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帰省は、年に数回しかない「確認のチャンス」です

年末年始、実家に帰られる予定はありますか。

もし実家が空き家になっている、あるいは高齢のご両親だけが住んでいるという場合、この帰省は、家の状態を確認できる貴重な機会です。

そして多くの方が、こうなります。

「今回こそ、ちゃんと見ておこうと思っていたのに」 「バタバタして、結局何も確認できなかった」 「気になったけど、写真も撮らずに帰ってきてしまった」

帰省中は、想像以上に時間がありません。 挨拶、食事、片付け、親戚の対応。気づけば出発の時間です。

だからこそ、行く前に「見るべきものリスト」を持っておくことが重要です。

この記事では、出発前・現地・帰る前の3段階に分けて、10項目のチェックリストをご用意しました。全部で1〜2時間あれば終わります。


【出発前に準備する】1〜3

✅ 1. 鍵の所在を、すべて確認する

意外と多いのが「鍵が見つからない」というトラブルです。

  • 玄関の鍵
  • 勝手口・裏口の鍵
  • 蔵・物置・車庫の鍵
  • 門扉の鍵

誰がどれを持っているか、家族間で共有できていますか?

親が施設に入られている場合、鍵の所在が分からなくなっているケースは珍しくありません。現地で困らないよう、出発前に確認しておいてください。

もし紛失している場合、帰省中に鍵交換を検討するのもひとつです。年末年始は業者が休みに入るため、12月上旬までに手配しておく必要があります。


✅ 2. 火災保険の証券を探しておく

これが、このリストで最も重要な項目かもしれません。

火災保険は、人が住んでいる家を「住宅物件」、人が住まない建物を「一般物件」として区分しています。誰も住まなくなると、多くの保険会社で6か月ほどを目安に区分が変わる可能性があります。

問題は、保険会社があなたの住民票を見ていないことです。

空き家になったことを伝えていないと、保険料の引き落としは続きますが、通知義務・告知義務の違反として、火災時に保険金が支払われないリスクがあります。

証券が見つかったら、保険会社に電話1本、5分だけください。

「実家が空き家になりました。今の契約のままで補償されますか?」

これだけで済みます。年末年始は火気を使う機会が増える時期でもあります。 帰省前に確認しておくことをおすすめします。


✅ 3. 登記事項証明書を取っておく

今、その家は誰の名義になっていますか?

「たぶん父の名義」ではなく、事実を確認してください。 法務局で数百円、オンラインでも取得でき、所有者本人でなくても請求できます。

なぜ帰省前かというと、この書類があれば、帰省中の家族の会話が具体的になるからです。

「名義、まだ親父のままだった」という事実が目の前にあると、話が前に進みます。「そのうち確認しよう」では、また来年になります。


【現地で確認する】4〜8

スマホを1台持って、家をひと回りするだけです。

✅ 4. 外観を四方から撮影する

東西南北、4方向から建物全体を撮ってください。加えて、

  • 屋根(瓦のズレ・欠け・ブルーシートの有無)
  • 外壁(ひび割れ・剥がれ・シミ)
  • 雨樋(外れ・詰まり・草が生えていないか)
  • 基礎(ひび割れ)

