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空き家のカビ・湿気を防ぐ換気と除湿の方法

「久しぶりに実家へ入ると、カビ臭く感じる」

「押し入れの布団や衣類に白いカビが付いていた」

「窓を開けて換気しているのに、湿気が改善しない」

空き家は人が住んでいる住宅よりも、湿気やカビの異常を発見するのが遅くなります。

窓や扉を閉め切ったままにすると、室内の空気が動かず、押し入れ、クローゼット、家具の裏、畳、北側の部屋などに湿気がたまりやすくなります。

ただし、カビ対策として、雨の日や湿度の高い日に窓を開ければよいわけではありません。

屋外の空気が室内より湿っている日に長時間窓を開けると、かえって湿気を室内へ取り込むことがあります。

空き家のカビ対策では、晴天時の換気、雨天時の除湿、室内の空気循環、収納内部の通風、漏水・雨漏りの点検を組み合わせることが大切です。

この記事の結論

  • 空き家は窓を開けるだけではカビを防げない
  • 換気は晴れて屋外の湿度が比較的低い日に行う
  • 雨天・霧・蒸し暑い日は、窓を閉めて除湿機やエアコンを使う
  • 窓は1か所だけでなく、できるだけ離れた2方向を開ける
  • 押し入れ、クローゼット、靴箱、シンク下も開放する
  • 家具や段ボールは壁・床へ密着させない
  • 湿度計を設置し、60%を超える状態が続く場合は除湿を強化する
  • 除湿剤は収納内部には有効だが、家全体の除湿には向かない
  • 雨漏り・漏水を直さなければ、換気と除湿だけでは解決しない
  • 無人の空き家で除湿機を連続運転する場合は火災・漏水対策が必要
この記事の主な内容
  1. 空き家でカビが発生する原因
  2. 換気に向く日・向かない日
  3. 空き家を換気する正しい順番
  4. 押し入れ・家具・畳の湿気対策
  5. 除湿機・エアコン・除湿剤の使い分け
  6. 除湿機を無人運転するときの注意
  7. カビが発生した後の清掃方法
  8. 季節別の空き家管理方法
  9. 管理を続けるか売却するかの判断

空き家でカビ・湿気が増えやすい理由

人が住んでいる住宅では、玄関や窓の開閉、換気扇、エアコン、給排水などによって、自然に空気と水が動いています。

空き家になると、これらの動きが止まり、同じ場所に湿気がたまりやすくなります。

主な原因 起こりやすいこと 対策
窓・扉の閉め切り 室内の空気が動かず、湿気や臭いがこもる 晴天時の換気と室内扉の開放
収納の密閉 押し入れ、靴箱、シンク下にカビが出る 収納扉を開けて風を通す
家具・荷物の密着 壁裏・床面に結露やカビが発生する 壁から5~10cm程度離す
雨漏り・漏水 天井、壁、床、断熱材が濡れる 原因調査と修理を優先する
排水口の封水切れ 下水臭や虫が室内へ上がる 定期的な通水・封水の補充
家財・段ボール 紙、布、ほこりが湿気を含み、カビの温床になる 量を減らし、床へ直接置かない
冬の結露 窓、北側の壁、家具裏が濡れる 水分の除去と空気循環

国土交通省も、空き家を所有し続ける場合は、建物内外の点検、通気・換気、通水、清掃などを定期的に行う必要があると案内しています。[1]

湿度は何%を目安にすればよい?

室内の湿度は、外から見ただけでは分かりません。

空き家には、温度と湿度を同時に確認できるデジタル温湿度計を設置しておくと、換気や除湿の判断がしやすくなります。

名古屋市上下水道局の生活情報では、湿度が60%を超えるとカビ・ダニの発生数が大きく増えるとされ、室内は50~60%程度が一つの目安として紹介されています。[4]

室内湿度の状態 管理の考え方
おおむね50~60% 大きな異常がなければ、定期換気と点検を継続する
60%を超える状態が続く 収納開放、除湿、空気循環、漏水確認を強化する
70%前後以上が長く続く 雨漏り、床下湿気、結露、排水、建物の構造的な問題も確認する

