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「病名を伝えたとたん、話が止まってしまった」「生活保護と障害の両方があると、どこも貸してくれないのでは」「一人暮らしをしたいけれど、審査のことを考えるだけで疲れてしまう」——。

そう感じているのは、あなただけではありません。実際、生活保護・精神障害・一人暮らしの条件が重なると、大家さんや保証会社が慎重になることはあります。でも、その慎重さの多くは「よく分からないことへの不安」で、準備しだいで小さくできるものです。

この記事では、岡山市北区奉還町で生活保護の方・精神障害のある方のお部屋探しをお手伝いしてきた不動産会社が、審査に備えるための5つの鉄則をお伝えします。

この記事で分かること

  • 大家さん・保証会社が何を心配しているのか
  • 審査に備える5つの鉄則(相談先・お金・家賃の安心・連絡先・伝え方)
  • 断られたときに次にできること

結論:審査は「人柄」より「不安が残っていないか」で決まりやすい

  1. 大家さんの不安は、主に①家賃が払われるか ②困ったときに連絡がつくか ③暮らしの中でトラブルにならないかの3つです。
  2. 代理納付・保証会社・緊急連絡先・支援者とのつながりを先に整えておくと、不安を小さくできます(審査の結果が約束されるわけではありません)。
  3. 障害のことは、病名より「今の暮らしの様子と支え」を伝えるのがポイント。契約は必ずケースワーカーの了承を得てからです。

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大家さん・保証会社は、何を心配している?

心配されやすいこと 準備できること
家賃がきちんと払われるか 代理納付、保証会社の利用、受給を確認できる書類
困ったときに連絡がつくか 緊急連絡先、ケースワーカー・相談支援専門員・訪問看護などのつながり
暮らしの中でトラブルにならないか 通院・服薬の状況や、困ったときの相談先を落ち着いて伝える
もしものとき(入院など)の対応 入院時の連絡先や、荷物・契約の相談先を決めておく

こうした心配は、入居する方の人柄とは関係なく出てくるものです。一つひとつに答えを用意しておくことが、審査に備える近道になります。

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鉄則1:生活保護・精神障害の相談に慣れた不動産会社を選ぶ

同じ物件でも、間に入る不動産会社によって、大家さんへの伝わり方は変わります。代理納付や支援の体制を大家さんに分かりやすく説明できる会社を選びましょう。

  • 生活保護の手続き(見積書・ケースワーカーの了承・代理納付)の話が自然に出てくるか
  • 障害のことを話しても、態度を変えずに話を聞いてくれるか
  • 物件のデメリットや、大家さん・管理会社の傾向も教えてくれるか

国土交通省の不動産業者向けの指針では、障害があることを理由に、大家さんや保証会社との調整をしないまま仲介を断ることや、物件広告に「障害者不可」と書くことは、不当な差別的取扱いの例とされています。2024年4月からは、事業者による合理的配慮(ゆっくり話す、分かりやすく説明するなど)の提供も義務になりました。困ったことがあれば、遠慮なく伝えてください。

相談先の探し方は、「岡山市で精神疾患があっても相談できる不動産会社の探し方」でもまとめています。

鉄則2:家賃の上限と「毎月の持ち出し」を先に決める

岡山市の生活保護の家賃の上限は、単身でおおむね37,000円が目安です。上限を超える物件は、引っ越しの了承が得られにくく、審査以前のところで止まってしまうことがあります。

  • 家賃は上限内か(正確な金額は担当の福祉事務所・ケースワーカーに確認)
  • 共益費・管理費は生活費からの負担になるのが一般的。家賃と分けて計算する(共益費の記事)
  • ケースワーカーさんに先に相談し、引っ越しの理由や初期費用の扱いを確認しておく

鉄則3:「家賃の安心」を見える形にする

家賃の支払いへの不安は、仕組みで小さくできます。

方法 どんな安心につながる? 注意点
代理納付 福祉事務所から大家さんへ家賃が直接払われる 使えるかどうかはケースワーカーに確認
保証会社 家賃の支払いを保証会社が保証する 会社によって審査の見方が違う。信用情報を照会しないとされる独立系の会社が選ばれている物件もある
受給を確認できる書類 収入の見通しを示せる 保護決定通知書・受給証明書など(受給証明書の記事)

保証会社で止まりやすい方は、「【岡山市】保証会社に通らない!精神疾患×生活保護の方の部屋探し術」も参考になります。

鉄則4:「困ったときの連絡先」を用意する

一人暮らしで大家さんが気にするのは、何かあったときに誰に連絡すればいいかです。家族に頼めない場合も、方法はあります。

  • 緊急連絡先:家族・知人に頼めないときは、代行サービスや支援者への相談を検討(緊急連絡先の記事)
  • 支援のつながり:ケースワーカー、相談支援専門員、訪問看護、デイケアなど
  • 一人暮らしを支える制度:自立生活援助・地域定着支援など(制度の記事)
  • 見守りなどが付いた住まい:2025年10月からは「居住サポート住宅」の制度も始まっています(居住サポート住宅の記事)

