「退院の話が出ているけれど、帰る家がない」
「前の部屋は入院中に解約してしまった」
「病院にいながら、どうやって部屋を探せばいいのかわからない」
退院が近づいてきたのに住まいが決まっていない。そんな状況は、心身の回復を待つ時期に、大きな不安を抱えることになります。けれど、これは決して珍しいことではありません。入院が長くなったり、入院をきっかけに暮らし方を見直したりする中で、退院後の住まいを新しく探す必要が出てくる方は少なくありません。
大切なのは、退院日が決まってから探し始めるのではなく、入院中から少しずつ準備を始めることです。病院にいても、周りの力を借りれば、部屋探しは進められます。
この記事では、岡山市で入院中から退院後の住まいを探すときの進め方を、逆算のスケジュールと、本人が動けないときの具体的な方法とあわせてまとめました。
この記事でわかること
- 最初に相談したい病院の相談員のこと
- 退院予定日から逆算したスケジュールの目安
- 入院中でもできる内見・申し込み・契約の方法
- 一緒に動いてくれる支援者と制度
- 退院の日に困らないための準備
まず最初に|病院の相談員に相談する
入院中の住まい探しで、最初に相談したいのが病院の相談員です。医療ソーシャルワーカーや精神保健福祉士(PSW)など、病院によって呼び方はさまざまですが、退院後の生活の準備を支援する役割の方がいます。
「退院後に住む場所がない」「部屋を探したい」と伝えると、次のようなことを一緒に考えてもらえます。
- 退院の時期の見通し
- 退院後の暮らしに必要な支援(介護、訪問看護、障害福祉サービスなど)
- 福祉事務所や地域の支援機関との連絡
- 外出や外泊の許可を取って内見に行けるかどうか
主治医の意見も踏まえて、どんな住まいなら安心して暮らせるか(段差の少ない部屋がよい、通院先の近くがよい、など)を整理しておくと、物件の条件が決めやすくなります。
退院予定日から逆算するスケジュール
部屋探しには、物件探しから入居まで一定の時間がかかります。退院の見通しが立ったら、できるだけ早く動き始めるのがおすすめです。
| 時期の目安 | やること |
|---|---|
| 退院の2か月ほど前 | 病院の相談員に相談。必要な支援と住まいの条件を整理。生活保護を受けている方はケースワーカーにも相談 |
| 6週間ほど前 | 不動産会社に相談し、物件の候補を出してもらう |
| 4週間ほど前 | 内見(外出許可・代理内見・オンライン内見) |
| 3週間ほど前 | 申し込み・入居審査 |
| 2週間ほど前 | 契約(重要事項説明・契約書への署名)、初期費用の支払い |
| 1週間ほど前 | 電気・ガス・水道の手続き、家具・家電や生活用品の準備、支援サービスの開始日の調整 |
| 退院日 | 新しい住まいへ |
※一般的な目安です。審査の状況や物件の空き状況、支援の調整などによって前後します。
このスケジュールでは、退院の2か月ほど前から動き始めています。退院日が決まってから探し始めると、住まいが決まらないまま退院日を迎えてしまうことがあるため、「そろそろ退院を考えましょう」という話が出た段階で、住まいのことも相談しておきましょう。
入院中でもできる部屋探しの方法
「病院にいるから部屋を見に行けない」「契約に行けない」という心配は、次のような方法でカバーできる場合があります。
