はじめに
岡山市にある実家が、親の施設入所・入院・相続・引っ越しなどで空き家になった。
でも、いざ空き家になると、
「何から始めればいいのかわからない」
「すぐ売った方がいいのか、しばらく管理すべきか迷う」
「遠方に住んでいて見に行けない」
「相続登記や名義変更は必要なの?」
「草木や建物の劣化が心配」
このように悩まれる方は多いです。
実家が空き家になったときに一番避けたいのは、何も決めないまま放置することです。
空き家は時間が経つほど、建物の劣化、草木の越境、近隣トラブル、防犯リスク、売却しにくさなどの問題が出やすくなります。
この記事では、岡山市で実家が空き家になった方に向けて、最初にやるべきことを順番に解説します。
まず最初にやることは「現地確認」
実家が空き家になったら、まず最初にやるべきことは現地の状態確認です。
書類や家族の話だけでは、建物の状態はわかりません。
特に、しばらく誰も住んでいない家は、思った以上に傷みが進んでいることがあります。
確認したいポイント
現地では、次の部分を確認しましょう。
- 屋根や外壁に破損がないか
- 雨漏りの跡がないか
- 窓ガラスが割れていないか
- 玄関や勝手口の鍵が閉まるか
- ポストに郵便物がたまっていないか
- 庭木や雑草が伸びていないか
- 隣地や道路へ草木が越境していないか
- ゴミを不法投棄されていないか
- 害虫や動物の痕跡がないか
- 近隣から苦情が出ていないか
特に岡山市内の住宅地では、隣家との距離が近い場所も多いため、草木の越境や落ち葉、雨どい・外壁の破損などが近隣トラブルにつながることがあります。
遠方に住んでいて自分で確認できない場合は、岡山市の地元業者に現地確認を依頼する方法もあります。
2. 鍵・戸締まり・防犯状態を確認する
空き家になった直後は、防犯面の確認も大切です。
人が住んでいない家は、郵便物やチラシがたまったり、庭が荒れたりすることで、外から見て空き家だとわかりやすくなります。
防犯面で確認すること
- 玄関、勝手口、窓の鍵が閉まるか
- 雨戸やシャッターが使えるか
- ポストにチラシがたまっていないか
- 外から室内が見えすぎていないか
- 不審な侵入跡がないか
- 門扉やフェンスが壊れていないか
ポストに郵便物がたまっていると、「誰も管理していない家」と見られやすくなります。
不法侵入・不法投棄・いたずら・放火などのリスクを防ぐためにも、早めに確認しておきましょう。
3. 郵便物の転送手続きをする
実家が空き家になったら、郵便物の対応も必要です。
郵便物がたまり続けると、防犯面でよくありません。
また、固定資産税、保険、年金、金融機関、公共料金など、大切な書類が届いている可能性もあります。
やっておきたいこと
- 郵便物の転送手続き
- 重要書類の確認
- 不要なチラシの整理
- 公共料金や保険関係の郵送先変更
- 固定資産税通知書の送付先確認
特に相続後は、固定資産税の通知や登記関係の書類が関係してくることがあります。
大切な書類を見落とさないためにも、早めに郵便物の流れを整理しましょう。
4. 名義・相続登記の状況を確認する
実家が空き家になった理由が相続の場合、名義確認はとても重要です。
「親の家だから、自分たちで自由に売れる」と思っていても、登記上の名義が亡くなった方のままでは、すぐに売却できないことがあります。
相続登記は義務化されています
令和6年、つまり2024年4月1日から、相続登記の申請が義務化されています。法務省は、不動産を相続したことを知った日から3年以内に相続登記の申請が必要と案内しています。
また、2024年4月1日より前に相続した不動産も義務化の対象で、政府広報オンラインでは、原則として2027年3月31日までに相続登記が必要と説明されています。
確認したいこと
- 登記名義人は誰になっているか
- 相続人は誰か
- 遺産分割協議は終わっているか
- 相続登記は済んでいるか
- 固定資産税は誰が払っているか
- 売却する場合、相続人全員の同意が必要か
相続人同士で話し合いができていないまま放置すると、後から売却や管理の判断が難しくなることがあります。
実家を売る・貸す・解体する・管理する、どの選択をするにしても、まず名義と相続関係を確認しておきましょう。
5. 電気・水道・ガスの状態を確認する
空き家になったら、ライフラインの扱いも確認が必要です。
すべて止めればよいわけではありません。
