題が発生すると、トラブルになる可能性があります。
入院中だからこそ、
家賃支払い・管理会社との連絡・郵便物を放置しないこと
が重要です。
解約を考える前に「退院後どこへ住むのか」を決める
長期入院になると、
「部屋を使っていないから解約しよう」
と思うかもしれません。
しかし解約前に、
退院後の住居
を必ず考えてください。
選択肢として、
- 現在の賃貸へ戻る
- 別の一般賃貸を探す
- 家族宅へ戻る
- グループホーム等を検討する
- 高齢者施設等を検討する
などがあります。
現在の部屋を解約してから、
「やっぱり退院後は一人暮らしをしたい」
となると、新たな部屋探しが必要です。
退院後に新しい賃貸を探す場合の問題
新居を探す場合は、改めて、
- 住宅扶助の家賃条件
- 保証会社審査
- 大家さん・管理会社の承認
- 緊急連絡先
- 初期費用
- 引越し費用
- 家具・家電
を確認することになります。
特に入院期間が長かった方の場合は、
- 体力が落ちている
- 階段が難しい
- 通院先が変わった
- 介護サービスが必要
など、入院前と部屋選びの条件が変わっていることもあります。
今の部屋が退院後の身体状況に合うかも確認する
例えば、
入院前は2階の階段でも問題なかったものの、退院後は歩行が難しくなった場合、
- 1階
- エレベーター付き
- 段差が少ない
- 病院に近い
- スーパーが近い
- バス停が近い
部屋の方が生活しやすい可能性があります。
現在の部屋を残せるかだけでなく、退院後も本当に住める部屋なのか
という視点も大切です。
精神科への長期入院の場合
精神科病院へ長期間入院する場合も基本的な考え方は同じです。
退院後の住居について、
- 現在のアパートへ戻れるか
- 一人暮らしを続けられるか
- 訪問看護等の支援が必要か
- 通院しやすいか
- グループホーム等が適しているか
を病院の精神保健福祉士・医療ソーシャルワーカー、ケースワーカー等と相談しておきましょう。
病院の医療ソーシャルワーカーにも相談する
病院によっては、
- 医療ソーシャルワーカー
- 精神保健福祉士
- 退院支援担当者
が配置されています。
退院後の住居について不安がある場合は、
ケースワーカーだけでなく病院の退院支援担当者にも「現在の住居を残せるか確認中」と共有
しておくと、退院支援を進めやすくなります。
今の賃貸を解約する場合は解約予告を確認
ケースワーカー等と相談した結果、現在の賃貸を解約する場合は賃貸借契約書を確認します。
特に、
- 解約予告1か月前
- 解約予告2か月前
- 月途中解約の日割り
- 短期解約違約金
- 退去立会い
などです。
入院中だからといって、
「今日電話したから今日で家賃終了」
になるとは限りません。
入院中に退去立会いができない場合
本人が病院から外出できない場合は、
- 退去立会いをどうするか
- 鍵をどう返すか
- 代理人対応が可能か
- 家財をどうするか
について管理会社へ相談する必要があります。
本人以外が勝手に契約を解約したり、家財を処分したりしないよう注意しましょう。
一番大きな問題は家具・家電
単身者が現在の賃貸を解約すると、
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- テレビ
- ベッド
- 布団
- 衣類
- 生活用品
- 思い出の品
などをどうするか決めなければなりません。
選択肢として、
- 家族等に保管してもらう
- トランクルーム等を検討する
- 必要な物だけ残す
- 不要品を処分する
などがあります。
ただし有料の保管・処分サービスを利用する場合は、生活保護での費用取扱いを自己判断せず、事前にケースワーカーへ相談してください。
退去費用も忘れない
現在の賃貸を解約すると、
- ハウスクリーニング費
- 原状回復費
- 鍵紛失費
- 短期解約違約金
- 解約予告不足分
などが請求される可能性があります。
「住宅扶助が終わるなら、とにかく早く解約」
と慌てると、別の費用が大きくなる場合があります。
契約書・重要事項説明書・特約を確認してください。
退院時に家がなければ新居の相談を早めに始める
現在の部屋を解約することになった場合は、
退院直前になってから部屋探しを始めるのではなく、退院の可能性が見えてきた段階からケースワーカー・病院・不動産会社で相談
しておくことをおすすめします。
退院後の住居がない場合について、生活保護の実施要領上も転居時の敷金等を相談できる場合があります。
ただし支給の可否・金額は個別判断となるため、先に新居を契約・支払いしないよう注意してください。
退院までに新しい家が決まらなかったら?
