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「家賃が高いですね」その一言で、頭が真っ白になっていませんか

ケースワーカーさんとの面談で、ふいに「今の家賃、ちょっと高いですね」「住宅扶助の上限を超えています」と言われると、心臓がぎゅっとなりますよね。

「すぐに追い出されるの?」 「引っ越すお金なんてないのに…」 「また審査を受けて、断られたらどうしよう」

そんな不安が一気に押し寄せてくるのは、当然のことです。今の暮らしをやっと整えたところなのに、と感じる方も少なくありません。

でも、まず深呼吸してください。「家賃が高い」と言われたからといって、明日にも家を出なければならない、というわけではありません。順番に進めていけば、岡山市の住宅扶助の範囲内で、落ち着いて暮らせるお部屋を見つけることは十分に可能です。

この記事では、「なぜそう言われるのか」「本当に引っ越さないといけないのか」「費用はどうなるのか」「どう探し直せばいいのか」を、実際の現場の流れに沿って、ひとつずつ整理していきます。


なぜケースワーカーは「家賃が高い」と言うのか

生活保護では、家賃にあたる部分が「住宅扶助(じゅうたくふじょ)」として支給されます。これは、お住まいの地域ごとに上限額が決められています。

つまり、今の家賃がその上限を超えていると、超えた分は支給されず、生活費(生活扶助)を削って自分で払う形になってしまいます。ケースワーカーさんが「家賃が高い」と言うのは、あなたを責めているのではなく、「このままだと生活が苦しくなるので、上限内のお部屋に移りませんか」という案内(これを転居指導/てんきょしどうと呼びます)であることがほとんどです。

立場としては、暮らしを守るための提案、と受け取って大丈夫です。


岡山市の住宅扶助の上限額(家賃の目安)

岡山市は生活保護の地域区分で「2級地-1」にあたります。住宅扶助の上限額(家賃の目安)は、世帯の人数によって次のようになっています。

世帯人数 住宅扶助の上限額(月額・目安)
単身(1人) 37,000円
2人世帯 44,000円
3人以上 上限が上がります(福祉事務所に要確認)

※上記はあくまで一般的な目安です。実際の上限額は、世帯の状況や住まいの面積、特別な事情などによって異なる場合があります。正確な金額は、必ず担当のケースワーカー・福祉事務所にご確認ください。

「今の家賃」と「この上限額」を見比べてみてください。たとえば単身で家賃が4万円なら、3,000円ほど上限を超えている、ということになります。この差が大きいほど、転居をすすめられやすくなります。


「すぐ出ていかないといけない」わけではありません

ここがいちばん不安なところだと思います。結論から言うと、転居指導を受けても、その日のうちに退去を求められることは通常ありません。

一般的には、次のような流れになります。

  • ケースワーカーから「上限内のお部屋を探しましょう」と案内される
  • 次の住まいを探すための一定の期間(猶予)が設けられる
  • 上限内の物件が見つかり、契約・引っ越しの段取りを進める

また、上限を超える金額がわずかである場合や、高齢・障害・通院などの事情で引っ越しがかえって生活の負担になる場合は、すぐの転居を求めず、状況を考慮してもらえることもあります。「どうしても今の場所を離れたくない理由」があるなら、それも遠慮なくケースワーカーに伝えてください。

大切なのは、ひとりで抱え込まず、まず担当者と「どうするか」を相談することです。


探し直しの進め方|あわてず進める5ステップ

ステップ① まずケースワーカーに「上限額」と「期限」を確認する

最初にやるべきは、物件探しではなく確認です。 「住宅扶助の上限はいくらですか」「いつまでに探せばいいですか」「引っ越し費用は出ますか」――この3つを聞いておくと、その後がぐっとスムーズになります。口頭だけでなく、メモを取っておくと安心です。

ステップ② 引っ越し費用(敷金・運搬費など)が出るか確認する

ここは見落としがちですが、とても重要です。 ケースワーカーの転居指導にもとづく引っ越しは、原則として、敷金や引っ越しの運搬費などが「一時扶助」として支給の対象になります。 自己負担ゼロに近い形で動ける可能性があるということです。

ただし、支給される費用の範囲や上限はケースごとに判断されます。岡山市では敷金などの初期費用について一定の上限(目安として単身でおよそ19万円台、2人世帯でおよそ20万円台)が設けられていますが、これも状況によって変わります。必ず事前に、何が・いくらまで出るのかを確認してから動いてください。

ステップ③ 「住宅扶助内で探している」と伝えて物件を探す

不動産会社に相談するときは、最初に「生活保護を利用していて、住宅扶助の上限内(◯◯円以内)で探しています」と正直に伝えるのが、結局いちばんの近道です。

事情を理解している不動産会社なら、上限内かつ生活保護の方も入居しやすい物件を、無駄なく絞り込んでくれます。事情を隠して進めると、内見まで進んでから条件が合わず振り出しに戻る、ということが起こりがちです。