写真には日付が自動で残ります。 これが後々、火災保険の審査や、売却時の資料、そして家族への説明資料になります。


✅ 5. 天井と壁のシミを探す

雨漏りは、屋根を見ても分かりません。天井のシミで分かります。

各部屋の天井、特に部屋の隅と、押し入れの中を見てください。押し入れは湿気がこもりやすく、雨漏りの痕跡が最初に出やすい場所です。

茶色い輪ジミがあれば、雨漏りの可能性があります。放置すると、木材の腐朽とシロアリにつながります。


✅ 6. すべての蛇口で水を出し、排水の臭いを確認する

キッチン、浴室、洗面所、トイレ、外の水栓。すべての蛇口で1分以上、水を流してください。

確認するポイントは3つです。

確認点 異常のサイン
水の出方 出が悪い、濁っている、赤茶色い
排水 流れが悪い、逆流する
臭い 下水のような臭いがする

下水の臭いがしたら、排水トラップの水が蒸発しています。 通水すれば一時的に解消しますが、また蒸発します。管理の頻度を見直す必要があります。


✅ 7. 床・柱・畳の傷みを確認する

歩いてみて、床がフカフカする、沈む、軋む箇所はありませんか。

また、以下はシロアリのサインとされています。

  • 柱や壁に土でできた細い筋(蟻道)がある
  • 春先に羽アリが出た痕跡がある
  • 柱を叩くと空洞のような音がする

シロアリ被害は、進行すると建物の構造に関わります。 気になる箇所があれば、写真を撮っておいてください。


✅ 8. 庭と境界を見る

  • 庭木が隣地や道路に越境していないか
  • 塀・フェンスが傾いていないか
  • 境界杭が確認できるか
  • ゴミの不法投棄がないか

庭木の越境は、近隣トラブルの原因として非常に多いものです。 冬は葉が落ちて枝ぶりが見えやすいため、確認するには実は良い季節です。

また、将来の売却時には境界の確定が必要になります。境界杭が見当たらない場合は、その旨を記録しておいてください。


【帰る前にやること】9〜10

✅ 9. 郵便物を回収し、今後の対応を決める

郵便受けに溜まった郵便物・チラシは、すべて回収してください。

溜まった郵便物は、外から見て「誰も来ていない家」だと一目で分かるサインです。不法侵入や放火のリスクを高めます。

そして、今後どうするかを決めてください。

  • 郵便局の転送サービスを利用する
  • 誰かが定期的に回収する
  • 管理サービスに依頼する

「また今度考える」にすると、次の帰省まで溜まり続けます。


✅ 10. 冬季の凍結対策をして、施錠する

これが、年末年始の帰省ならではの重要項目です。

岡山市は比較的温暖ですが、内陸部や山沿いでは氷点下になる日があります。 水道管の水が凍結すると膨張し、管が破裂することがあります。

そして最悪なのは、破裂に誰も気づかないことです。

凍結した管が、暖かくなって解け出したとき、誰もいない家の中で水が出続けます。 発見が遅れれば、床も壁も水浸しになり、水道料金も跳ね上がります。

帰る前にやること

  • 屋外の水栓に水抜き栓があれば、水を抜く
  • 給湯器の水抜きを行う(取扱説明書をご確認ください)
  • 露出している配管に保温材やタオルを巻く
  • 心配な場合は、元栓を閉めて水を抜いておく