湿度の数値だけでカビの有無を断定することはできません。

同じ湿度でも、壁の表面温度、日当たり、換気、ほこり、家財の量によって発生状況は異なります。温湿度計は、異常を早く見つけるための目安として使いましょう。

換気に向いている日・向いていない日

天候・状況 窓開け換気 おすすめの対応
晴天で比較的乾燥している日 向いている 窓・室内扉・収納を開けて風を通す
風があり、屋外が室内より乾いている日 向いている 離れた位置の窓を2か所以上開ける
梅雨の晴れ間 状態を見て行う 屋外湿度を確認し、短時間換気と除湿を組み合わせる
雨天・霧・蒸し暑い日 長時間は不向き 窓を閉め、除湿機・エアコン・サーキュレーターを使う
台風・強風時 行わない 窓を閉め、安全確保を優先する
冬の早朝・夜間 結露に注意 日中の比較的暖かい時間帯に短時間換気する

厚生労働省のカビ予防資料でも、晴天時は窓を開け、雨天時は窓を閉めてエアコンや扇風機で室内の空気を動かす方法が示されています。[3]

雨の日に窓を開けたまま帰らないでください。

雨の吹き込み、防犯、虫の侵入だけでなく、湿った外気を室内へ取り込み、畳や家具をさらに湿らせる可能性があります。

空き家を換気する正しい順番

  1. 外観と安全を確認する
    窓ガラス、雨戸、天井のたわみ、床の沈み、蜂の巣、不法侵入の痕跡を確認します。
  2. 玄関を開けて臭いと湿気を確認する
    強いカビ臭、下水臭、ガス臭などがある場合は、無理に奥へ入らず原因を確認します。
  3. 室内のすべての扉を開ける
    各部屋のドア、引き戸、襖を開け、空気が建物全体を通るようにします。
  4. 離れた位置の窓を開ける
    できるだけ対角線上や建物の反対側にある窓を開け、空気の入口と出口を作ります。
  5. 押し入れ・クローゼットを開ける
    靴箱、シンク下、洗面台下、床下収納も確認し、可能な範囲で開放します。
  6. サーキュレーターで空気を動かす
    風が通りにくい部屋から、開けた窓や廊下の方向へ空気を送ります。
  7. 通水と漏水確認を行う
    キッチン、洗面所、浴室、トイレ、洗濯機排水口を確認します。
  8. 天井・壁・畳・家具裏を点検する
    変色、湿り、結露、カビ、壁紙の浮き、木部の腐食を確認します。
  9. 窓を閉め、施錠を確認する
    雨戸、網戸、収納扉、換気扇、除湿機の状態も確認してから退出します。

換気時間の目安

換気時間は建物の広さ、間取り、風の強さ、湿度によって異なります。

最初は各部屋15~30分程度を目安にし、空気がよどんでいる部屋や収納には、サーキュレーターの風を追加します。

窓を長時間開けることよりも、空気の入口と出口を作り、収納内部まで風を通すことが重要です。

窓が1か所しかない部屋の換気方法

窓が1か所しかない部屋では、窓を開けるだけで空気が動かないことがあります。

次の方法を組み合わせましょう。

  • 部屋のドアを全開にする
  • 廊下や隣室の窓も開ける
  • サーキュレーターを部屋の奥に置く
  • 風を窓または廊下方向へ送る
  • 換気扇がある場合は作動させる
  • 収納扉を開けて内部へ風を入れる

サーキュレーターは、人へ風を当てるのではなく、空気が止まっている場所から出口方向へ送るように置くと効率的です。

押し入れ・クローゼットの湿気対策

空き家でカビが発生しやすいのは、部屋の中央よりも、閉め切った収納内部です。

  • 襖・扉を左右とも少し開ける
  • 布団や衣類を詰め込みすぎない
  • 荷物を背面の壁へ密着させない
  • すのこ等で床面に空間を作る
  • 段ボールを長期間置かない
  • 除湿剤を定期的に交換する
  • 湿った布団や衣類を残さない
  • サーキュレーターの風を収納内部へ送る
  • 壁面・床面の変色を確認する