ステップ④ 審査・保証会社の準備をする

「また審査で落ちたら…」という不安は、多くの方が抱えています。ですが、生活保護の方の受け入れに慣れた保証会社や、収入の安定性を理解してくれる物件は確かに存在します。

保証人がいない場合でも、独立系の保証会社を使えるケースが多くあります。緊急連絡先や身元の不安がある場合も、対応の方法はありますので、探し直しの段階で不動産会社に相談しておきましょう。

ステップ⑤ 契約前に、必ずケースワーカーの了承を得る

これは絶対に守ってほしいポイントです。 良い物件が見つかっても、契約のサインをする前に、必ずケースワーカーに「この物件で進めて大丈夫か」を確認してください。

承認を得る前に勝手に契約してしまうと、本来出るはずだった引っ越し費用が支給されなくなることがあります。「申し込み→ケースワーカーに連絡→了承→契約」の順番を守るだけで、防げるトラブルです。


上限内でも“納得できる部屋”を見つける5つのコツ

「上限内なんて、古くて狭い部屋しかないのでは」と思うかもしれません。でも、探し方しだいで選択肢は広がります。

  • 築年数にこだわりすぎない:築古でもリフォーム済みできれいな物件は多くあります。家賃を抑えつつ室内は快適、というケースは珍しくありません。
  • 駅やバス停から少し離れたエリアも見る:岡山市内でも、中心部から少し外れると同じ条件で家賃が下がります。通院や買い物のルートと合うなら有力候補です。
  • 初期費用ゼロ・敷金礼金なしの物件を探す:手元のお金が少なくても動きやすくなります。
  • 管理会社・大家さんの理解がある物件を選ぶ:事情を理解してくれる物件は、入居後も安心して暮らせます。
  • 共益費・駐車場代まで含めて総額で考える:家賃だけでなく、毎月かかる総額で上限内におさまるかを見ると失敗しません。

やってはいけない3つのこと

  1. ケースワーカーの承認前に契約してしまう → 引っ越し費用が出ないリスクがあります。
  2. 事情を隠して部屋探しを進める → 後で条件が合わず、時間も気力も無駄にしてしまいます。
  3. ひとりで抱え込んで動けなくなる → 期限だけが過ぎてしまうのが、いちばんもったいないパターンです。

岡山市で「住宅扶助内の部屋探し」に困ったら

ミニクルホームは、岡山市(北区・中区・南区・東区)と周辺エリアで、生活保護を利用されている方の部屋探しを数多くお手伝いしてきました。

  • 住宅扶助の上限内で、入居しやすい物件をお探しします
  • 担当のケースワーカーさんとの連絡・段取りのご相談にものります
  • 保証人がいない・初期費用が不安、という方の選択肢もご提案します

「家賃が高いと言われたけれど、何から始めればいいかわからない」――その段階からのご相談で大丈夫です。あなたのペースに合わせて、一緒に進めていきます。


■ よくある質問(FAQ)

Q1. 「家賃が高い」と言われたら、すぐに引っ越さないとダメですか? A. 通常、その日のうちの退去を求められることはありません。次の住まいを探すための期間が設けられるのが一般的です。事情によっては、すぐの転居を求められないこともあります。まずは担当のケースワーカーに、期限や進め方を確認しましょう。

Q2. 岡山市の住宅扶助の上限はいくらですか? A. 目安として、単身で月37,000円、2人世帯で44,000円です(岡山市は2級地-1)。世帯の状況や面積などで変わる場合があるため、正確な金額は福祉事務所にご確認ください。

Q3. 引っ越し費用は自分で払うのですか? A. ケースワーカーの転居指導にもとづく引っ越しは、原則として敷金や運搬費などが一時扶助の対象になります。支給される範囲や上限はケースごとに判断されるため、契約前に必ず確認してください。

Q4. また審査で落ちないか不安です。保証人もいません。 A. 保証人がいなくても、独立系の保証会社を利用できる物件が多くあります。生活保護の方の受け入れに慣れた物件・保証会社もありますので、探し直しの段階で不動産会社に相談しておくと安心です。

Q5. 上限内だと、古くて狭い部屋しかないのでは? A. 築古でもリフォーム済みのきれいな物件は多くあります。エリアや築年数の条件を少し広げると、上限内でも快適な選択肢が見つかりやすくなります。

Q6. 良い部屋を見つけました。すぐ契約していいですか? A. 契約のサイン前に、必ずケースワーカーに「この物件で進めて大丈夫か」を確認してください。承認前に契約すると、引っ越し費用が出なくなることがあります。


 

 

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対応相談:賃貸仲介・売買仲介・生活保護の部屋探し・高齢者の住まい相談・空き家相談・不動産管理・リフォーム相談

対応エリア:岡山市北区・中区・南区・東区を中心に、周辺エリアもご相談ください。

※ご相談内容を確認後、順番にご返信いたします。お急ぎの場合は、お電話でのお問い合わせがおすすめです。

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