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居住サポート住宅の認定を受けたが、入居者はどこから来るのか」

国のシステムに載れば、問い合わせが来るのだろうか」

広告に何をどう書けばいいのか分からない」

居住サポート住宅の認定を受けた、または認定を考えている大家さんからの質問です。認定までの流れは「居住サポート住宅とは?(大家さん向け)」で書いています。

認定を受けても、入居者が自然に集まってくるわけではありません。この記事では、国の情報提供システムでできること、専用住宅の入居者の考え方、そして岡山で入居者を見つけるための入口と、契約までの流れを整理しました。

先に結論

居住サポート住宅に認定されると、国の居住サポート住宅情報提供システムに住宅の情報と問い合わせ先が公開されます。ただし、入居状況(空室かどうか)は掲載されないため、システムは空室の募集サイトではなく「知ってもらう窓口」と考えるのが現実的です。入居者を見つける入口は、援助実施者(居住支援法人など)からの紹介、福祉事務所・地域包括支援センターなどの支援者、岡山県居住支援協議会、一般の不動産会社の客付けを組み合わせます。居住サポート住宅には、3つのサポートをすべて必要とする方(要援助者)だけが入居できる専用住宅が1戸以上必要で、サポートを受けるかは大家さんから入居希望者に提案し、合意で決まるとされています。広告では見守りの費用と支援の内容を分かりやすく示し、生活保護を受けている方の契約はケースワーカーの了承を得てから進めます。

国の情報提供システムでできること

居住サポート住宅の認定の審査が終わると、居住サポート住宅情報提供システム(国土交通省)に住宅の情報が公開されます。

入居を希望する方や支援者は、このシステムで都道府県・市区町村、家賃、入居対象者、間取り、専有面積などの条件から検索し、入居に関する問い合わせ先を確認できます。

一方で、システムには各住宅の入居状況などの詳細は掲載されていません。つまり、

  • 「この地域に居住サポート住宅がある」「問い合わせ先はここ」は伝わる
  • 「今、空室がある」は伝わらない

という仕組みです。

問い合わせ先には、電話がつながり、すぐに答えられる窓口を登録しておくことが大切です。管理会社に任せている場合は、管理会社の窓口にしておくと対応が早くなります。

入居者の考え方|専用住宅と、そうでない住戸

募集を始める前に、誰が入居できるかを整理しておきます。

住戸の種類 入居できる方
専用住宅 安否確認・見守り・福祉サービスへのつなぎの3つのサポートをすべて必要とする方(要援助者)と、同居する配偶者など
専用でない住戸 要援助者のほか、それ以外の住宅確保要配慮者や、一般の方も入居できる

居住サポート住宅の認定では、専用住宅を1戸以上確保する必要があります。戸建て1戸やアパートの1室だけで認定を受ける場合は、その住戸が専用住宅になります。

サポートを受けるかは「提案と合意」で決まる

国の解説書では、要援助者として3つのサポートを受けるかどうかは、身寄りの有無など入居希望者の状況を踏まえ、基本的には大家さんから入居希望者に提案し、入居者との合意により判断されるとされています。

入居を希望する方に「この住宅では、毎日の安否確認と月1回以上の見守りがあります。費用はこれくらいです」と説明し、納得したうえで選んでもらう。これが専用住宅の募集の基本です。

サポートを押しつけるものではありません。 必要ないと考える方には、専用でない住戸や、ほかの住宅を案内します。

入居者を見つける5つの入口

入口 どんな方につながるか 大家さん・管理会社がすること
援助実施者(居住支援法人など) 法人が相談を受けている、住まいを探している方 空室が出たら最初に連絡する。募集の条件を共有する
福祉事務所・地域包括支援センター・障害者の相談支援事業所など ケースワーカーやケアマネジャー、相談支援専門員が支えている方 住宅の案内(1枚の資料)を届け、空室が出たら知らせる
岡山県居住支援協議会 協議会の相談窓口につながった方 物件紹介のページなどへの掲載方法を事務局に確認する
国の情報提供システム システムで地域の居住サポート住宅を探した方や支援者 問い合わせ先の情報を最新に保つ
一般の不動産会社の客付け ポータルサイトや店頭で部屋を探している方 支援の内容と費用を広告に明記し、問い合わせに答えられるようにする