厚生労働省の資料でも、家具を部屋や押し入れの壁から離し、押し入れにはなるべく風を入れることがカビ予防として示されています。[3]

家具・段ボール・家財の置き方

空き家に家財が残っている場合は、家具や箱の裏側に湿気がこもりやすくなります。

家財 避けたい置き方 対策
大型家具 外壁側の壁へ密着 壁から5~10cm程度離す
段ボール 床へ直接積み上げる 量を減らし、樹脂製台等で床から離す
布団・衣類 押し入れへ詰め込む 間隔を空け、定期的に風を通す
本・書類 北側の壁や床へ密着 必要書類を移動し、不要品を整理する
畳の上の荷物 同じ位置へ長期間置く 荷物を減らし、畳表を点検できる状態にする
ビニール袋 湿った物を密閉する 乾燥させてから保管する

段ボールは湿気を含みやすく、虫やカビの温床になりやすい物です。

売却や賃貸を検討している場合は、長期保管するより、必要書類・形見・貴重品を選別し、不要な段ボールを減らす方が管理しやすくなります。

除湿機・エアコン・除湿剤の使い分け

方法 向いている場所・状況 注意点
除湿機 一室、梅雨時、湿気が高い部屋 排水タンク、連続排水、電源、火災リスクを確認する
エアコンの除湿運転 広い居室、夏場、室温も高い場合 フィルター、室外機、電源契約を確認する
サーキュレーター 収納、家具裏、窓が少ない部屋 単独では湿気を屋外へ排出できない
換気扇 浴室、トイレ、台所 給気口が閉じていると効率が下がる
置き型除湿剤 押し入れ、靴箱、シンク下 家全体の除湿には不足。液漏れにも注意する
新聞紙・炭など 一時的な補助 交換や乾燥が必要で、根本対策にはならない

除湿剤だけで家全体を守るのは難しい

置き型除湿剤は、押し入れや靴箱など狭い空間の補助には使えます。

しかし、広い室内や家全体の湿気を吸収する能力には限界があります。

除湿剤を置いたことで安心し、換気・漏水点検・家財整理を行わない状態は避けましょう。

空き家で除湿機を使うときの安全対策

無人の空き家で除湿機を連続運転すると、湿度を下げやすい一方、故障、火災、タンク満水、排水ホース外れなどのリスクがあります。

製品評価技術基盤機構は、除湿機等による火災事故について注意喚起しています。[5]

  • 製品の取扱説明書で連続運転の可否を確認する
  • リコール対象製品でないか確認する
  • 古い除湿機や異音・異臭がある製品を使用しない
  • 延長コードやたこ足配線を避ける
  • 電源コードを家具やドアで挟まない
  • プラグとコンセントのほこりを清掃する
  • フィルターを定期的に清掃する
  • 本体周辺に布、紙、段ボールを置かない
  • タンク満水時の自動停止機能を確認する
  • 連続排水ホースが外れないよう固定する
  • 排水先が詰まっていないか確認する
  • 遠隔センサーやタイマーを過信しない
  • 定期的に現地で運転状態を確認する

何か月も無人の状態で、家庭用除湿機をつけっぱなしにするのは避けましょう。

長期運転が必要な場合は、機器の仕様、電源設備、連続排水、漏電対策、火災保険を確認し、定期巡回と組み合わせてください。

24時間換気システムは止めるべき?

比較的新しい住宅には、24時間換気システムが設置されている場合があります。

空き家になったからといって一律に停止するのではなく、機器の種類、電気契約、防犯、フィルター状態を確認します。

運転を継続する場合は、給気口を家具で塞がず、フィルターや換気扇にほこりがたまっていないか確認してください。

長期間電気を停止する場合は、窓開け換気や管理サービスによる定期通風など、別の方法を用意する必要があります。

通水はカビ・臭い対策にも必要

空き家では、換気だけでなく、キッチン・洗面所・浴室・トイレなどの通水も必要です。

排水口には、下水の臭いや虫の侵入を防ぐ「封水」があります。

長期間水を使わないと封水が蒸発し、下水臭や害虫が室内へ入り、カビ臭と区別しにくくなることがあります。

国土交通省の空き家管理チェックリストでも、排水設備への通水や、封水切れへの対応が示されています。[2]

