生活保護で複数の賃貸へ同時申し込みすると審査に影響する?
生活保護を受給中・申請中で賃貸を探している方の中には、
- 審査に落ちるのが心配なので2件申し込んでおきたい
- 1件目の結果を待っている間に別物件が埋まりそう
- 退去期限が迫っているので3件くらい同時に審査したい
- 複数申し込むと保証会社に分かる?
- 二重申込みするとブラックリストになる?
と考える方もいると思います。
ただし、管理会社・保証会社・申込みルールによって対応は異なります。
特に、
- 同じ管理会社の物件へ複数申込み
- 同じ保証会社へ同時に複数審査
- 契約する意思が薄い「仮押さえ目的」の申込み
- 何件も申込み、承認後に次々キャンセルする
という進め方は避けたほうがよいでしょう。生活保護で審査が不安な場合も、原則は本命物件を決めて1件ずつ正式申込みするほうが分かりやすく進められます。
そもそも「複数申込み」とは?
ここでいう複数申込みとは、 異なる2件以上の賃貸物件へ、ほぼ同じ時期に正式な入居申込みをすること です。
例えば、
Aマンションへ正式申込み・保証会社審査中
火曜日
Aマンションの結果が出る前に
Bアパートへ正式申込み
というケースです。
一方、
- 複数物件を検索する
- 2~3件内見する
- 初期費用見積りを複数比較する
- 申込み可能か管理会社へ事前確認する
こと自体は「複数の正式申込み」とは別です。
生活保護だから複数申込みが禁止されるわけではない
生活保護を受給していることを理由に、
「絶対に1件しか申し込んではいけない」
という単純なルールがあるわけではありません。
ただし生活保護で転居する場合は、
- 住宅扶助の家賃条件
- 転居の必要性
- 初期費用
- 物件資料
- 入居時期
について福祉事務所・担当ケースワーカーへの確認が必要になる場合があります。
そのため、 複数物件へ次々正式申込みをするより、候補を絞って順番に進めたほうが行政確認も整理しやすくなります。
審査への影響① 同じ管理会社なら重複申込みが分かりやすい
これは特に注意したいパターンです。
管理会社:X社
Bアパート
管理会社:X社
同じ日に両方へ正式申込み
管理会社から見ると、 同じ申込者が自社の2物件へ同時に申し込んでいる ことになります。
この場合、
- どちらが第一希望なのか
- 本当に契約意思があるのか
- 片方を仮押さえしているだけではないか
を確認されることがあります。
同じ管理会社の物件を2件比較している場合は、申込書を2件出す前に不動産会社へ相談してください。
審査への影響② 同じ保証会社へ2件同時に審査を出す
生活保護の賃貸審査では家賃保証会社を利用するケースが多くあります。
例えば、
保証会社:Y社
審査中
物件B
保証会社:Y社
同じ日に申込み
という状態です。
同じ保証会社へ、
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 生活保護受給状況
- 緊急連絡先
など同じ本人情報で複数申込みが入れば、重複していることが確認される可能性があります。
その場合、
「どちらの物件で審査を進めるのか」
について確認されることがあります。
同じ保証会社への複数申込みで必ず落ちる?
必ず落ちるとは言えません。
保証会社ごとに、
- 受付方法
- 審査基準
- 重複申込みへの対応
- 管理会社との契約
が異なるためです。
そのため、
重要なのは件数そのものより、
- 同じ管理会社か
- 同じ保証会社か
- 両方本当に契約する意思があるのか
- キャンセル前提の申込みになっていないか
です。
審査への影響③ 申込み意思を疑われる場合がある
賃貸の正式申込みは、基本的には、
「審査に通り、条件に問題がなければこの物件を契約したい」
という意思を示して進めるものです。
例えば、
「第一希望です」
B物件
「こちらも第一希望です」
C物件
「ここも通ったら契約します」
という状態では、最終的に2件以上キャンセルすることになります。
管理会社・不動産会社からすると、
- 審査業務
- 大家さんへの確認
- 保証会社への申請
- 契約書作成準備
- 他の入居希望者への対応
が進んでいる場合があります。
そのため、 最初からキャンセル前提の仮押さえ目的で何件も申し込むことはおすすめできません。
申込みは物件の「予約」ではない
よくある誤解が、
「とりあえず2~3件押さえて、全部通ってから選べばいい」
という考え方です。
物件によって受付方法は異なりますが、 正式申込みは単なるネット通販の「お気に入り登録」ではありません。
では複数物件を比較したいときはどうする?