そして、すべての窓と戸を施錠してください。 意外と、雨戸や2階の窓が開いたままになっていることがあります。


【最も大事なこと】家族が集まっているうちに、話す

チェックリストは10項目でしたが、本当に大切なのは11個目です。

年末年始は、年に一度の「全員が揃う日」です

普段バラバラに暮らしている兄弟が、同じ場所にいる。これは、実は貴重な機会です。

そして、この機会を逃すと、次はお盆まで話が進みません。

いきなり結論を出そうとしないでください

「売るか、残すか」を初日から議論すると、まず揉めます。

おすすめは、「今日は決めない」と最初に宣言することです。

「今回は決めなくていいから、みんなで一回、家の状態だけ見ておかない?」

これなら、誰も身構えません。一緒に家を回り、写真を撮り、傷みを見る。 それだけで、全員の認識が揃います。

遠方に住むご兄弟の頭の中の実家は、10年前のままです。 「そんなに傷んでたのか」という共通認識が生まれるだけで、次の話し合いはまったく違うものになります。

期限だけは、決めてください

そのうえで、ひとつだけ決めてください。

「じゃあ、来年のお盆までには方向性を決めよう」

期限のない話し合いは、必ず先送りになります。

📎 兄弟での話し合いの進め方はこちら 👉 兄弟で「実家どうする」となったら|岡山市の空き家の進め方


年末年始だからこそ、知っておきたいこと

① 年末年始は、業者が動きません

12月末から1月上旬にかけて、多くの業者が休業します。

帰省中に「屋根が壊れている」「水漏れしている」と気づいても、すぐには対応できません。緊急性の高いものは、12月上旬までに手配しておく必要があります。

② 売却は「いつ売るか」で申告の年が変わります

不動産を売却した場合、譲渡した年の翌年に確定申告を行います。

12月に売るのと1月に売るのとでは、申告の年が1年ずれます。 他の所得との兼ね合いで有利・不利が生じる場合がありますので、売却を検討される場合は、税理士にご相談ください。

③ 使える制度に、期限が近づいています

相続した空き家を売却する際、一定の要件を満たせば譲渡所得から最高3,000万円を控除できる特例があります。

この特例には2つの期限があります。

期限 内容
期限① 相続開始の日から3年を経過する日の属する年の12月31日まで
期限② 特例そのものの適用期限が令和9年(2027年)12月31日まで

どちらか早いほうが、あなたの期限です。

要件は細かく(昭和56年5月31日以前の建築であること、相続開始直前に被相続人が一人で居住していたこと、など)、判断には専門知識が必要です。必ず税理士または税務署にご確認ください。

ただ、「期限がある」ということだけは、帰省中の会話に持っていっていただきたいと思います。


まとめ:チェックリスト

印刷するか、スマホに保存してお持ちください。

【出発前】

  • [ ] 1. 鍵の所在をすべて確認する
  • [ ] 2. 火災保険の証券を探し、保険会社に電話する
  • [ ] 3. 登記事項証明書を取得する

【現地で】

  • [ ] 4. 外観を四方から撮影する(屋根・外壁・雨樋・基礎)
  • [ ] 5. 天井と壁のシミを探す(押し入れの中も)
  • [ ] 6. すべての蛇口で通水し、排水の臭いを確認する
  • [ ] 7. 床・柱・畳の傷み、シロアリの痕跡を確認する
  • [ ] 8. 庭木の越境、塀の傾き、境界杭を確認する

【帰る前】

  • [ ] 9. 郵便物を回収し、今後の対応を決める
  • [ ] 10. 凍結対策(水抜き)をして、全戸施錠する

【そして】

  • [ ] 家族に「来年のお盆までに方向性を決めよう」と提案する

最後に

ミニクルホームは、岡山市北区奉還町、JR岡山駅西口から徒歩7分にある地域密着の不動産会社です。

代表の城井は香川県出身で、岡山に住んで20年以上になります。**「本当の不動産情報を発信したい」**という思いで会社を始めました。

帰省中に撮った写真を、LINEで送っていただくだけで構いません。 おおよその状況を拝見し、「今すぐ対応が必要か」「まだ様子を見て大丈夫か」をお伝えできます。

「売るかどうかは、まだ決めていない」という段階でのご相談を歓迎しています。

年末年始は当社も休業しておりますが、LINEやメールでのご相談はいつでもお送りいただけます。 営業開始後、順次ご返信いたします。


5. よくある質問(Q&A)

Q1. 帰省中、どのくらい時間をかければいいですか? A. 現地での確認(項目4〜10)は、1〜2時間あれば終わります。写真を撮りながら家をひと回りするイメージです。

Q2. 水道の元栓は閉めたほうがいいですか? A. 冬季で、次に来るのが数か月先になる場合は、閉めて水を抜いておくほうが安全です。ただし、排水トラップの水も蒸発するため、排水口にふたをしておくことをおすすめします。ご心配な場合はご相談ください。

Q3. シロアリの痕跡があったら、どうすればいいですか? A. 写真を撮っておき、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。当社でも業者のご紹介が可能です。放置すると建物の構造に影響します。