通水したい場所

  • キッチンの流し
  • 洗面台
  • 浴室の洗い場
  • 浴槽の排水口
  • トイレ
  • 洗濯機用排水口
  • 床排水口

漏水している家で、むやみに通水しないでください。

配管の破損、凍結、蛇口の故障、床下漏水が疑われる場合は、元栓と水道メーターを確認し、水道業者へ相談してください。

雨漏り・水漏れがある場合は換気より修理を優先

カビ臭や湿気の原因が雨漏り・漏水である場合、換気や除湿を続けても根本的には改善しません。

次の症状がある場合は、建物の調査を優先します。

  • 天井に輪状のシミがある
  • 壁紙が浮いている
  • 床や畳が局所的に湿っている
  • 雨の後だけ臭いが強くなる
  • 押し入れの壁が黒く変色している
  • サッシ周辺の木部が腐っている
  • 水道を使っていないのにメーターが動く
  • 屋根材や雨どいが破損している

水分の供給源を止めずに除湿機だけを動かすと、電気代がかかる一方で、建物内部の腐食が進む可能性があります。

カビが発生してしまった場合の対応

カビを発見した場合は、発生範囲と建材の状態を確認します。

状態 対応の考え方
狭い範囲の表面カビ 換気、保護具、製品表示を守った清掃、十分な乾燥
壁紙・畳・布団へ広がっている 撤去・交換を含めて検討する
天井裏・壁内・床下に広がっている 建築・カビ除去の専門業者へ相談する
雨漏り・腐食を伴う 水分原因の修理と建材交換を優先する
入室すると咳・息苦しさが出る 作業を中止し、必要に応じて医療機関へ相談する

厚生労働省は、カビが喘息の再発・悪化やアレルギーの原因になる可能性があると案内しており、除去後も乾燥させることが重要としています。[3]

自分で清掃するときの注意

  • 窓や扉を開けて換気する
  • マスク・手袋・保護眼鏡を着用する
  • 乾いたブラシで強くこすり、胞子を飛散させない
  • 製品ラベルの使用方法と対象素材を確認する
  • 作業後は十分に乾燥させる
  • 広範囲のカビを無理に自分で除去しない

塩素系のカビ取り剤と酸性洗剤、酢などを絶対に混ぜないでください。

有害な塩素ガスが発生する危険があります。複数の薬剤を続けて使用する場合も、製品表示を確認し、十分に水で流し、換気してください。[6]

季節別|空き家のカビ・湿気対策

季節 主なリスク 優先したい管理
気温上昇、結露跡、冬の破損 収納開放、清掃、屋根・外壁点検
梅雨 高湿度、雨漏り、カビ急増 晴れ間の換気、雨天時の除湿、大雨後の確認
高温多湿、害虫、除湿機の負担 空気循環、排水、フィルター、電気設備確認
台風、長雨、落ち葉による雨どい詰まり 台風後点検、雨どい清掃、湿った家財確認
結露、凍結、北側壁面のカビ 日中の換気、結露除去、水道管確認

空き家を訪問した日の管理チェックリスト

  • 玄関を開けたときの臭い
  • 室内温度・湿度
  • 天井・壁の雨漏り跡
  • 窓・サッシの結露
  • 押し入れ・クローゼットのカビ
  • 家具・家電の裏側
  • 畳・床の湿りや沈み
  • キッチン・洗面・浴室の排水口
  • 水道メーターと漏水
  • 除湿剤の交換時期
  • 除湿機・エアコンの異音と異臭
  • 換気扇・給気口のほこり
  • 雨どい・屋根・外壁の破損
  • 家財・段ボールの量
  • 作業前後の写真撮影

管理頻度はどのくらい必要?

