お部屋の申し込みをして審査を待っている、あるいは契約手続きを控えている——。そんなタイミングで、退職や転職が決まってしまった。
「申し込みのときに書いた勤務先と、状況が変わってしまった」 「これって、言わないといけないの?」 「正直に伝えたら、審査に落ちてしまうのでは…」
頭を抱えてしまいますよね。せっかく見つけたお部屋だからこそ、どうすればいいか分からず、不安で眠れない方もいらっしゃると思います。
でも、どうか落ち着いてください。このあと順番に対応すれば、道はあります。この記事では、審査中や契約前に退職・転職が決まったときに、申込内容をどう訂正すればいいか、その順番と考え方を、岡山市の不動産会社の目線でやさしく整理します。
結論:まず落ち着いて、早めに「正直に伝える」のがいちばん安全です
先に大事なことをお伝えします。
審査中や契約前に状況が変わったときは、黙っておくのではなく、できるだけ早く、申し込んだ不動産会社に正直に相談する——これが、結果としていちばん安全な進め方です。
なぜなら、勤務先や収入は、審査の「前提」になっている情報だからです。そこが変わったのに黙って契約を進めてしまうと、あとで大きなトラブルにつながることがあります。
「正直に言ったら不利になるのでは」と感じるかもしれませんが、実は逆で、早めに相談することで使える対処法が増えることが多いのです。
なぜ「黙っておく」のが危険なの?
収入・勤務先は、審査の土台になっている
入居審査では、「この方が家賃を払い続けられるか」が見られています。その判断の土台になるのが、勤務先や収入の情報です。ここが実際と違ったまま契約すると、土台が崩れた状態になってしまいます。
「虚偽申告」とみなされるリスク
すでに退職が決まっている(または退職した)のに、在職しているように装って申し込むと、「虚偽申告」と受け取られるおそれがあります。虚偽申告は、貸主と借主のあいだの信頼関係を損なう行為とみなされやすく、契約書に定められた解除の理由に当たってしまう場合があります。
さらに、収入証明や在籍を示す書類を偽造することは、それ自体が犯罪(私文書偽造など)にあたります。ここは絶対に避けてください。
補足として——「隠していた虚偽が、必ず契約解除につながる」というわけではありません。実際には、契約を続けられないほどの重大な事情かどうかで判断されます。ただ、余計な不安やトラブルを抱え込まないためにも、正直に伝えておくのが結局は安心です。
「契約後に退職した」場合は、また別の話です
ここは誤解されやすいので、はっきりさせておきます。
契約したときには本当に在職していて、そのあとで退職・転職した——これは虚偽申告ではありません。申し込んだ時点では事実だったからです。この場合、そのこと自体が直ちに契約違反になるわけではありません。
問題になりやすいのは、**「申し込み〜契約の時点で、すでに退職が決まっていたのに、それを伝えなかった」**というケースです。同じ「退職」でも、タイミングによって意味が変わる、と覚えておいてください。
申込内容を訂正する順番
審査中や契約前に状況が変わったら、次の順番で動くとスムーズです。
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まず、申し込んだ不動産会社(担当者)に、できるだけ早く連絡する 自分で保証会社や大家さんに直接連絡するのではなく、窓口である不動産会社に伝えるのが基本です。
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変わった内容を、正確に伝える 退職日(予定日)、転職先が決まっているかどうか、新しい収入の見込みなど、分かっている範囲で具体的に共有します。
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不動産会社が、保証会社・大家さんに状況を共有する ここは不動産会社が間に立って調整します。あなたが一人で交渉する必要はありません。
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新しい状況を裏づける書類を用意する 転職先が決まっていれば内定通知書や雇用契約書、退職後であれば預貯金の残高が分かるものなど、状況に応じた書類をそろえます。
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審査のやり直しや、条件の再調整に対応する 家賃の見直し、別の保証会社の検討、緊急連絡先の追加など、通りやすくするための調整を一緒に進めます。
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納得できる形で、契約手続きを進める 不明な点は、契約前に遠慮なく確認しましょう。