正式申込みを複数出す前に、 候補を2~3件まで絞って比較します。
| 比較項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 家賃 | 住宅扶助について確認している条件内か |
| 共益費等 | 毎月必要な総額 |
| 保証会社 | 過去に利用・滞納した会社と同じか |
| 管理会社 | 生活保護で事前相談できるか |
| 緊急連絡先 | 現在の条件で申込みできるか |
| 入居時期 | 退去期限までに間に合うか |
| 生活条件 | 病院・買い物・交通・1階等 |
そのうえで、
↓
条件確認
↓
第一希望に決定
↓
正式申込み
という順番にすると分かりやすくなります。
審査に落ちるのが怖いから2件同時に出したい場合
生活保護で過去に何度も審査落ちしていると、
「1件ずつでは時間がかかるから、2件出したい」
と思うのは自然です。
しかし、
例えば、
保証会社X
→ 否決
物件B
保証会社X
物件C
保証会社X
なら、3件同時に申し込んでも、 保証会社という審査条件は同じ です。
まず、
- 前回の保証会社
- 過去の家賃滞納
- 保証会社への未払い
- 緊急連絡先
- 本人確認
- 必要書類
を整理したほうが、次の申込みを選びやすくなります。
別々の管理会社・保証会社なら2件同時でも問題ない?
管理会社も保証会社も別であれば、 同じ会社へ重複して申込みが入るケースとは状況が異なります。
ただし、 だから自由に何件でも同時申込みしてよいとは限りません。
それぞれの不動産会社・管理会社が、
- 複数申込みを認めているか
- 他物件審査中でも受け付けるか
- 申込み後のキャンセルをどう扱うか
は異なります。
「生活保護で現在A物件の審査中ですが、退去期限が迫っています。B物件も候補にしています。A物件の結果が出る前にB物件へ正式申込みしても問題ないでしょうか?」
と正直に相談しましょう。
複数申込みを隠したほうがいい?
おすすめできません。
不動産会社から、
「他に審査中の物件はありますか?」
と確認された場合は正確に伝えてください。
特に同じ管理会社・同じ保証会社であれば、 重複申込みが確認される可能性があります。
複数申込みでブラックリストになる?
「2件申し込んだらブラックリスト」 「3件申し込んだら今後借りられない」
というような単純な全国共通ルールがあると考える必要はありません。
ただし、
- 同じ保証会社へ短期間に複数申込み
- 審査承認後のキャンセルを繰り返す
- 申込内容が物件ごとに違う
- 虚偽情報を記載する
といった行動は避けるべきです。
また、 信用情報と家賃保証会社の自社利用履歴は同じものではありません。
申込内容が物件ごとに違うのは特に注意
例えば、
緊急連絡先:兄
B物件の申込書
緊急連絡先:友人
C物件の申込書
緊急連絡先:なし
というように、理由なく申込情報が変わっていると確認事項が増えることがあります。
もちろん、物件ごとに要求される項目が違ったり、 申込みの途中で状況が変わったりすることはあります。
重要なのは、 その時点の事実を正確に記載すること です。
生活保護の申込みで特に統一したい情報
- □ 氏名・生年月日
- □ 現住所
- □ 電話番号
- □ 生活保護受給中・申請中の別
- □ 世帯人数
- □ 転居理由
- □ 緊急連絡先
- □ 本人確認書類
- □ 入居希望時期
審査に有利になるように物件ごとに情報を変えるのではなく、 正確な事実を伝えます。
退去期限が迫っている場合は複数申込みしてもいい?