空き家の管理頻度は、建物状態、立地、季節、家財の量によって異なります。

一つの考え方として、通常時は月1回程度を基準とし、梅雨、台風、大雨、冬の凍結後には追加確認を検討します。

ただし、すでに雨漏りやカビがある建物は、月1回の換気だけで解決する状態ではありません。

原因修理、家財撤去、専門清掃、売却などを含めて方針を見直す必要があります。

遠方に住んでいて換気できない場合

岡山市外や県外に住んでいる場合、換気のためだけに毎月実家へ帰るのは大きな負担になります。

次の方法を検討しましょう。

  • 親族や近隣へ定期確認を依頼する
  • 空き家管理サービスを利用する
  • 写真付きの室内管理報告を受ける
  • 梅雨・台風後だけ臨時点検を追加する
  • 温湿度センサーで遠隔確認する
  • 必要な部屋だけ管理対象にする
  • 家財を減らして管理しやすくする
  • 管理を終える売却期限を決める

国土交通省も、自分での管理が難しい場合は、空き家管理業者や修繕業者の利用を検討するよう案内しています。[2]

空き家管理サービスで確認したい内容

確認項目 契約前に確認したい内容
室内換気 窓を何か所、何分程度開けるか
収納 押し入れ・クローゼットも開けるか
通水 すべての排水口を確認するか
湿度 温湿度を測定・記録するか
雨漏り確認 天井・壁・床・収納を確認するか
家財移動 家具の移動や除湿剤交換は追加料金か
除湿機 設置・運転・排水確認に対応するか
写真報告 どの場所を撮影し、何枚報告するか
緊急対応 大雨・台風後の臨時点検に対応するか
売却相談 管理中に査定や活用相談もできるか

管理を続けるか売却するかの判断基準

選択肢 向いている状況 注意点
管理を続ける 近い将来に住む、貸す、家族が利用する予定がある 管理費・電気代・修繕費が継続する
家財を整理する 荷物が多く、換気や点検の妨げになっている 重要書類・形見を先に確認する
修理して活用する 雨漏り等の原因が明確で、賃貸・居住需要がある 修理費を回収できるか確認する
現状で売却する 管理が負担で、今後使用する予定がない カビ・雨漏り等を買主へ説明する
そのまま放置する 原則としておすすめできない カビ、腐食、雨漏り、資産価値低下が進みやすい

カビが発生している空き家でも、必ず大規模清掃やリフォームをしてからでなければ売れないわけではありません。

清掃費、修繕費、管理費を支払う前に、現状売却した場合の査定価格と比較することが大切です。

よくある質問

空き家の窓は一日中開けておいた方がよいですか?

一日中開けたままにする必要はありません。雨の吹き込み、防犯、虫の侵入があるため、晴れて比較的乾燥した日に、所有者や管理者が滞在している間だけ換気しましょう。

雨の日でも換気した方がよいですか?

雨天・霧・高湿度の日に窓を長時間開けると、湿った空気を室内へ取り込む場合があります。窓を閉め、除湿機、エアコン、換気扇、サーキュレーターを組み合わせます。

窓を1か所開けるだけでも効果がありますか?

空気の入口と出口がないと、室内全体の空気が動きにくくなります。できるだけ離れた2か所の窓や、窓とドアを開け、サーキュレーターで流れを作ります。

押し入れは閉めたままでよいですか?

閉め切った収納はカビが発生しやすいため、換気時には押し入れ、クローゼット、靴箱、シンク下も開けて風を通します。

除湿剤をたくさん置けば大丈夫ですか?

除湿剤は狭い収納の補助には使えますが、家全体の除湿には不足します。換気、空気循環、雨漏り・漏水の修理、家財整理と組み合わせましょう。

除湿機をつけっぱなしにしてもよいですか?

取扱説明書で連続運転が認められ、電源・排水・リコール・定期点検に問題がないことが前提です。無人の空き家で何か月もつけっぱなしにするのは避け、定期巡回と組み合わせてください。

電気を止めた空き家はどう換気しますか?

晴天時の窓開け、室内・収納扉の開放、手動での空気循環を行います。管理に電気が必要なら、基本料金と安全性を確認して契約を残す方法も検討します。

カビ臭いのは排水口が原因の場合もありますか?