内見の方法
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 外出・外泊の許可を取って内見 | 主治医や病棟の許可が出れば、本人が直接見に行ける。相談員や家族が同行することも |
| 代理内見 | 家族や支援者に見に行ってもらい、写真や動画で様子を伝えてもらう |
| オンライン内見 | 不動産会社がビデオ通話で室内を映しながら案内する(対応していない会社もある) |
代理内見やオンライン内見のときは、段差、手すりの有無、水まわり、日当たり、周辺の音、最寄りのバス停やスーパーまでの道のりなど、本人が気になるポイントを事前に伝えておくと、見てもらう人も確認しやすくなります。
申し込みと審査
入居の申し込みは、書類のやりとりを郵送やLINE・メールで行える場合があります。保証会社から本人に確認の電話が入ることもあるため、入院中であることと、電話に出られる時間帯を不動産会社に伝えておきましょう。
契約
賃貸の契約では、宅地建物取引士による重要事項説明が必要です。重要事項説明は、一定の条件のもとでビデオ通話などを使って行うこともできるようになっています。病院で受けられるかどうか、書類への署名をどうするかなど、不動産会社と病院の両方に相談しながら段取りを決めましょう。
一緒に動いてくれる支援者と制度
入院中の部屋探しは、本人だけで進めるのは大変です。状況に応じて、次のような支援者や制度を活用しましょう。
| こんな方は | 相談先・制度 |
|---|---|
| すべての方 | 病院の相談員(医療ソーシャルワーカー・精神保健福祉士など) |
| 65歳以上の方、介護が必要な方 | 地域包括支援センター、ケアマネジャー(介護保険サービスの調整) |
| 精神科に入院している方、障害のある方 | 相談支援事業所(地域移行支援・地域定着支援などの障害福祉サービス) |
| 生活保護を受けている、または必要な方 | 福祉事務所(ケースワーカー) |
| 住まい探しに配慮が必要な方 | 岡山県居住支援協議会の相談窓口、居住支援法人 |
地域移行支援・地域定着支援
精神科病院などに入院している方が地域で暮らしはじめるための障害福祉サービスとして、地域移行支援(住まい探しの同行や、地域生活の準備の支援など)と、地域定着支援(退院後に一人で暮らす方の、緊急時の相談などの支援)があります。利用できるかどうかは、病院の相談員や相談支援事業所に確認してください。
生活保護を受けている方へ
生活保護を受けている方、または退院後に生活保護が必要になりそうな方は、早めに福祉事務所のケースワーカーに相談してください。住宅扶助の上限(岡山市の単身世帯でおおむね37,000円が目安。正確な金額は福祉事務所にご確認ください)や、転居にかかる費用の扱いなど、確認しておきたいことがあります。ケースワーカーは、退院後の暮らしを一緒に考えてくれるパートナーです。物件の契約は、ケースワーカーの了承を得てから行いましょう。生活保護を受けている方の退院と住まいの調整については入院中・退院時の生活保護と住まいの記事で詳しく解説しています。
退院の日に困らないための準備
- 電気・ガス・水道:入居日から使えるように手続きしておく(ガスは開栓の立ち会いが必要な場合がある)
