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「退院が近づいてきたけれど、帰る家がない」
「施設を出たら、家族のいる岡山で暮らしたい。でも入院中にどうやって部屋を探せばいいのか分からない」

病院や施設から地域での暮らしに戻るときは、体調のこと、お金のこと、住まいのことを同時に考えなければならず、不安が大きいと思います。自由に外出できない中で、部屋探しを進めるのは簡単ではありません。

この記事では、病院・施設を退院・退所して岡山で暮らしたい方に向けて、誰に何を相談するかと、ケースワーカーなどの支援者と連携しながら部屋を探す流れを整理します。岡山市で生活保護を受けている方や、支援が必要な方の部屋探しをサポートしている不動産会社の立場からまとめています。制度の扱いは状況によって異なるため、必ず担当の方に確認しながら進めてください。

結論:「退院日が決まる前」から、支援者と一緒に動き始めます

  • 部屋探しは、退院・退所の日が決まる前から相談を始めると、日程に余裕を持ちやすくなります。
  • 生活保護を受けている方は、福祉事務所のケースワーカーに、退院後の住まいについて早めに相談します。
  • 病院では医療ソーシャルワーカー(相談員)、施設では施設の相談員や職員が、退院・退所の調整を手伝ってくれることがあります。
  • 内見は、外出・外泊の許可を得て行く、支援者に同行してもらう、オンラインで見るなどの方法があります。
  • 生活保護を受けている方は、物件資料と見積もりをケースワーカーに見せて了承を得てから契約しましょう。

「ケースワーカー」は2種類いることがあります

退院・退所の場面では、「ケースワーカー」と呼ばれる方が複数いることがあります。誰が何を担当しているのかを整理しておくと、相談がスムーズになります。

支援者 主な役割 部屋探しで相談すること
福祉事務所のケースワーカー 生活保護の相談・手続き 転居してよいか、家賃の上限、敷金や引っ越し代、家具などの費用
病院の医療ソーシャルワーカー(相談員) 入院中の生活や退院の調整 退院の時期、外出の許可、退院後に必要な医療や福祉サービス
施設の相談員・職員 施設での生活や退所の調整 退所の時期、内見への同行、退所後の生活の準備
相談支援専門員・ケアマネジャー 障害福祉サービスや介護保険サービスの計画 退院後のヘルパー、訪問看護、デイサービスなど
不動産会社 物件の紹介、申込み、契約の手続き 条件に合う物件、初期費用の見積もり、審査の準備

生活保護を受けている方は、福祉事務所のケースワーカーが、住まいに関するお金の判断をする大切な相談相手です。病院や施設の相談員と、福祉事務所のケースワーカーが連絡を取り合えるよう、本人の同意のもとで情報を共有してもらうと進めやすくなります。

退院・退所から入居までの流れ

段階 やること 主な相談先
1. 退院・退所の見通しが立つ 退院後にどこで暮らしたいか(岡山のどのあたりか)を伝える 病院・施設の相談員
2. 住まいの方針を決める 一人暮らしか、家族の近くか、見守りのある住まいかなどを話し合う 相談員・ケースワーカー・家族
3. 費用の確認 家賃の上限、敷金や引っ越し代、家具などの費用が認められるか確認する 福祉事務所のケースワーカー
4. 物件探し 条件を不動産会社に伝え、候補を出してもらう 不動産会社
5. 内見 外出・外泊の許可、支援者の同行、オンラインなどで確認する 相談員・不動産会社
6. 申込み・審査 申込書の提出、保証会社の審査 不動産会社
7. ケースワーカーの了承・契約 物件資料と見積もりを見せて了承を得てから契約する ケースワーカー・不動産会社
8. 退院日と入居日を合わせる 鍵の受け取り、引っ越し、ライフライン、福祉サービスの開始日を調整する 相談員・ケースワーカー・不動産会社

病院や施設によっては、退院前に本人・家族・支援者が集まって、退院後の生活について話し合う場が設けられることもあります。そうした場で住まいの条件(階数、段差、通院先までの距離など)を確認しておくと、物件を絞り込みやすくなります。