あります。排水口の封水が切れると下水臭が上がり、カビ臭と混同することがあります。キッチンだけでなく、洗面、浴室、洗濯機排水口も確認します。

カビ取り剤を使えば建物のカビは直りますか?

表面の軽いカビには使える場合がありますが、雨漏り、結露、壁内の湿気などの原因が残っていれば再発します。広範囲のカビや建材内部のカビは専門業者へ相談してください。

畳にカビが出た場合は交換が必要ですか?

表面の軽いカビで畳内部まで傷んでいなければ、清掃・乾燥で対応できる場合があります。広範囲、強い臭い、変色、腐食がある場合は表替えや交換を検討します。

カビがある空き家でも売却できますか?

売却できる可能性があります。現状渡し、不動産買取、古家付き土地、清掃後の一般売却などを比較します。把握しているカビ、雨漏り、腐食は買主へ説明します。

ミニクルホームでは何を相談できますか?

空き家の現地確認、換気・通水・写真報告、カビ・湿気・雨漏りの状態整理、家財処分、空き家管理、修繕と現状売却の比較、賃貸活用について、不動産実務の範囲でご相談いただけます。

まとめ|カビ対策は換気・除湿・点検をセットで行う

空き家のカビ・湿気対策は、窓を開けるだけでは十分ではありません。

雨の日に窓を開けたり、押し入れや家具裏を閉めたままにしたりすると、室内の一部に湿気が残ります。

空き家を訪問したら、次の順番で管理しましょう。

  1. 天候と屋外湿度を確認する
  2. 建物内外の安全を確認する
  3. 室内扉と収納扉を開ける
  4. 離れた位置の窓を開ける
  5. サーキュレーターで空気を動かす
  6. 温度・湿度を記録する
  7. すべての水回りを確認する
  8. 雨漏り・漏水・結露を点検する
  9. 除湿剤・除湿機を安全に管理する
  10. 作業前後の写真を残す

すでに強いカビ臭、天井のシミ、床の沈み、広範囲の黒カビがある場合は、換気だけで解決する段階ではない可能性があります。

原因修理、専門清掃、家財処分、売却を含めて、今後の方針を早めに整理することが大切です。

岡山市の空き家・カビ・湿気・換気・売却相談

カビが広がる前に、現在の状態と必要な管理を整理します

株式会社ミニクルホームでは、岡山市を中心に、カビ臭い実家、湿気がこもる空き家、遠方にある住宅、雨漏りや家財が心配な家について、現地確認・管理・査定・売却相談に対応しています。

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ご相談時に分かる範囲でお伝えください

  • 空き家・実家の所在地
  • 木造・鉄骨造などの構造
  • 築年数
  • 空き家になった時期
  • 最後に換気・点検した時期
  • カビがある部屋・収納
  • 雨漏り・結露・漏水の有無
  • 家財・布団・段ボールの量
  • 電気・水道の契約状況
  • 除湿機・エアコンの有無
  • 現在の管理方法
  • 管理・売却・賃貸・修繕の希望

株式会社ミニクルホーム
岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
電話:086-239-3296
メール:minikuru@bc.wakwak.com
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※ミニクルホームは、カビの種類や健康影響を診断する医療機関・検査機関、カビ除去工事を行う専門施工会社ではありません。空き家の現地確認、管理、査定、修繕と売却の比較を不動産実務の範囲で整理します。

※広範囲のカビ・建材内部のカビは専門業者、咳や息苦しさ等の症状は医療機関、雨漏り・漏水は施工業者、電気機器の安全性はメーカー・電気工事業者へご確認ください。

※電話・メール・LINEによる相談窓口を掲載しています。送信機能のない見せかけの入力フォームは設置していません。

※本記事は2026年7月時点の公表情報と、一般的な空き家管理・不動産実務を基に作成しています。適切な換気時間、湿度、除湿方法、管理頻度は、建物構造、季節、天候、立地、雨漏り、家財の量によって異なります。カビ・腐食・漏水が広範囲に及ぶ場合は、専門業者へ現地調査をご依頼ください。

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