これは一律に判断せず、不動産会社とケースワーカーへ現在の状況を伝えます。
例えば、
- 退去期限まで1週間
- 施設・シェルターから退所予定
- 知人宅から急いで出る必要がある
- 現在の住居を失う期限が決まっている
など、時間的余裕がほとんどない場合です。
この場合、
第一候補を正式申込み
+
第二・第三候補は「申込み可能か」まで事前確認
+
第一候補が否決ならすぐ第二候補へ切替
という方法があります。
第二候補・第三候補について、
- 生活保護相談可能
- 保証会社
- 家賃
- 緊急連絡先条件
- 最短入居日
まで確認しておけば、第一候補が難しかったときにすぐ切り替えられます。
この方法なら審査落ち後の時間を短縮しやすい
この段階では正式申込みを3件出す必要はありません。
大家さん・管理会社の募集条件を確認します。
過去に落ちた会社・滞納した会社と同じか確認します。
家賃だけでなく生活条件も含めて決めます。
本人確認・必要書類・緊急連絡先を整えて提出します。
正式な二重申込みをせず状況を確認します。
保証会社・管理会社・大家さんのどこで止まったか確認します。
同じ保証会社・管理会社ではないか確認します。
前回と同じ原因を繰り返さないことを確認します。
住宅扶助・初期費用・入居時期等を確認して進めます。
同時申込みより「第二候補を準備」が安全
審査が不安な方ほど、
「3件同時に申込み」
ではなく、
第二候補:条件確認済み
第三候補:条件確認済み
という状態を作るほうが現実的です。
第一候補が通ればそこで決定。
難しければ、 原因を確認して第二候補へすぐ切り替える ことができます。
第一候補が審査通過したらどうする?
複数申込みをしていて第一候補の審査が通り、 契約意思が固まったなら、
不要になった他の申込みについて速やかに不動産会社へ連絡 してください。
放置すると、
- 保証会社審査
- 大家さん確認
- 契約準備
がそのまま進む可能性があります。
申込みと契約は同じではない
一般に入居申込みと賃貸借契約は別の段階ですが、 申込み後のキャンセル条件・費用・預り金等の取扱いは個別に確認する必要があります。
生活保護の場合は特に、
住宅扶助、初期費用、転居理由、入居時期等を確認してから契約へ進みます。
複数申込み前に確認したい20項目
- □ 本当に2件とも契約候補なのか
- □ 第一希望を決められないか
- □ 同じ管理会社ではないか
- □ 同じ保証会社ではないか
- □ 他物件審査中であることを伝えたか
- □ 管理会社が複数申込みを認めているか
- □ 生活保護で申込み相談可能か
- □ 住宅扶助について家賃条件を確認したか
- □ 共益費・月額費用を確認したか
- □ 過去に利用した保証会社を確認したか
- □ 過去の家賃滞納を整理したか
- □ 保証会社への未払いがないか
- □ 緊急連絡先条件を確認したか
- □ 本人確認書類を準備したか
- □ 電話番号は正確か
- □ 申込内容を物件ごとに変えていないか
- □ キャンセル前提の申込みになっていないか
- □ 審査通過後すぐ意思決定できるか
- □ 退去期限を不動産会社へ伝えたか
- □ ケースワーカーへ必要な確認をしたか
やってはいけない8つの同時申込み
1.3件・4件を全部「第一希望」として出す
最終的に多数のキャンセルが発生する前提の申込みは避けましょう。
2.同じ管理会社の物件へ黙って複数申込み
まず管理会社・不動産会社へ相談してください。
3.同じ保証会社へ何件も審査を出す
審査落ちが不安なら、件数より前回の保証会社・審査条件を確認します。
4.他物件審査中なのに「他は申し込んでいない」と答える
確認された事項には正確に答えてください。
5.物件ごとに収入・転居理由等を変える
事実と異なる申込情報は使用しないでください。
6.架空の緊急連絡先を使い分ける
本人の了承を得た正確な連絡先を記載してください。
7.審査承認後も他物件を放置する
不要になった申込みは速やかに不動産会社へ相談してください。
8.福祉事務所確認前に複数物件の契約金を払う
住宅扶助・初期費用等について必要な確認を行ってください。
不動産会社への相談例