入院中・入所中の部屋探しで気をつけたいこと

内見は「外出・外泊の許可」や「同行」で

入院中・入所中の内見は、次のような方法が考えられます。

  • 外出・外泊の許可を得て内見する:病院や施設と日程を相談し、内見の予約をまとめて入れます。
  • 支援者や家族に同行してもらう:段差や手すり、トイレ・浴室の使いやすさなどを一緒に確認してもらえます。
  • オンラインで見る:外出が難しい場合は、動画やビデオ通話で室内を確認する方法もあります。

障害のある方で、精神科病院や障害者支援施設などから地域での暮らしへ移る方は、障害福祉サービスの「地域移行支援」が使える場合があります。住まいの確保に関する相談や、外出の同行などを受けられるサービスです。対象になるかどうかは、病院・施設の相談員や市区町村の障害福祉の窓口で確認してください。

審査の連絡がつながるようにしておく

保証会社の審査では、本人確認の電話がかかってくることがあります。入院中は電話に出にくいことも多いため、連絡がつきやすい時間帯や、病院・施設の相談員を通して連絡してよいかを、不動産会社に先に伝えておきましょう。連絡がつかないと、審査が止まってしまうことがあります。

申込書の住所や緊急連絡先の書き方で迷うときも、不動産会社に相談してください。実際と違う内容を書くのではなく、今の状況をそのまま伝えたうえで、どう書けばよいかを一緒に確認しましょう。

退院日と入居日のずれに注意

退院日が先に決まってしまうと、部屋の契約や鍵の受け取りが間に合わないことがあります。反対に、契約が早すぎると、入居前から家賃が発生します。退院日の見通しを不動産会社にも共有し、契約開始日を調整できるか相談しましょう。

電気・水道・ガスの開始、ヘルパーや訪問看護の開始日も、入居日に合わせて準備しておくと、退院した日から安心して暮らし始めやすくなります。

退院・退所後の住まい探し、支援者の方からのご相談も

ご本人だけでなく、病院・施設の相談員の方やケースワーカーの方からのご相談もお受けしています。退院の見通しや必要な条件を伺いながら、岡山で考えられる物件を一緒に整理します。

※物件や申込条件によって審査結果は異なります。入居や審査通過を保証するものではありません。

生活保護を受けている方の費用の考え方

生活保護を受けている方が退院・退所して新しく部屋を借りる場合、国の通知では、次のような費用が認められる場合があるとされています。

費用 国の通知で挙げられている主な場合(要約)
敷金等(敷金・礼金・仲介手数料など) 入院している方が、福祉事務所の指導に基づいて退院するときに、帰る住まいがない場合/施設を退所するときに帰る住まいがない場合(入所の目的を達した場合に限る)/無料低額宿泊所などから居宅での生活に移る場合 など
家具・家電などの費用(家具什器費) 単身の方が長期の入院・入所のあとに退院・退所し、新たに一人で暮らし始めるときに、生活に最低限必要な家具などを持っていない場合 など
引っ越し代(荷造り・運搬の費用) 転居する場合や、預けていた家財道具を引き取る場合で、やむを得ないとき(福祉事務所が事前に承認した必要最小限度の額)

敷金等は、住宅扶助の上限額(特別基準額)の3倍の範囲内で認められるのが目安とされています。家具什器費にも上限額があります。どの費用がいくらまで認められるかは、世帯の状況によって異なるため、見積もりをもらった段階でケースワーカーに確認しましょう。事前の承認がないまま契約や購入をすると、費用が認められないことがあります。

家賃の上限の考え方は、生活保護で家賃はいくらまで?岡山市で部屋探しする前に知っておきたい基準で紹介しています。

別の地域の病院・施設から岡山へ移る場合

今いる病院・施設が岡山市の外にある場合や、別の自治体で生活保護を受けている場合は、どこの福祉事務所が担当するかによって手続きが変わります。まず今の担当ケースワーカーに「退院後は岡山市で暮らしたい」と伝え、岡山市の福祉事務所との調整の進め方を確認してください。