- 最低限の生活用品:寝具、カーテン、照明、冷蔵庫、食器など。家族や支援者に準備を頼む場合はリストにする
- 薬と通院:退院時の薬と、次の通院日、新しい住まいからの通院の方法を確認しておく
- 支援サービスの開始日:訪問看護やヘルパーなどが、退院後すぐに始まるよう調整しておく
- 住所変更の手続き:転居届などは、入居後に行う
退院の日は、体力的にも気持ちの面でも負担が大きいものです。荷物の運び込みや生活用品の準備は、できるだけ退院日より前に済ませておくと安心です。
具体例|入院中に部屋が決まったケース
Fさん(60代・入院中にそれまでの住まいを退去)の場合
- 退院の約2か月前に、病院の相談員から「退院後の住まい」の話があり、相談を開始
- 相談員を通じて不動産会社に連絡。「1階または階段の少ない部屋」「通院先まで乗り換えなし」を条件に候補を出してもらう
- 県外に住む娘さんがビデオ通話で内見に参加し、相談員が外出に同行して本人も1件だけ実際に確認
- 申込書類は郵送とLINEでやりとりし、保証会社の確認の電話は病院の面会時間に合わせてもらう
- 退院の1週間前に娘さんが生活用品をそろえ、退院日にそのまま新しい部屋へ
※よくある流れをもとにした架空の例です。
よくある質問
Q. 入院中でも賃貸の審査に通りますか?
入院中であることだけで審査の結果が決まるわけではありません。家賃の支払いの見通し(年金、給与、生活保護など)や、緊急連絡先などが確認されます。入院中であることと、退院の予定を最初に不動産会社に伝えておきましょう。
Q. 退院日までに部屋が決まらなかったらどうなりますか?
病院の相談員と、退院日の調整や一時的な住まいについて相談してください。状況によっては、施設の短期利用などの選択肢が考えられる場合もあります。できるだけ早く動き始めることが、何よりの対策です。
Q. 保証人や緊急連絡先がいません。
保証人の代わりに保証会社を利用する方法や、緊急連絡先について支援団体などに相談する方法があります。病院の相談員や支援者と連携しながら、不動産会社に相談してみてください。
Q. 家族が遠方で、代わりに動いてもらえません。
病院の相談員や、相談支援事業所、地域包括支援センターなどの支援者と、不動産会社が連携して進めることができます。オンライン内見や郵送での書類のやりとりも活用しましょう。
Q. 退院後の生活が一人でできるか不安です。
訪問看護やヘルパー、地域定着支援などのサービスを組み合わせることで、一人暮らしを支える方法があります。病院の相談員に、退院後の生活の不安も含めて相談してください。
まとめ|退院の見通しが立ったら、住まいの相談も始める
- 最初の相談先は病院の相談員(医療ソーシャルワーカー・精神保健福祉士など)
- 退院の2か月ほど前から動き始めると、余裕を持って進めやすい
- 内見は外出許可・代理内見・オンライン内見、書類は郵送やLINEでやりとりできる場合がある
- 介護・障害福祉・生活保護など、状況に合った支援者と連携する
- 生活用品やライフラインの準備は、退院日より前に済ませておく
最後に
病院のベッドの上で住まいのことを考えるのは、心細いことだと思います。けれど、あなたの退院後の暮らしを一緒に考えてくれる人は、病院の中にも外にもいます。焦らず、体調を第一にしながら、周りの力を借りて一歩ずつ進めていきましょう。
入院中からのお部屋探し、ご相談ください
ミニクルホームでは、岡山市で入院中の方の退院後の住まい探しのご相談をお受けしています。ご本人だけでなく、ご家族や病院の相談員、ケースワーカーなど支援者の方からのご相談も歓迎しています。退院予定日に合わせたスケジュールや、写真・動画でのご案内など、病院にいながら進められる方法を一緒に考えます。
LINEで相談する 電話で相談する(086-239-3296)
営業時間 10:00〜18:00/定休日 水曜日・不定休
ご相談は無料です。無理なご提案はいたしません。
※審査の可否は保証会社・大家さんが判断するものであり、当社が審査結果を保証することはできません。退院の時期や医療・介護・障害福祉サービスについては、主治医や病院の相談員、各支援機関にご相談ください。生活保護に関する金額・取り扱いは担当の福祉事務所にご確認ください。
会社情報
| 会社名 | 株式会社ミニクルホーム |
|---|---|
| 代表者 | 城井 仁 |
| 所在地 | 〒700-0026 岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号(JR岡山駅西口 徒歩7分) |
| 電話 | 086-239-3296 |
| LINE | 友だち追加はこちら |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(定休日:水曜日・不定休・GW・年末年始) |
| 免許 | 宅地建物取引業 岡山県知事(3)第5473号 |
| 対応エリア | 岡山市(北区・中区・南区・東区)、倉敷市、玉野市、瀬戸内市、備前市、総社市 |
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※Googleマップに投稿された口コミの一部を、 意味を変えない範囲で抜粋・匿名化して掲載しています。 口コミは個人の感想です。
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tel:0862393296
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会社概要
株式会社ミニクルホーム
業務内容:
売買仲介・賃貸仲介・管理・賃貸空室対策コンサルタント・内装リフォーム保険代理店
住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
JR岡山駅西口徒歩7分
FAX :086-239-3323
メールアドレス:minikuru@bc.wakwak.com
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