援助実施者と支援者からの紹介が、いちばん入居につながりやすい入口です。 見守りが必要な方を実際に支えている人たちだからです。居住支援法人の探し方は「岡山県で居住支援法人と組むには」で書いています。認定を受けたら、まずこの人たちに「空室があります」と伝えることから始めます。

支援者に届ける「1枚の資料」

福祉事務所や地域包括支援センターに案内するときは、次のことをA4用紙1枚にまとめておくと伝わりやすくなります。

  • 住所(地図)、間取り、家賃・共益費、見守りの費用
  • サポートの内容(安否確認の方法、見守りの頻度、援助実施者の名前)
  • バリアフリーの状況(段差、手すり、エレベーターの有無など)
  • 入居できる方(専用住宅か、専用でない住戸か)
  • 問い合わせ先(電話・受付時間)

広告の書き方

一般の客付けで募集する場合は、次の点に気をつけます。

1. 毎月かかる費用をすべて書く。 家賃・共益費に加えて、見守りの費用も書きます。入居してから「思っていたより高い」とならないためです。

2. 支援の内容を具体的に書く。 「見守り付き」だけでなく、「毎日の安否確認(センサー)、月1回の訪問、困りごとの相談」のように書くと、入居を考える方やご家族が判断しやすくなります。

3. 対象者を限る言葉より、支えがあることを伝える言葉で。 「生活保護の方専用」「高齢者専用」と書くより、「見守りと相談の支えがある住まいです」「保証人がいない方もご相談ください」のように書くと、必要な方に届きやすく、入居者の気持ちにも配慮できます。

4. 入居をお断りする理由を並べない。 居住サポート住宅では、入居者に不当な差別的取扱いをしないことが求められています。

費用の見せ方の例

たとえば、家賃40,000円・共益費2,000円の住戸で、見守りの費用が仮に月3,000円だとすると、

  • 毎月の住居費:家賃40,000円+共益費2,000円=42,000円
  • 見守りの費用:3,000円
  • 毎月の合計:45,000円

のように、合計と内訳の両方を示します。見守りの費用は援助実施者と決めた額で、入居者の負担が基本です(大家さん側で一部を負担することもできます)。

生活保護を受けている方にとっては、家賃が住宅扶助の上限の範囲に入っているかが、選べるかどうかの分かれ目になります。岡山市の住宅扶助の上限は、「岡山市の生活保護・住宅扶助額(家賃上限)はいくら?」で整理しています。

問い合わせから入居までの流れ

  1. 問い合わせを受ける(入居希望者本人、ご家族、支援者から)
  2. 住まいの希望と状況をうかがう(身寄りの有無、今の暮らし、困りごと)
  3. サポートの内容と費用を説明し、専用住宅として入居するかを提案する
  4. 内見(援助実施者が同席できると、入居後のイメージが伝わりやすい)
  5. 入居の審査(家賃債務保証業者の審査など)
  6. 契約の前に、書面を交付してサポートの内容と費用を説明する
  7. 生活保護を受けている方は、ケースワーカーの了承を得てから契約する
  8. 賃貸借契約と、見守りの契約を結ぶ
  9. 入居、見守りの開始

生活保護を受けている方の場合、契約はケースワーカーの了承のあとで。 家賃が住宅扶助の範囲に入っているか、初期費用がどう扱われるかは、福祉事務所で確認されます。先に契約を結んでしまうと、あとで困ることがあります。ケースワーカーは、入居を一緒に進めるパートナーです。

