福祉事務所のケースワーカーの方へ|転居相談を受けたときの物件条件の伝え方
「生活保護を受けている方から転居の相談があり、不動産会社に依頼したいが、条件をどう伝えればいいか」——福祉事務所のケースワーカーの方から、こうしたご相談をいただくことがあります。
生活保護受給者の転居では、一般的な物件探しとは異なり、住宅扶助の基準額という、明確な制約があります。この記事では、不動産会社に条件を伝える際に、特に押さえておきたいポイントを整理します。
先に結論
最も重要なのは、住宅扶助の基準額(上限額)を、最初に明確に伝えることです。この上限を超える家賃の物件を提案されてしまうと、後から「この物件は扶助費で賄えない」と分かり、時間のロスにつながります。あわせて、共益費の扱い、代理納付を希望するかどうか、緊急連絡先の状況も、最初に伝えておくことで、案内がスムーズになります。
最重要|住宅扶助基準額を、明確に伝える
生活保護の住宅扶助には、世帯人数や地域区分に応じた基準額(上限額)が定められています。この金額を超える家賃の物件は、超過分をご本人が別途負担できない限り、契約が難しくなります。
不動産会社に相談する際は、「予算はこのくらい」という曖昧な伝え方ではなく、「住宅扶助の基準額は〇〇円で、これを超える物件は難しい」と、制度上の上限であることを明確に伝えることが重要です。これにより、最初から的確な物件に絞って提案してもらえます。
あわせて伝えたい、4つのポイント
共益費・管理費の扱い
家賃に共益費が含まれるか、別立てになっているかによって、扶助費で賄える範囲が変わることがあります。物件によって、共益費の扱いが家賃に含まれている場合と、別途請求される場合があるため、「家賃と共益費、合計でいくらまでか」を明確にしておくと、不動産会社側も物件を選びやすくなります。
代理納付を希望するかどうか
代理納付(住宅扶助費を自治体から大家さんに直接支払う仕組み)を希望する場合、その旨を早めに伝えておくと、対応可能な物件かどうかを、不動産会社が確認しやすくなります。大家さんによっては、代理納付に対応した実績があるかどうかも、選定の参考になります。
緊急連絡先の状況
ご本人に、緊急連絡先となる親族がいるか、身寄りがないかによって、契約の進め方や、大家さんへの説明の仕方が変わります。ケースワーカー自身が、実質的な連絡先としての役割を担える範囲も、あわせて伝えておくと、選択肢が広がることがあります。
就労状況・通院先など、生活の基盤となる情報
就労している場合はその勤務先、通院が必要な場合はかかりつけの医療機関など、日常生活の基盤となる場所からの距離も、エリアを選ぶ際の重要な材料になります。こうした情報があると、単に家賃だけでなく、生活のしやすさも踏まえた提案がしやすくなります。
伝え方の例
たとえば、次のような形で、最初にまとめて伝えていただくと、不動産会社側も的確に動きやすくなります。
「単身の方で、住宅扶助の基準額は家賃・共益費込みで〇〇円までです。代理納付を希望しており、緊急連絡先は身寄りがなく確保が難しい状況です。通院先が〇〇エリアにあるため、できればその近辺で探してもらえますか」
このように、条件と背景をあわせて伝えることで、不動産会社は、基準に合う物件を効率よく絞り込めます。
物件が見つかった後も、確認しておきたいこと
| 確認事項 | 内容 |
|---|---|
| 家賃・共益費の内訳 | 合計額が住宅扶助基準額に収まっているか |
| 代理納付への対応可否 | 大家さん・管理会社が代理納付に応じてくれるか |
| 敷金・礼金等の一時金 | 別途定められた基準の範囲内か |
まずは、条件を整理してご相談ください
生活保護受給者の転居相談を受けた際は、住宅扶助基準額を中心に、この記事で紹介したポイントを整理してご相談いただくことで、スムーズに物件探しを進められます。分からない点があれば、その都度確認しながら進めますので、まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. 住宅扶助基準額を少しでも超える物件は、絶対に紹介できませんか?
基準額を超える部分について、ご本人が別途負担できる場合は、契約が可能なこともあります。ただし、その旨をあらかじめ明確に伝えていただくことが重要です。まずは基準額内での物件探しを基本としつつ、必要に応じてご相談ください。
Q. 代理納付に対応してくれる大家さんは、どう探せばいいですか?
代理納付の実績がある物件や、居住サポート住宅など、対応しやすい仕組みを持つ物件をご案内できることがあります。希望を伝えていただければ、対応可能な物件を探します。
Q. 緊急連絡先がまったくない場合でも、相談できますか?
もちろんです。緊急連絡先が確保できない場合の選択肢(居住支援法人との連携など)もあわせてご案内できます。まずは状況をお聞かせください。
Q. 複数のケースを、同時に相談できますか?
はい、可能です。福祉事務所のケースワーカーの方から、複数の案件を並行してご相談いただくこともできます。
転居相談を受けたケース、まずは条件を整理してご相談ください。
岡山市周辺の賃貸・空き家の活用について、無料でご相談を承っています。
※本記事は当社の実務経験にもとづき、一般的な考え方を整理したものです(2026年8月時点)。掲載している内容はあくまで一般的な傾向であり、住宅扶助基準額、共益費の取扱い、代理納付の可否は個々の状況・自治体の運用により異なります。制度の詳細は、岡山市の福祉事務所にご確認ください。掲載している関連記事のURLは公開時の実際のリンクにあわせてご確認・修正のうえご利用ください。
お客様の声
Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。
※Googleマップに投稿された口コミの一部を、意味を変えない範囲で抜粋・匿名化しています。
※口コミは個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。口コミ確認日:2026年6月29日
LINEで事前相談
電話で相談する
tel:0862393296
株式会社ミニクルホーム
住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
電話番号:
tel:0862393296
不動産探し・お部屋探しでのご相談はこちらからどうぞ
岡山県知事(3)第5473号
会社概要
株式会社ミニクルホーム
業務内容:
売買仲介・賃貸仲介・管理・賃貸空室対策コンサルタント・内装リフォーム保険代理店
住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
JR岡山駅西口徒歩7分
FAX :086-239-3323
メールアドレス:minikuru@bc.wakwak.com
しかける賃貸満室マン 城井 仁 (しろい ひとし)
LINEで事前診断

![津島小学校 賃貸物件 3DK[岡山市北区津島本町]](https://minikuruhome.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/98fec111810aabae58bb47a38e357428-150x150.jpg)




