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傾斜地・高低差のある土地、岡山で売るときの査定ポイント

「実家は斜面にあって、道路から階段を上る土地。隣との高低差も大きい。こういう土地、売るとき不利になるの?」——岡山市内の傾斜地や、高低差のある土地にある空き家を相続された方から、こうしたご相談をいただきます。

傾斜地や高低差のある土地は、平坦な土地に比べて査定額が下がる傾向があります。ただ、その下がり方には理由があり、ポイントを押さえれば、納得して売却を進められます。特に重要なのが「擁壁(ようへき)」の状態です。この記事では、傾斜地・高低差のある土地を売るときの査定ポイントと、知っておきたい注意点、そして意外な強みを整理します。

先に結論

傾斜地・高低差のある土地は、平坦地より査定額が下がる傾向があり、その主な理由は「平らにするための造成費用」が見込まれるためです。そして、査定額を最も大きく左右するのが「擁壁の状態」。古い擁壁は、やり直し費用が価格に響きます。一方で、眺望のよさなど傾斜地ならではの強みもあります。まずは擁壁の状態と、がけ条例などの規制を確認することが、売却の出発点です。

なぜ傾斜地は査定額が下がるのか

傾斜地や高低差のある土地が、平坦地より安くなる主な理由は、買い手が「平らに使うための費用」を見込むからです。傾斜のある土地に家を建てるには、土地を削ったり(切土)、盛ったり(盛土)、擁壁を造ったりする造成工事が必要になることがあり、その費用がかかります。買い手は、その費用を差し引いた価格でないと、買おうと思いません。

傾斜地の価格の考え方(イメージ)
平坦地なら○○万円の土地 - 造成にかかる費用 = 傾斜地の価格
造成費用が大きいほど、価格は下がります

つまり、傾斜地の査定では「平らにするのにいくらかかるか」が、大きなポイントになります。そして、その造成費用の中でも、特に金額が大きく、価格を左右するのが「擁壁」です。

最重要ポイント|「擁壁」の状態

傾斜地・高低差のある土地の査定は、擁壁の状態で大きく変わります。
擁壁とは、高低差のある土地で、土が崩れるのを防ぐために造る壁のことです。この擁壁が、査定額を最も大きく左右します。
新しく、しっかりした擁壁があれば、すでに平坦なスペースが確保され、安全性も高いため、査定にプラスに働きます。
古い擁壁は、現在の基準を満たしていないことが多く、買い手が「造り直し」の費用を見込むため、査定額が大きく下がります。擁壁の造り直しは高額になることもあり、この費用の見積もりが、価格を大きく左右します。

まずは、ご自身の土地の擁壁が、いつ頃・どんな造りで・どんな状態かを確認することが大切です。

見落とし注意|擁壁には「維持管理の責任」がある

空き家の擁壁は、放置するとリスクになります。
擁壁は、工作物として、所有者に維持管理の責任があります。もし擁壁が劣化して崩落し、隣の土地や道路、通行人に被害を与えた場合、所有者が損害賠償責任を負うことになります。空き家の擁壁が古く、ひび割れなどがある場合、これは見過ごせないリスクです。

「傾斜地の空き家を放置している」という方は、擁壁の状態も含めて、早めに確認することをおすすめします。売却して手放すことは、このリスクから解放されることにもつながります。

知っておきたい|「がけ条例」などの規制

高低差のある土地には、安全確保のための建築規制がかかることがあります。代表的なのが「がけ条例」です。

がけ条例とは、傾斜地やがけの近くに建物を建てる際の制限を定めたもので、一般に、一定の高さ(2m以上など)と勾配のあるがけが対象になります。この規制がかかると、建物を建てる際に、擁壁の設置や、建物を崖から離すことが求められることがあります。

がけ条例などの規制は、自治体によって内容が異なります。
がけ条例の高さの基準や、必要な対応は、自治体ごとに定められており、内容が異なります。また、一定規模以上の造成には、法律にもとづく許可が必要になることもあります。これらは専門的な内容のため、ご自身の土地にどんな規制がかかるかは、岡山市の建築の窓口や、建築士・不動産会社に確認することが不可欠です。規制の有無は、査定額にも売り方にも関わります。

意外な強み|傾斜地ならではのメリット

査定が下がる傾向はありますが、傾斜地・高低差のある土地には、買い手にとって魅力になる強みもあります。売却の際、これらを伝えることが大切です。

眺望・採光がよい

高台にある傾斜地は、見晴らしがよく、日当たりや風通しにも恵まれることがあります。この「眺望のよさ」は、平坦地では得られない魅力として、価値を感じる買い手に響きます。

価格が手頃

造成費用の分、価格が抑えられるため、「その立地に、予算を抑えて住みたい」という買い手にとっては魅力になります。眺望のよい高台を、手頃な価格で手に入れたい層がいます。

傾斜を活かした個性的な設計ができる

傾斜地は、スキップフロアや、高低差を利用した地下室・ガレージなど、平坦地では難しい個性的な設計が可能です。こうした「地形を活かした家」を建てたい層には、傾斜地が魅力になります。

既存の擁壁があれば、平坦スペースを安く確保できる

すでにしっかりした擁壁があり、平坦なスペースが確保されている場合、買い手は大がかりな造成をせずに済みます。これは、傾斜地でありながらコストを抑えられる利点になります。