契約前の説明の内容や、入居後の役割分担は、「認定された後の大家の役割」の記事で詳しく書いています。

空室が続いたら

専用住宅に一定期間入居者が見つからない場合は、認定した自治体の承認を受けて、要援助者以外の方に貸すことができる場合があります。ただし、専用住宅をすべて要援助者以外に貸すことはできず、専用住宅は1戸以上確保しておく必要があります。

空室が続くときは、入口を増やす(支援者への案内をやり直す、客付けの広告を見直す)ことと並行して、この手続きを岡山市住宅課 計画係(086-803-1466)に相談してください。

当社にできること・できないこと

当社は、岡山市北区奉還町で賃貸管理・仲介を行っている不動産会社です。生活保護を受けている方、高齢の方、保証人がいない方の住まい探しのご相談を受けています。

当社がお手伝いできるのは、入居者の募集(客付け)、支援者に届ける住宅の案内資料の作成、広告の作成(費用と支援の内容の書き方)、問い合わせの窓口、内見の対応、要配慮者の方に対応できる保証会社の選定、契約の手続き、そして入居後の住まいの管理です。

一方、見守りや福祉サービスの提供、入居者の心身の状況についての判断は当社では行えません。 見守りは援助実施者が、認定や目的外使用の承認は岡山市が、生活保護の判断は福祉事務所が行います。

よくあるご質問

国の情報提供システムに載れば、入居者は集まりますか。

システムには住宅の情報と入居に関する問い合わせ先が公開されますが、各住宅の入居状況などの詳細は掲載されていません。空室の募集サイトではなく、地域の居住サポート住宅を知ってもらう窓口と考え、援助実施者や福祉の支援者からの紹介、一般の客付けと組み合わせるのが現実的です。

居住サポート住宅には誰でも入居できますか。

住戸によって違います。専用住宅に入居できるのは、安否確認・見守り・福祉サービスへのつなぎの3つのサポートをすべて必要とする方(要援助者)と、同居する配偶者などです。専用でない住戸には、それ以外の方も入居できます。認定では、専用住宅を1戸以上確保する必要があります。

入居希望者が要援助者に当たるかは、誰が判断しますか。

国の解説書では、身寄りの有無など入居希望者の状況を踏まえ、基本的には大家さんから入居希望者に提案し、入居者との合意により判断されるとされています。サポートの内容と費用を説明し、納得したうえで選んでもらうことが大切です。

広告には何を書けばよいですか。

家賃・共益費に加えて見守りの費用を書き、毎月の合計と内訳を示します。支援の内容は「毎日の安否確認、月1回の訪問、困りごとの相談」のように具体的に書きます。対象者を限る言葉より、支えがあることを伝える言葉で書くと、必要な方に届きやすくなります。

生活保護を受けている方と契約するときの注意点は。

家賃が住宅扶助の上限の範囲に入っているかを確認し、契約はケースワーカーの了承を得てから結びます。居住サポート住宅では、認定を受けた事業者から通知すれば、家賃は原則として代理納付になります。最新の扱いは担当の福祉事務所でご確認ください。

専用住宅に入居者が見つからないときは、一般の方に貸せますか。

一定期間入居者が見つからない場合は、認定した自治体の承認を受けて、要援助者以外の方に貸せる場合があります。ただし、専用住宅をすべて要援助者以外に貸すことはできず、専用住宅は1戸以上確保しておく必要があります。岡山市内の住宅は、岡山市住宅課 計画係(086-803-1466)にご相談ください。

入居者の募集を不動産会社に任せることはできますか。

できます。一般の客付けに加えて、支援者への案内資料の作成、問い合わせの窓口、内見の対応、契約の手続きまでを管理会社や不動産会社に任せることで、大家さんの負担を減らせます。見守りは援助実施者が担います。

入居者の募集と、支援者への案内を一緒に

客付けの広告、支援者に届ける案内資料、問い合わせの窓口、内見、保証会社の選定、契約、入居後の管理まで。居住サポート住宅の空室を、入居につなげる入口づくりからお手伝いします。

