病院の退院支援担当の方へ|退院日までに住まいを決める段取りと、逆算スケジュール
「退院日は決まっているのに、患者さんの帰る家がない」「保証人がいなくて、なかなか物件が決まらない」——病院で退院支援を担当されている医療ソーシャルワーカーや、退院調整看護師の方から、こうしたご相談をいただくことがあります。
住まいの調整は、退院支援の中でも特に時間がかかりやすく、かつ後回しにできない業務です。この記事では、退院日から逆算して、いつまでに何を進めればよいか、段取りを整理します。
先に結論
賃貸契約は、内見から鍵の受け渡しまで、順調に進んでも1〜2週間程度かかるのが一般的です。ただし、保証人なし、生活保護受給、本人が入院中で動けないといった事情が重なると、さらに時間がかかることがあります。退院日が決まった時点、できれば退院の3〜4週間前には、住まい探しの相談を始めることをおすすめします。
なぜ、退院時の住まい探しは難航しやすいのか
退院支援における住まい探しには、一般的な引っ越しにはない、いくつかの難しさがあります。
- 保証人がいない、あるいは緊急連絡先が確保できないケースが多い
- 生活保護を受給している、または申請予定である
- 本人が入院中で、内見や手続きに直接動けない
- 退院日という、動かせない期限がある
これらの事情が重なると、通常より手続きに時間がかかり、退院日に間に合わないという事態にもなりかねません。だからこそ、早めの段取りが重要になります。
退院日から逆算した、スケジュールの目安
相談開始・情報整理
不動産会社への相談を始めます。この段階で、本人の希望条件(エリア、家賃の上限、間取りなど)、保証人・緊急連絡先の有無、生活保護受給の有無などを整理しておくと、その後の動きがスムーズになります。
物件探し・内見
条件に合う物件を探し、内見を行います。本人が入院中で動けない場合は、写真や動画での確認、代理での内見といった対応も検討します。生活保護受給者の場合は、住宅扶助の上限額に収まる物件かどうかも、あわせて確認します。
申込・審査
物件が決まったら、入居の申込と審査に進みます。保証人がいない場合は、保証会社の審査が必要になります。生活保護受給者の場合、代理納付の相談も、この段階であわせて進めておくとよいでしょう。
契約・鍵の受け渡し
審査が通れば、契約手続きに進みます。本人が来店できない場合、郵送や代理での契約が可能かどうかも、不動産会社に確認しておきましょう。
生活用品の準備・引っ越し
家具・家電などの生活用品を整え、退院当日、そのまま新居に帰れる状態にしておきます。
物件の状況や、審査にかかる時間、生活保護の手続き状況などによって、実際の期間は前後します。余裕を持ったスケジュールを組み、早めに動き出すことが、何よりのリスク回避になります。
本人が入院中で動けない場合の工夫
退院支援では、本人が実際に内見や契約手続きに動けないことも多くあります。次のような方法で対応できることがあります。
- 写真・動画での内見:不動産会社が撮影した写真や動画を、本人や家族に見てもらい、判断材料にする
- ご家族や支援者による代理内見:可能であれば、家族や退院支援担当者が代わりに内見する
- 委任状による手続き:契約に本人が立ち会えない場合、委任の形で進められることがあります
保証人・緊急連絡先がない場合
退院支援の対象となる方には、保証人や緊急連絡先が確保しにくいケースが少なくありません。こうした場合、家賃保証会社の活用や、居住支援法人との連携、あるいは居住サポート住宅の仕組みを検討することができます。これらの制度は、時間がかかることもあるため、早い段階で確認しておくことが大切です。
生活保護を受給している、または申請中の患者さんの場合、住宅扶助の上限額や、代理納付の手続きについて、担当のケースワーカーとの連携が必要になります。退院支援担当者と、ケースワーカー、不動産会社の三者で、情報を共有しながら進めることが、スムーズな退院につながります。
不動産会社に、早めに相談するメリット
「まだ退院日が確定していないから」と相談を後回しにせず、退院の見込みが立った時点で、早めに相談を始めることをおすすめします。早い段階で相談することで、保証会社の選定や、生活保護の手続きとの調整など、時間のかかる部分を前もって進められます。
まずは、状況をお聞かせください
退院日が決まっている、あるいは近く決まる見込みの患者さんの住まい探しについて、まずは状況をお聞かせください。保証人がいない、生活保護を受給している、本人が動けないといった事情があっても、状況に応じた進め方をご提案します。
よくある質問
Q. 退院日まで、あと2週間しかありません。間に合いますか?
状況によりますが、できるだけ早くご相談いただくことをおすすめします。物件の条件や、保証会社の審査状況によっては、短期間での対応も可能なことがあります。まずは早急にご相談ください。
Q. 本人が入院中で、内見にも契約にも来られません。
写真や動画での内見、ご家族や支援者による代理内見、委任状による契約手続きなど、状況に応じた対応方法をご案内できます。事前にご相談いただければ、進め方を一緒に検討します。
Q. 生活保護の申請中ですが、物件探しは進められますか?
並行して進めることは可能です。住宅扶助の上限額を確認しながら物件を探し、担当のケースワーカーと連携しつつ、代理納付などの手続きもあわせて検討します。
Q. 複数の患者さんの案件を、同時に相談することはできますか?
もちろんです。病院の退院支援担当者の方からのご相談は、複数の案件を並行してお受けすることも可能です。まずはお気軽にご相談ください。
退院日が決まったら、できるだけ早くご相談ください。
岡山市周辺の賃貸・空き家の活用について、無料でご相談を承っています。
※本記事は当社の実務経験にもとづき、一般的な考え方を整理したものです(2026年8月時点)。掲載しているスケジュールはあくまで一般的な目安であり、実際の手続き期間は物件の状況、保証会社の審査、生活保護の手続き状況等により異なります。生活保護に関する制度の詳細は福祉事務所に、契約手続きの詳細は不動産会社にご確認ください。掲載している関連記事のURLは公開時の実際のリンクにあわせてご確認・修正のうえご利用ください。
お客様の声
Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。
※Googleマップに投稿された口コミの一部を、意味を変えない範囲で抜粋・匿名化しています。
※口コミは個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。口コミ確認日:2026年6月29日
LINEで事前相談
電話で相談する
tel:0862393296
株式会社ミニクルホーム
住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
電話番号:
tel:0862393296
不動産探し・お部屋探しでのご相談はこちらからどうぞ
岡山県知事(3)第5473号
会社概要
株式会社ミニクルホーム
業務内容:
売買仲介・賃貸仲介・管理・賃貸空室対策コンサルタント・内装リフォーム保険代理店
住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
JR岡山駅西口徒歩7分
FAX :086-239-3323
メールアドレス:minikuru@bc.wakwak.com
しかける賃貸満室マン 城井 仁 (しろい ひとし)
LINEで事前診断