「退院日が決まったのに、まだアパートがない」
という場合は、
- 担当ケースワーカー
- 医療ソーシャルワーカー・退院支援担当
- 不動産会社
へ同時に相談しましょう。
住居がないことだけを理由に、自由に入院期間を延ばせるとは限りません。
医療上の退院判断と住居探しを並行して進めることが重要です。
解約前チェックリスト
□ 主治医へ退院見込みを確認した
□ ケースワーカーへ入院を連絡した
□ 住宅扶助について確認した
□ 現在の部屋を残せるか確認した
□ 退院後に現在の部屋へ戻るか考えた
□ 退院後の身体状況を確認した
□ 管理会社へ長期不在の届出が必要か確認した
□ 代理納付を確認した
□ 家財の保管方法を確認した
□ 解約予告期間を確認した
□ 短期解約違約金を確認した
□ 退去費用を確認した
□ 退院後の住居候補を確認した
□ 新居が必要なら初期費用をケースワーカーへ確認した
こんな判断は避けよう
② 「○か月以上なら必ず解約」とネット情報だけで判断する
③ ケースワーカーへ相談せず家賃支払いを止める
④ 代理納付を本人判断で止める
⑤ 退院後の住居を決めず現在の部屋を解約する
⑥ 家具・家電を家族等が勝手に処分する
⑦ 退院直前まで新居探しをしない
よくある質問
Q.生活保護で長期入院したらアパートは必ず解約ですか?
入院したからといって、その時点ですぐ解約すると決める必要はありません。入院予定期間、退院見込み、現在の住居を維持する必要性、住宅扶助の取扱いなどを担当ケースワーカーへ確認してください。
Q.何か月までなら部屋を残せますか?
一律に自分で期間を判断するのは避けましょう。入院が長期化した場合は住宅扶助の継続可否について確認が必要になります。予定していた退院日が延びた場合も、すぐケースワーカーへ連絡してください。
Q.1か月くらいの入院予定です。解約した方がいい?
退院後に現在の部屋へ戻る予定なら、解約によって新居確保・家具移動・初期費用等の負担が生じます。まずケースワーカーへ現在の住居を維持できるか確認しましょう。
Q.退院時期が全く分かりません。
主治医・病院の退院支援担当と状況を確認し、その内容をケースワーカーへ伝えてください。退院見込みが変わった場合も随時共有しましょう。
Q.代理納付の家賃は入院中も払われますか?
入院期間や住宅扶助の認定状況によって確認が必要です。本人判断で支払いを止めたりせず、担当ケースワーカーへ確認してください。
Q.入院中なので部屋を全く使っていません。それでも共益費は払う?
賃貸契約が継続している場合、共益費など契約上の月額費用が発生することがあります。契約書・管理会社へ確認してください。
Q.精神科へ長期入院します。
精神科への入院でも、退院見込みと退院後の住居を早めに整理することが大切です。精神保健福祉士や退院支援担当者、ケースワーカーとも相談しましょう。
Q.今の部屋を解約したら退院後の新居費用は出ますか?
退院時に帰る住居がなく、転居の必要性が認められる場合には、必要な初期費用等を相談できることがあります。ただし、現在の部屋を自分の判断で解約したことによって新居費用が必ず認められるとは限りません。解約前にケースワーカーへ相談してください。
Q.退院後は施設に入る予定です。
施設入所が確定している場合は、現在の賃貸をどの時点で解約するか、家財をどうするかをケースワーカー・病院・施設側と相談してください。
Q.大家さんから「長期入院なら解約してください」と言われました。
まず現在の賃貸借契約書と大家さん・管理会社から届いた書面を確認してください。本人が解約に同意する前に、ケースワーカーへ状況を共有し、不明な点や契約上の争いがある場合は専門相談も検討してください。
まとめ|長期入院では「解約するか」より先に「退院後どこへ戻るか」を決める
岡山市で生活保護受給中に長期入院することになった場合、
住んでいない部屋へ家賃を払うのはもったいない
と考えるのは自然です。
しかし現在の賃貸を解約すると、退院後に再び、
- 部屋探し
- 保証会社審査
- 緊急連絡先
- 初期費用
- 引っ越し
- 家具・家電
という問題が発生します。
① 入院期間を確認
② 退院見込みを確認
③ ケースワーカーへ相談
④ 住宅扶助の継続を確認
⑤ 退院後の生活場所を確認
⑥ 現在の部屋が退院後も適しているか確認
⑦ 家財・退去費用を確認
⑧ それから解約するか判断
が重要です。
「長期入院になったから解約する」のではなく、「退院後の生活まで含めて、現在の住居を残すメリットと解約する必要性を比べる」
という考え方で進めましょう。
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長期入院・退院後の住まいに不安がある方もミニクルホームへ
岡山市で生活保護を受給中で、
「長期入院することになった」
「今のアパートを残せるか分からない」
「ケースワーカーから住宅について確認すると言われた」
「入院中に賃貸を解約するか迷っている」
「退院後に帰る家がない」
「入院前の部屋では身体的に生活できなくなった」
「退院後の新しい賃貸を探したい」
という場合もご相談ください。
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