※見守りや福祉サービスの提供、入居者の心身の状況についての判断は当社では行えません。認定や目的外使用の承認は岡山市住宅課 計画係(086-803-1466)をご案内します。

制度に認定されることと、入居が決まることは別の話です。 認定はスタートで、入居者につながる入口を一つずつ増やしていくことが大切です。見守りを必要としている方を支えている人たちに、「ここに住まいがあります」と届けること。そこから始めれば、居住サポート住宅は、大家さんにとっても入居者にとっても、長く続く住まいになります。

最終更新日:2026年9月24日
確認先:国土交通省(居住サポート住宅情報提供システム)、国土交通省・厚生労働省(居住サポート住宅認定制度 認定申請解説書)、東京都住宅政策本部(居住サポート住宅の認定制度)、岡山市 住宅課(新たな住宅セーフティネット制度)。制度の運用は変わることがあります。最新はそれぞれの窓口でご確認ください。

(この記事は一般的な情報の整理です。認定や目的外使用の承認は岡山市が、生活保護の判断は福祉事務所が行います。)

株式会社ミニクルホーム
所在地:〒700-0026 岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号(JR岡山駅西口 徒歩7分)
電話:086-239-3296/FAX:086-239-3323
メール:minikuru@bc.wakwak.com
LINE:https://line.me/ti/p/kcG_qerYMM
営業時間:10:00〜18:00/定休日:水曜日・不定休・GW・年末年始
宅地建物取引業免許:岡山県知事(3)第5473号
業務内容:売買仲介・賃貸仲介・賃貸管理・空き家管理および対策相談・内外装リフォーム・空室対策相談・保険代理店
対応エリア:岡山市北区・中区・南区・東区、玉野市、瀬戸内市、備前市、総社市
代表:城井 仁(宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士、不動産実務経験25年以上)

CUSTOMER VOICE

お客様の声

Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。

正直な物件説明 ★★★★★

まさに正直不動産。注意点まで教えてくれました

まさに正直不動産。気になっていた物件について、 事故物件であることや管理面の注意点なども教えてくれました。 安心して物件探しを任せられました。

A
ご利用者A様Googleマップの口コミより一部抜粋
入居・退去の対応 ★★★★★

入居時も退去時も丁寧に対応してくれました

入居時も退去時も丁寧に対応してくださり助かりました。 LINEでの対応も文字に残るので、 電話だけより確認しやすいです。

B
ご利用者B様Googleマップの口コミより一部抜粋
難しい条件の部屋探し ★★★★★

難しい条件でも迅速かつ柔軟に対応

難しい条件の中、迅速かつ柔軟な対応で、 ようやく住めるところが見つかりました。 不安なこともLINEで相談できて助かりました。

C
ご利用者C様Googleマップの口コミより一部抜粋
遠方からの引越し ★★★★★

遠方からの引越しも丁寧にサポート

遠方からの引越しで分からないことだらけでしたが、 何から何まで丁寧に対応してくださり、 本当に助かりました。

D
ご利用者D様Googleマップの口コミより一部抜粋
地域情報・物件提案 ★★★★★

土地の事情も分かり、納得して決められました

難しい条件での物件探しでしたが、 多数の物件をご案内いただき、 納得して決めることができました。 土地の事情も参考になりました。

E
ご利用者E様Googleマップの口コミより一部抜粋
親身な対応 ★★★★★

借りる側の目線で考えてくれました

借りる側の目線で考えてくださるので有り難かったです。 気さくな不動産屋さんで、 希望もお願いしやすく助かりました。

F
ご利用者F様Googleマップの口コミより一部抜粋
 

※Googleマップに投稿された口コミの一部を、 意味を変えない範囲で抜粋・匿名化して掲載しています。 口コミは個人の感想です。

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tel:0862393296

 

 

株式会社ミニクルホーム

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業務内容:

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JR岡山駅西口徒歩7分

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しかける賃貸満室マン 城井 仁 (しろい ひとし)

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