この順番で動けば、「どう伝えればいいか分からない」という不安は、ぐっと軽くなります。
タイミング別:いつ決まったかで対応が変わります
① 審査の前に分かっている場合
いちばんスムーズなのは、最初から正直に申告することです。「近く転職予定です」「今は転職活動中です」と伝えたうえで、それに合った物件・保証会社を選べば、無理のない形で進められます。
② 審査に通ったあと〜契約前に決まった場合
このタイミングで隠してしまうと、あとで最もリスクが大きくなります。気づいた時点で、すぐに不動産会社へ連絡しましょう。上で紹介した「訂正する順番」で対応すれば、多くの場合は道が見つかります。
③ 契約したあとに決まった場合
契約後の退職・転職は、前述のとおり、それ自体が契約違反になるわけではありません。ただ、大切なのは家賃を無理なく払い続けられるかです。もし支払いが不安なときは、早めに相談することで、家賃の見直しや住み替え、公的な支援など、選べる手が見えてきます。
退職・転職でも借りるための対処法
「収入が変わると、もう借りられないのでは」と不安になりますよね。でも、状況に応じて打てる手はあります。
転職先が決まっている場合
内定通知書や雇用契約書があれば、新しい勤務先の情報をもとに審査を進められます。同じような業種で、収入が大きく下がらないなら、影響は小さめに収まることも多いです。一方で、入社直後は勤続年数が浅いぶん慎重に見られることもあるため、書類をしっかりそろえておくと安心です。
無職・転職活動中の場合
収入が一時的に途切れる場合でも、次のような方法があります。
- 預貯金の残高で審査する(残高審査):一定の預貯金があれば、「家賃を払っていける」と示せることがあります
- 家賃を見直す:今の状況に無理のない家賃の物件に変えることで、通りやすくなります
- 保証会社を変える:保証会社は物件ごとに決まっていて、審査の基準も各社で違います。1社で難しくても、別のルートがあることがあります
- 緊急連絡先や連帯保証人を用意する:連絡が取れる人がいると、大家さんの安心につながります
- 公的な支援を確認する:離職などで家賃の支払いが不安なときに相談できる公的な支援制度もあります。お住まいの地域の相談窓口(自立相談支援機関など)に確認してみましょう
大切なのは、ひとつの方法がだめでも、別の道を一緒に探せるということです。
よくある不安・疑問 Q&A
Q. 審査中に退職が決まりました。やっぱり黙っておいたほうがいいですか? A. おすすめしません。黙って契約すると、あとで発覚したときに、かえって大きなトラブルになりかねません。早めに正直に相談したほうが、使える対処法が増えます。
Q. 正直に伝えたら、確実に審査に落ちますか? A. 必ず落ちる、とは限りません。転職先の情報や預貯金、家賃の見直し、保証会社の選び方などで、進められる可能性があります。
Q. もう申し込んだあとでも、内容を訂正できますか? A. できます。まずは申し込んだ不動産会社に連絡し、変わった内容を伝えてください。担当者が保証会社や大家さんとの間で調整します。
Q. 契約したあとに転職しました。契約違反になりますか? A. 契約時点で在職していたなら、それ自体が虚偽申告や契約違反になるわけではありません。ただし、家賃の支払いが続けられるかは大切なので、不安があれば早めにご相談ください。
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ミニクルホームは、岡山市を中心に、賃貸のお部屋探しから審査のご相談まで承っています。転職や退職で状況が変わった方、保証人がいない方、審査に不安がある方のご相談も、これまで数多くお受けしてきました。ご事情はプライバシーを守ってお伺いし、あなたに合った進め方を一緒に考えます。
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📞 お電話:086-239-3296(受付 10:00〜18:00/水曜・不定休) 💬 LINE:https://line.me/ti/p/kcG_qerYMM
状況が変わったときの不安は、一人で抱えていると、どんどん大きく感じてしまうものです。でも、順番に整理していけば、必ず次の一歩が見えてきます。焦らず、まわりの窓口も頼りながら進めていきましょう。
※本記事は一般的な情報をわかりやすくまとめたものであり、個別のケースに対する法的な判断や、契約の可否をお約束するものではありません。ミニクルホームはお部屋探しや審査のご相談は承りますが、法的な代理交渉は行いません。契約や法的なトラブルについては、契約書・重要事項説明書の内容をご確認のうえ、必要に応じて弁護士や消費生活センターなどの専門機関にご相談ください。
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