退院・退所後の暮らしを考えた部屋選び

退院・退所後は、体調の変化や生活のリズムに慣れるまで時間がかかることもあります。家賃だけでなく、暮らしやすさも考えて選びましょう。

  • 通院のしやすさ:通院先までの距離、バス停や駅までの道のり
  • 建物の条件:階段の有無、エレベーター、玄関や室内の段差、手すりを付けられるか
  • 水回り:浴室やトイレの広さ、使いやすさ
  • 買い物:スーパーやドラッグストアが近いか
  • 支えてくれる人との距離:家族、支援者、デイサービスなどの事業所に通いやすいか
  • 見守り:訪問看護やヘルパー、見守りサービスを利用しやすいか

通院を中心に考えたい方は、【岡山市】生活保護で病院近くの賃貸を探す方法|通院しやすい部屋選びも参考にしてください。

不動産会社に伝えておくとスムーズなこと

  • 入院・入所していることと、退院・退所の見通し(時期)
  • 生活保護を受けているか、申請予定か
  • 福祉事務所のケースワーカー、病院・施設の相談員の連絡先(本人の同意を得たうえで)
  • 家賃の上限額と、初期費用の支給の見通し
  • 必要な住まいの条件(1階、段差が少ない、通院先に近いなど)
  • 内見に行ける日程や方法(外出許可、同行者、オンライン)
  • 保証人や緊急連絡先を頼める人がいるかどうか

病名や体調について、すべてを話す必要はありません。ただ、「1階が必要」「エレベーターがあると助かる」など、住まいの条件に関わることは伝えておくと、合う物件を探しやすくなります。

ほかにも相談できる窓口

  • 市区町村の障害福祉・高齢者福祉の窓口:地域移行支援や介護保険サービスの相談
  • 岡山県居住支援協議会:高齢者、障害のある方、低額所得者など、住まい探しに配慮が必要な方の入居を支援する情報提供を行っています
  • 居住支援法人:入居の相談や見守りなどを行う法人です。岡山県が指定した法人の一覧が公開されています

避けたい行動

  • ケースワーカーの了承を得る前に契約する:敷金や家具の費用が認められないことがあります。
  • 退院日だけを先に決めてしまう:入居が間に合わず、住む場所がない期間ができるおそれがあります。
  • 支援者どうしの連絡を本人だけで抱える:相談員とケースワーカーが連絡を取り合えるよう、同意を伝えておきましょう。
  • 申込書に実際と違う内容を書く:後でトラブルにつながるおそれがあります。