Q4. 兄弟が集まりましたが、話がまとまりませんでした。 A. 初回でまとまることは、ほとんどありません。「情報を共有できた」だけで十分な成果です。 次のステップとして、売却額・解体費用・維持費といった具体的な数字を揃えることをおすすめします。

Q5. 年末年始でも相談できますか? A. 当社も休業しておりますが、LINE・メールでのご相談はいつでもお送りいただけます。営業開始後、順次ご返信いたします。お急ぎの場合は、営業日にお電話ください。

Q6. 高齢の親がまだ住んでいますが、確認しておいたほうがいいですか? A. はい。将来的に空き家になる可能性がある場合、元気なうちに名義や意向を確認しておくことが、後のご家族の負担を大きく減らします。特に登記の状況は、早めの確認をおすすめします。

岡山市の空き家・実家に関するご相談窓口

実家の空き家のご相談は
株式会社ミニクルホームへ

JR岡山駅西口から徒歩7分。帰省中に撮った写真を送っていただくだけでも、ご相談いただけます。

「傷みが気になったが、すぐ対応が必要なのか分からない」「兄弟で話したが結論が出なかった」「まだ売るかどうかは決めていない」など、実家に関するお悩みをお聞かせください。売却を前提にお話しすることはありません。

このようなご相談に対応しています

  • 帰省中に撮った写真からの現況確認
  • 「今すぐ対応が必要か」の判断のご相談
  • 売却・解体・賃貸・維持、それぞれの費用と手取り額の試算
  • 岡山市の解体補助金に関するご案内
  • 名義が親のままになっている場合のご相談
  • 定期的な巡回・管理のご相談
  • シロアリ点検・修繕業者のご紹介

対象となる方: 岡山市内に実家・空き家をお持ちの方、相続予定・相続済みの方、遠方にお住まいのご家族の方

所在地: 〒700-0026 岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号(JR岡山駅西口から徒歩7分)

対応エリア: 岡山市内全域(北区・中区・東区・南区)

※年末年始は休業させていただきますが、LINE・メールでのご相談はいつでもお送りいただけます。営業開始後、順次ご返信いたします。なお、税金の具体的な計算は税理士、登記手続きは司法書士の業務となります。必要に応じて専門家をご案内いたします。

Customer Voice

お客様の声

Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。

  • 正直な物件説明 ★★★★★

    まさに正直不動産。注意点まで教えてくれました

    まさに正直不動産。気になっていた物件について、事故物件であることや管理面の注意点なども教えてくれました。 安心して物件探しを任せられました。

    ご利用者A様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 入居・退去の対応 ★★★★★

    入居時も退去時も丁寧に対応してくれました

    入居時も退去時も丁寧に対応してくださり助かりました。 LINEでの対応も文字に残るので、電話だけより確認しやすいです。

    ご利用者B様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 難しい条件の部屋探し ★★★★★

    難しい条件でも迅速かつ柔軟に対応

    難しい条件の中、迅速かつ柔軟な対応で、ようやく住めるところが見つかりました。 不安なこともLINEで相談できて助かりました。

    ご利用者C様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 遠方からの引越し ★★★★★

    遠方からの引越しも丁寧にサポート

    遠方からの引越しで分からないことだらけでしたが、 何から何まで丁寧に対応してくださり、本当に助かりました。

    ご利用者D様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 地域情報・物件提案 ★★★★★

    土地の事情も分かり、納得して決められました

    難しい条件での物件探しでしたが、多数の物件をご案内いただき、納得して決めることができました。 土地の事情も参考になりました。

    ご利用者E様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

  • 親身な対応 ★★★★★

    借りる側の目線で考えてくれました

    借りる側の目線で考えてくださるので有り難かったです。 気さくな不動産屋さんで、希望もお願いしやすく助かりました。

    ご利用者F様

    Googleマップの口コミより一部抜粋

 

※Googleマップに投稿された口コミの一部を、意味を変えない範囲で抜粋・匿名化しています。
※口コミは個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。口コミ確認日:2026年6月29日

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