傾斜地の空き家を売るときの選択肢

傾斜地・高低差のある土地は、状況に応じて次のように売却を進めます。

状況 売り方の方向
擁壁がしっかりしている・眺望がよい 強みを打ち出し、住宅用地として売る
古家がまだ使える そのまま古家付きで売る(造成せず現況で)
造成費用が高額になりそう 現況のまま、傾斜地に慣れた買い手や業者に売る
一般では買い手が見つかりにくい 傾斜地・がけ地の扱いに慣れた買取業者に相談
造成費用が高額になる場合、売主が費用をかけて平らにするより、現況のまま売ったほうが有利なことが多いとされています。買い手が自分の計画に合わせて造成するため、売主が先に造成しても、その費用が価格に十分反映されないことがあるためです。造成すべきかは、査定で慎重に判断することが大切です。

まず査定と、擁壁・規制の確認を

傾斜地・高低差のある土地の空き家が、いくらで・どう売れるかは、擁壁の状態、がけ条例などの規制、造成にかかる費用、眺望などの立地によって変わります。これらは専門的な確認が必要で、ご自身だけで判断するのは難しいものです。特に擁壁の状態は、査定額を大きく左右します。

まずは不動産会社に相談し、査定とあわせて擁壁の状態や規制を確認してもらうことをおすすめします。査定を通じて、その土地が「どう売れるか」「造成すべきか、現況で売るべきか」が見えてきます。査定は無料ですし、傾斜地の物件でも問題なく受けられます。擁壁の維持管理のリスクからも解放されるためにも、まずはご相談ください。

よくある質問

Q. 傾斜地の空き家は、売れないのでしょうか?

売れないわけではありません。平坦地より査定額が下がる傾向はありますが、眺望のよさや手頃な価格を求める買い手、傾斜を活かした設計をしたい層に需要があります。擁壁の状態などによりますが、その土地に合った売り方を選ぶことが大切です。

Q. 古い擁壁がありますが、造り直してから売るべきですか?

一概には言えません。擁壁の造り直しは高額になることが多く、その費用を売却価格で回収できないこともあります。多くの場合、現況のまま、傾斜地に慣れた買い手や業者に売るほうが有利です。造り直すべきかは、査定で費用対効果を確認するのがおすすめです。

Q. がけ条例がかかるか、どう調べますか?

がけ条例の内容は自治体によって異なります。岡山市の建築の窓口で、その土地にどんな規制がかかるかを確認できます。専門的な内容のため、不動産会社や建築士に調べてもらうのが確実です。査定の際に、あわせて確認するのがおすすめです。

Q. 擁壁が古くて心配です。放置しても大丈夫ですか?

おすすめしません。擁壁は所有者に維持管理の責任があり、崩落して他人に被害を与えると、損害賠償責任を負うことがあります。古い擁壁にひび割れなどがある場合は、早めに状態を確認することが大切です。売却して手放すことで、このリスクから解放されます。

「傾斜地・高低差のあるうちの空き家、いくらになる?」——擁壁の状態も含めて確認しませんか。
岡山市周辺の空き家について、無料で査定・ご相談を承っています。無理な営業はいたしません。

※本記事は当社の実務経験および公表情報にもとづき、一般的な考え方を整理したものです(2026年8月時点)。掲載している内容・金額の考え方はあくまで一般的な傾向であり、実際の査定額・造成費用・売却の成否は物件の状況により異なります。がけ条例や盛土規制、擁壁に関する基準や必要な対応は自治体や個別の事情によって異なるため、具体的なケースは岡山市の建築・都市計画の担当窓口、建築士、不動産会社等の専門家に必ずご確認ください。擁壁の維持管理や責任に関する事項も、状況により異なります。掲載している関連記事のURLは公開時の実際のリンクにあわせてご確認・修正のうえご利用ください。

Customer Voice

お客様の声

Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。

  • 正直な物件説明 ★★★★★

    まさに正直不動産。注意点まで教えてくれました

    まさに正直不動産。気になっていた物件について、事故物件であることや管理面の注意点なども教えてくれました。 安心して物件探しを任せられました。

    ご利用者A様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 入居・退去の対応 ★★★★★

    入居時も退去時も丁寧に対応してくれました

    入居時も退去時も丁寧に対応してくださり助かりました。 LINEでの対応も文字に残るので、電話だけより確認しやすいです。

    ご利用者B様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 難しい条件の部屋探し ★★★★★

    難しい条件でも迅速かつ柔軟に対応

    難しい条件の中、迅速かつ柔軟な対応で、ようやく住めるところが見つかりました。 不安なこともLINEで相談できて助かりました。

    ご利用者C様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 遠方からの引越し ★★★★★

    遠方からの引越しも丁寧にサポート

    遠方からの引越しで分からないことだらけでしたが、 何から何まで丁寧に対応してくださり、本当に助かりました。

    ご利用者D様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 地域情報・物件提案 ★★★★★

    土地の事情も分かり、納得して決められました

    難しい条件での物件探しでしたが、多数の物件をご案内いただき、納得して決めることができました。 土地の事情も参考になりました。

    ご利用者E様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 親身な対応 ★★★★★

    借りる側の目線で考えてくれました

    借りる側の目線で考えてくださるので有り難かったです。 気さくな不動産屋さんで、希望もお願いしやすく助かりました。

    ご利用者F様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

 

※Googleマップに投稿された口コミの一部を、意味を変えない範囲で抜粋・匿名化しています。
※口コミは個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。口コミ確認日:2026年6月29日

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