よくある質問

Q. 入院中でも部屋探しの相談はできますか?

A. はい、相談だけでも大丈夫です。退院の見通しや必要な条件を伺いながら、考えられる物件を一緒に整理します。内見や契約の方法は、病院の相談員の方とも相談しながら決めていきます。

Q. 病院の相談員さんやケースワーカーさんから問い合わせてもらってもいいですか?

A. はい、支援者の方からのご相談もお受けしています。個人情報を共有する場合は、ご本人の同意を得たうえでお願いします。

Q. 退院後に家具や家電がありません。費用は出ますか?

A. 生活保護を受けている単身の方が、長期の入院・入所のあとに一人で暮らし始める場合で、最低限必要な家具などを持っていないときは、家具什器費が認められることがあります。対象になるか、いくらまでかは、ケースワーカーに確認してください。

Q. 外出が難しく、内見に行けません。

A. 支援者やご家族に同行してもらう、オンラインで室内を確認するなどの方法があります。段差や水回りなど、確認してほしい点を事前に伝えておくと安心です。

Q. 保証人も緊急連絡先もいません。

A. 保証会社の利用や、緊急連絡先の考え方について相談できる場合があります。物件や保証会社によって条件が異なるため、最初に伝えてください。審査の結果は保証できませんが、考えられる方法を一緒に整理します。

Q. 退院日までに部屋が決まらなかったらどうなりますか?

A. 退院日の調整ができるかどうかは病院によって異なります。早めに相談員とケースワーカーに状況を伝え、どうするかを相談しましょう。部屋探しは、退院日が決まる前から始めるのがおすすめです。

Q. 病名を不動産会社に伝える必要はありますか?

A. すべてを伝える必要はありません。1階が必要、通院先の近くがよいなど、住まいの条件に関わることを伝えていただければ大丈夫です。

まとめ

  • 退院・退所後の部屋探しは、退院日が決まる前から支援者と一緒に始めましょう。
  • 福祉事務所のケースワーカー、病院・施設の相談員など、それぞれの役割を整理しておくと相談がスムーズです。
  • 内見は、外出許可・同行・オンラインなどの方法を組み合わせます。
  • 生活保護を受けている方は、敷金・家具・引っ越し代などの費用が認められる場合があります。見積もりをケースワーカーに見せ、了承を得てから契約しましょう。
  • 退院日と入居日、福祉サービスの開始日を合わせておくと、安心して暮らし始められます。

病院や施設から地域での暮らしに戻るのは、大きな一歩です。不安な気持ちになるのは当然のことです。ひとりで抱え込まず、ケースワーカーや相談員の方、そして私たちを頼ってください。岡山での新しい暮らしが無理なく始められるよう、ミニクルホームがお手伝いします。

退院・退所後の住まいに不安がある方へ

生活保護を受けている方、保証人や緊急連絡先がいない方、入院中で動きにくい方の部屋探しもご相談ください。ご本人や支援者の方と状況を確認しながら、岡山で考えられる探し方を一緒に整理します。相談だけでも大丈夫です。

株式会社ミニクルホーム
岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号

※物件や申込条件によって審査結果は異なります。入居や審査通過を保証するものではありません。生活保護の費用の支給の可否や金額は福祉事務所が判断するもので、当社が判断・交渉を代わりに行うことはできません。

※この記事は、2026年9月19日時点で確認した国の通知(生活保護法による保護の実施要領など)や公開情報をもとにしています。制度の運用や金額は、世帯の状況や自治体によって異なります。正確な内容は、福祉事務所・担当のケースワーカー・病院や施設の相談員にご確認ください。

Customer Voice

お客様の声

Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。

  • 正直な物件説明 ★★★★★

    まさに正直不動産。注意点まで教えてくれました

    まさに正直不動産。気になっていた物件について、事故物件であることや管理面の注意点なども教えてくれました。 安心して物件探しを任せられました。

    ご利用者A様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 入居・退去の対応 ★★★★★

    入居時も退去時も丁寧に対応してくれました

    入居時も退去時も丁寧に対応してくださり助かりました。 LINEでの対応も文字に残るので、電話だけより確認しやすいです。

    ご利用者B様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 難しい条件の部屋探し ★★★★★

    難しい条件でも迅速かつ柔軟に対応

    難しい条件の中、迅速かつ柔軟な対応で、ようやく住めるところが見つかりました。 不安なこともLINEで相談できて助かりました。

    ご利用者C様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 遠方からの引越し ★★★★★

    遠方からの引越しも丁寧にサポート

    遠方からの引越しで分からないことだらけでしたが、 何から何まで丁寧に対応してくださり、本当に助かりました。

    ご利用者D様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 地域情報・物件提案 ★★★★★

    土地の事情も分かり、納得して決められました

    難しい条件での物件探しでしたが、多数の物件をご案内いただき、納得して決めることができました。 土地の事情も参考になりました。

    ご利用者E様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 親身な対応 ★★★★★

    借りる側の目線で考えてくれました

    借りる側の目線で考えてくださるので有り難かったです。 気さくな不動産屋さんで、希望もお願いしやすく助かりました。

    ご利用者F様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

 

※Googleマップに投稿された口コミの一部を、意味を変えない範囲で抜粋・匿名化しています。
※口コミは個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。口コミ確認日:2026年6月29日

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tel:0862393296

 

 

株式会社ミニクルホーム

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岡山県知事(3)第5473号

会社概要

株式会社ミニクルホーム

業務内容:

売買仲介・賃貸仲介・管理・賃貸空室対策コンサルタント・内装リフォーム保険代理店 

住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号

JR岡山駅西口徒歩7分

FAX  :086-239-3323

メールアドレス:minikuru@bc.wakwak.com

しかける賃貸満室マン 城井 仁 (しろい ひとし)

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