管理や点検のために、電気や水道を最低限残しておいた方がよい場合もあります。
確認するポイント
- 電気を止めるか残すか
- 水道を止めるか残すか
- ガスは閉栓されているか
- 漏水していないか
- ブレーカーはどうするか
- 水道管の凍結や劣化リスクはないか
室内確認や清掃、換気、通水をする場合には、電気や水道が必要になることもあります。
ただし、使っていない水道から漏水していた場合、気づかないうちに水道料金が発生することもあります。
空き家の使い方や管理頻度に合わせて判断しましょう。
6. 火災保険・地震保険の確認をする
実家が空き家になったら、保険の内容も確認しましょう。
人が住んでいたときの火災保険が、そのまま空き家にも適用できるとは限りません。
空き家の状態や使用状況によっては、保険会社への連絡や契約内容の見直しが必要になる場合があります。
確認したいこと
- 現在の火災保険が有効か
- 空き家状態でも補償対象になるか
- 家財保険の扱い
- 地震保険の有無
- 台風・水災・破損などの補償
- 保険会社へ空き家になったことを伝える必要があるか
万が一、火災・台風・雨漏り・第三者への損害などが起きた場合、保険の有無で負担が大きく変わります。
早めに保険会社へ確認しておくと安心です。
7. 家財・残置物をどうするか考える
実家が空き家になったとき、意外と大きな問題になるのが家財です。
家具、家電、衣類、布団、仏壇、写真、書類などが残っていると、売却・賃貸・解体の判断が進みにくくなります。
家財整理で確認したいこと
- 貴重品や重要書類はないか
- 通帳・印鑑・権利証・保険証券などはないか
- 写真や思い出の品をどうするか
- 仏壇や位牌をどうするか
- 家電や家具を処分するか
- 相続人同士で分けるものはあるか
家財が多い状態では、買主や借主が内覧しにくくなります。
また、建物の状態確認もしづらくなります。
一度に全部片付けようとすると大変なので、まずは重要書類・貴重品・相続関係の資料から確認するのがおすすめです。
8. 草木・庭・外回りを確認する
空き家のトラブルで多いのが、草木や庭の問題です。
実家が空き家になると、庭の手入れが止まり、数か月で見た目が大きく変わることがあります。
放置すると起こりやすいこと
- 雑草が伸びる
- 木の枝が隣地に入る
- 落ち葉が近隣に迷惑をかける
- 害虫が増える
- 道路にはみ出して通行の妨げになる
- 空き家感が強くなり、防犯面で不安が出る
特に春から夏にかけては、草木の成長が早くなります。
遠方に住んでいて定期的に見に行けない場合は、草刈りや庭木の管理も含めて、地元業者へ相談しておくと安心です。
9. 特定空家・管理不全空家のリスクを知っておく
実家が空き家になったばかりの段階では、すぐ大きな問題にならないこともあります。
しかし、管理しないまま放置すると、将来的に管理不全空家や特定空家として行政から指導を受ける可能性があります。
国土交通省の資料では、管理不全空家は、そのまま放置すれば特定空家になるおそれのある空き家とされています。また、市区町村長から勧告を受けた管理不全空家や特定空家の敷地は、固定資産税等の住宅用地特例の対象から除外されると説明されています。
岡山市でも、老朽化した危険な空き家を放置すると、防災・防犯・衛生・景観などの観点から生活環境に影響を及ぼす場合があるとして、除却に係る経費の一部補助制度を案内しています。
つまり、実家が空き家になったら、早い段階で「管理する」「売る」「貸す」「解体する」など、方向性を考えることが大切です。
10. 売る・貸す・管理する・解体する方向性を決める
実家が空き家になったら、最終的には今後の方向性を決める必要があります。
主な選択肢は4つです。
1. 売却する
今後使う予定がない場合は、売却を検討する方法があります。
売却すると、固定資産税・管理費・草刈り・修繕・近隣対応などの負担を減らせます。
特に、遠方に住んでいて管理が難しい方には現実的な選択肢です。
2. 賃貸に出す
建物の状態が良く、場所にも需要がある場合は、賃貸活用できる可能性があります。
ただし、貸すには最低限の修繕や設備確認が必要です。
雨漏り、水回り、電気設備、床、階段、鍵、防犯面などを確認してから判断しましょう。
3. 管理を続ける
すぐに売却や賃貸を決められない場合は、空き家管理をしながら方向性を考える方法があります。
相続人同士の話し合いが終わっていない場合や、将来使う可能性がある場合に向いています。