支援者の方が部屋探しに関わる場合は、「【支援者向け】精神障害のある方の住まい探し|相談支援専門員と不動産会社の連携ポイント【岡山市】」もご覧ください。

鉄則5:障害のことは「病名」より「暮らしの様子と支え」を伝える

障害のことをどこまで伝えるかは、ご本人が決めてよいことです。ただ、事実と違うことを伝えると、あとで困ることがあります。伝えるなら、病名よりも今の暮らしの様子と、支えがあることを中心にすると、大家さんも安心しやすくなります。

伝え方の例(不動産会社に話すとき)

「通院を続けていて、今は落ち着いて生活できています」

「家賃は代理納付を希望しています。ケースワーカーさんとも相談しています」

「困ったときは、相談支援専門員さん(または訪問看護)に連絡がつきます」

「音に敏感なので、角部屋や上の階が静かな部屋だとありがたいです」

手帳は、審査に必須のものではありません。手帳と審査の関係は「障害者手帳は賃貸審査に関係ある?精神障害者保健福祉手帳と部屋探し【岡山市】」でくわしく解説しています。

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部屋選びも「暮らしやすさ」で

審査に通ることだけでなく、入居後に穏やかに暮らせるかも大切です。音が気になる方は生活音の記事、通院や買い物の動線を重視したい方は動線の記事が参考になります。

申し込みの前に確認したいチェックリスト

5つの鉄則を、申し込みの前にもう一度チェックしてみましょう。全部そろっていなくても大丈夫です。足りないところは、不動産会社や支援者と一緒に埋めていけます。

  • □ ケースワーカーさんに引っ越しの相談をした
  • □ 家賃が上限内で、共益費を含めた毎月の持ち出しを計算した
  • □ 代理納付を使えるか確認した
  • □ 保護決定通知書・受給証明書など、受給を確認できる書類を用意した
  • □ 緊急連絡先(家族・知人・代行サービスなど)の目処が立っている
  • □ 困ったときに連絡がつく支援者(相談支援専門員・訪問看護など)がいる
  • □ 不動産会社に伝える内容(暮らしの様子・支え・希望の条件)をメモした
  • □ 初期費用の見積書を福祉事務所に出す流れを確認した

体調の波があって準備が進まないときは、できるところから一つずつで十分です。LINEでチェックリストを送っていただければ、足りないところを一緒に確認します。

断られたときは、どうする?

  1. 落ち込みすぎない:断られる理由は、物件や保証会社の基準によることがほとんどです
  2. 理由を聞ける範囲で聞く:保証会社の審査理由は教えてもらえないことも多いです(審査に落ちた理由の記事)
  3. 準備が足りなかった点を見直す:代理納付・緊急連絡先・支援のつながりが伝わっていたか
  4. 受け入れに慣れた不動産会社・支援者に相談する

審査で止まりやすいパターンは、「【保存版】精神障害者が生活保護でお部屋を借りるときに審査に落ちる7つの失敗パターン」でまとめています。

現場から|ミニクルホームに寄せられるご相談より

「3回断られた」という40代の方からご相談をいただいたことがあります。お話をうかがうと、それまでの申込では代理納付の希望も、相談支援専門員さんとのつながりも伝わっていませんでした。当社から大家さんに、家賃の支払いの仕組みと、困ったときの連絡先をまとめてお伝えしたところ、音の静かな角部屋で受け入れていただけました。断られた理由が「人」ではなく「情報不足」だったことは、実はよくあります。(事例は、個人が特定されないよう内容を一部変えています)

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ミニクルホームでできること・できないこと

お手伝いできること お手伝いできないこと
・生活保護・精神障害のある方の受け入れに前向きな物件のご紹介
・大家さん・管理会社への、代理納付や支援体制のご説明
・物件のメリット・デメリット、大家さんの傾向のご説明
・LINEでのご相談(電話が苦手な方も)、オンラインでの重要事項説明
・支援者の方と一緒の内見・ご相談
・審査に通ることのお約束
・扶助の金額や引っ越しの了承の判断(福祉事務所が判断します)
・医療・福祉サービスの提供
・法律の個別のご判断