「生活保護を受給しており、審査に不安があります。候補が2件あるのですが、2件とも正式申込みするのではなく、第一候補を先に審査して、難しかった場合に第二候補へすぐ切り替えたいです。2件の管理会社・保証会社と、生活保護で申込み可能かを先に確認していただけますか?」
退去期限が迫っている場合
すでに2件申し込んでいる場合
よくある質問
まとめ|生活保護で審査が不安でも「同時申込み」より「次候補を準備」
生活保護で複数の賃貸物件へ同時に申し込んだからといって、 それだけで自動的に審査に落ちるわけではありません。
しかし、
- 同じ管理会社へ複数申込みしていないか
- 同じ保証会社へ複数審査を出していないか
- 管理会社が複数申込みを認めているか
- 本当に契約する意思のある物件か
- 申込情報に矛盾がないか
- 審査承認後すぐ意思決定できるか
は確認したほうがよいでしょう。
第一候補が難しかったら、
- 保証会社で落ちたのか
- 管理会社で止まったのか
- 大家さんの判断だったのか
- 緊急連絡先・書類に問題があったのか
を確認してから第二候補へ切り替えます。
この方法なら、 同じ審査条件を何件も繰り返すリスクを減らしながら、次の候補を早く動かせます。
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生活保護・複数申込み・審査落ち・保証会社・管理会社・家賃滞納・緊急連絡先に関連するミニクルホームの記事をまとめました。 スマートフォンでもタップしやすいよう、リンク全体を大きくしています。
岡山市で生活保護・複数申込みに迷っている方へ
ミニクルホームでは岡山市を中心に、
- 生活保護で審査に落ちるのが不安
- 2件同時に申し込んでよいか分からない
- すでに複数物件へ申し込んでいる
- 第一候補の審査結果を待つ時間がない
- 退去期限が迫っている
- 何件も保証会社審査に落ちている
- 同じ保証会社か分からない
- 過去に家賃滞納がある
- 保証人がいない
- 緊急連絡先がいない
- 他社で断られた
- 住宅扶助内で急いで探したい
といったお部屋探しの相談にも対応しています。
お問い合わせの際は、分かる範囲で、
- 生活保護受給中・申請中
- 現在何件申し込んでいるか
- 第一希望の物件
- 現在審査中の保証会社
- 管理会社名
- 過去に落ちた保証会社
- 過去の家賃滞納
- 保証会社への未払い
- 保証人の有無
- 緊急連絡先の有無
- 住宅扶助について確認している家賃条件
- 現在の退去期限
- 入居希望時期
をお知らせください。
「審査が怖いので何件も申し込みたい」という段階でも構いません。正式申込みを増やす前に、第一候補・第二候補の管理会社と保証会社を整理すると、効率的な部屋探しにつながります。
岡山市・生活保護・賃貸審査の相談
株式会社ミニクルホーム
岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
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「生活保護で審査に不安があり、複数物件へ同時に申し込むか迷っています」とお知らせください。
現在の申込み状況、保証会社・管理会社、住宅扶助、緊急連絡先、退去期限などを整理し、第一候補から順番に進める方法や、次候補を事前に準備する方法を確認します。
※賃貸物件の複数申込み・同時申込みを認めるかは、不動産会社・管理会社・大家さん・家賃保証会社によって異なります。複数申し込んだことだけで必ず審査に落ちる、一定件数以上で全国共通のブラックリストに登録される、と一律に判断することはできません。一方、同じ管理会社・保証会社への重複申込みが確認された場合、第一希望の確認や申込み整理を求められることがあります。最初からキャンセルする前提での多数申込み、虚偽申告、架空の勤務先・収入・保証人・緊急連絡先等の使用は避けてください。生活保護の住宅扶助、転居の必要性、初期費用等については、賃貸借契約・費用支払い前に担当ケースワーカー・福祉事務所へ確認してください。
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