ただし、管理を続ける場合でも、固定資産税や草刈り、修繕費などの負担は続きます。
4. 解体する
建物の老朽化が進んでいる場合は、解体を検討することもあります。
ただし、解体には費用がかかります。
また、解体後の土地活用や固定資産税の影響も確認しておく必要があります。
岡山市では、老朽化した危険な空き家の除却に係る経費の一部補助制度を案内しているため、対象になるか事前に確認しておくとよいでしょう。
実家が空き家になったときのおすすめ手順
手順1:まず現地を確認する
最初に、建物・庭・ポスト・鍵・近隣への影響を確認します。
遠方の場合は、地元業者に写真付きで確認してもらう方法もあります。
手順2:名義と相続状況を確認する
登記名義人、相続人、遺産分割協議、相続登記の有無を確認します。
売却や解体を考える場合、名義の整理は避けて通れません。
手順3:家財と重要書類を確認する
権利証、固定資産税通知書、保険証券、通帳、印鑑、契約書類などを確認します。
家財整理は時間がかかるため、早めに始めるのがおすすめです。
手順4:近隣トラブルがないか確認する
草木の越境、落ち葉、ゴミ、害虫、建物の破損など、近隣に迷惑をかけていないか確認します。
手順5:管理・売却・賃貸・解体を比較する
現地の状態を見たうえで、どの選択肢が現実的か判断します。
迷う場合は、まず管理しながら売却や賃貸の可能性を調べる方法もあります。
こんな場合は早めに相談がおすすめです
次のような状況なら、早めに相談した方が安心です。
- 岡山市に実家があるが、県外に住んでいる
- 相続したけれど、何から始めればいいかわからない
- 1年以上、誰も住んでいない
- 草木が伸びている
- 近隣から連絡や苦情が来た
- 雨漏りや建物の傷みが心配
- 売るか貸すか管理するか迷っている
- 相続人同士で話し合いが進んでいない
- 固定資産税や管理費が負担になっている
- 家財が多くて片付けに困っている
実家の空き家問題は、早めに動いた方が選択肢が多く残ります。
「まだ売るか決めていない」という段階でも、相談して大丈夫です。
よくある質問
Q. 実家が空き家になったら、まず何をすればいいですか?
まずは現地確認です。建物の状態、庭木、郵便物、鍵、防犯面、近隣への影響を確認しましょう。遠方で見に行けない場合は、岡山市の地元業者に現地確認を依頼する方法もあります。
Q. 相続登記をしていなくても相談できますか?
相談は可能です。ただし、実際に売却を進める場合は相続登記が必要になります。2024年4月1日から相続登記は義務化されており、不動産を相続したことを知った日から3年以内の申請が必要です。
Q. すぐ売るつもりがなくても空き家管理は必要ですか?
はい、必要です。空き家は放置すると、草木の越境、雨漏り、防犯リスク、近隣トラブルにつながることがあります。売るか決まっていない間も、最低限の管理をしておくことが大切です。
Q. 古い実家でも売却できますか?
場所や状態によります。建物付きで売れる場合もあれば、土地として売る方がよい場合もあります。まずは現地確認と査定をして、現実的な方法を確認しましょう。
Q. 遠方に住んでいても岡山市の実家について相談できますか?
はい、可能です。岡山市内の空き家であれば、現地確認や写真報告をもとに、管理・売却・賃貸・解体の方向性を相談できます。
まとめ
岡山市で実家が空き家になったら、まずやるべきことは現地確認です。
建物の状態、草木、郵便物、防犯面、近隣への影響を確認し、そのうえで名義・相続登記・保険・家財・今後の方向性を整理していきましょう。
空き家は、放置期間が長くなるほど、建物の劣化や近隣トラブル、売却しにくさにつながることがあります。
大切なのは、いきなり売却や解体を決めることではありません。
まずは、
「今どんな状態なのか」
「管理で維持できるのか」
「売却できるのか」
「賃貸活用できるのか」
「解体が必要なのか」
を整理することです。
早めに現状を把握することで、後悔しにくい判断がしやすくなります。
岡山市にある実家が空き家になり、何から始めればいいかわからない方へ。
ミニクルホームでは、岡山市を中心に、空き家の現地確認・管理相談・売却相談・賃貸活用・リフォーム相談まで、状況に合わせて現実的なご提案を行っています。
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