入居後に大家さんと良い関係を続けるコツは、「精神障害者の一人暮らし、入居後に大家さんとの関係を良好に保つコツ【岡山市】」でもご紹介しています。

まとめ:岡山市で生活保護・精神障害の一人暮らし、審査は「準備」で変わる

  • 審査で見られるのは、家賃・連絡先・暮らしの安心
  • 鉄則1:相談に慣れた不動産会社を選ぶ
  • 鉄則2:家賃の上限(単身おおむね37,000円)と毎月の持ち出しを先に決める
  • 鉄則3:代理納付・保証会社・受給の書類で家賃の安心を見える形に
  • 鉄則4:緊急連絡先と支援のつながりを用意する
  • 鉄則5:病名より「暮らしの様子と支え」を伝える
  • 契約は必ずケースワーカーの了承を得てから

最後に

断られることが続くと、自分が否定されたように感じてしまうかもしれません。でも、それはあなたの価値とは関係ありません。体調を最優先に、一人で抱え込まず、主治医やケースワーカーさん、支援者、身近な人を頼ってください。私たちも、できる方法を一緒に考えます。

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よくある質問(FAQ)

Q. 生活保護で精神障害があっても、賃貸は借りられますか?

A. 借りられる可能性はあります。大家さんや保証会社によって対応は違いますが、代理納付・保証会社・緊急連絡先・支援のつながりを準備しておくと、受け入れてもらいやすくなることがあります。審査の結果が約束されるわけではありません。

Q. 精神障害のことは、不動産会社に伝えたほうがいいですか?

A. どこまで伝えるかはご本人が決めてよいことです。伝える場合は、病名よりも、通院して落ち着いて生活していることや、困ったときの相談先があることを中心に伝えると、大家さんも安心しやすくなります。事実と違うことは伝えないようにしましょう。

Q. 障害を理由に断られることはありますか?

A. 国土交通省の指針では、障害があることを理由に、大家さんや保証会社との調整をしないまま仲介を断ることは、不当な差別的取扱いの例とされています。ただし、保証会社や大家さんの審査の結果は、それぞれの基準によります。

Q. 障害者手帳がないと審査に不利ですか?

A. 手帳は審査に必須のものではありません。手帳の有無より、家賃の支払いの見通しや、困ったときの連絡先が整っているかが見られやすいです。

Q. 緊急連絡先を頼める家族がいません。

A. 緊急連絡先の代行サービスや、支援者への相談などの方法があります。2025年10月からは、見守りなどが付いた居住サポート住宅の制度も始まっています。

Q. 岡山市の生活保護の家賃の上限はいくらですか?

A. 単身でおおむね37,000円が目安です。共益費・管理費は生活費からの負担になるのが一般的です。正確な金額は、担当の福祉事務所・ケースワーカーにご確認ください。

Q. 電話や来店がつらいのですが、相談できますか?

A. できます。LINEのメッセージだけでもご相談いただけます。支援者の方と一緒のご相談や、オンラインでの重要事項説明にも対応しています。

Q. 何度も断られています。どうすればいいですか?

A. 代理納付の希望や支援のつながりが大家さんに伝わっていなかった、という「情報不足」が理由のこともあります。準備を見直したうえで、受け入れに慣れた不動産会社や支援者に相談してみてください。

一人で悩まず、まずはご相談ください

岡山市で、生活保護を受けている方・精神障害のある方のお部屋探しのご相談をお受けしています。何度も断られた方も、大家さんの不安を小さくする方法を一緒に考えます。電話が苦手な方はLINEだけでも大丈夫です。支援者の方からのご相談も歓迎です。相談は無料です。

受付 10:00〜18:00(定休日:水曜日・不定休・GW・年末年始)

※ 審査の結果や制度の適用をお約束するものではありません。
※ 扶助の金額や引っ越しの了承は、福祉事務所の判断になります。契約は必ずケースワーカーの了承を得てからお願いします。
※ 法律・税務の個別判断は、専門家・関係機関へのご確認をお願いします。

会社概要

会社名 株式会社ミニクルホーム(お部屋探し探検隊 岡山市北区)
代表 城井 仁
所在地 〒700-0026 岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号(JR岡山駅西口から徒歩7分)
電話 086-239-3296(受付 10:00〜18:00)
定休日 水曜日・不定休・GW・年末年始
メール minikuru@bc.wakwak.com
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免許・許可 宅地建物取引業免許 岡山県知事(3)第5473号/古物商許可 岡山県公安委員会 第721020023380号
業務内容 賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理・空室対策・空き家管理/相談・リフォーム/リノベーション・古民家再生・不動産投資相談・保険代理店
対応エリア 岡山市(北区・中区・南区・東区)、倉敷市、玉野市、瀬戸内市、備前市、総社市

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※ 記事内の制度の取扱いは一般的な考え方の整理です。実際の認定可否は世帯の状況により異なりますので、担当のケースワーカー・お住まいの区の福祉事務所へご確認ください。

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