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給湯器の見方

給湯器を見分けるには、本体の正面か側面に貼られているシールに記載されてた内容を確認しましょう。

まず先に見るのは年式ですね。各メーカーによって呼び方は違いますが、給湯機能のみの給湯専用機と浴槽の追い焚き機能を持つお風呂給湯機があります。また、最近は温水暖房熱源付き風呂が多くなりました。型式番号をメモして、後で機種をネットで調べることで、追い焚き付き機能の有無を確認できます。

号数確認！？

その次に、号数を確認します。号数は、水温を２５°ｃ上昇させた給水を１分間に何リットル出湯させることができるかで表示されています。都市ガス・LPG（プロパンガス）を問わずガス給湯器全般に設定されているものです。家庭用の給湯器としては、16号・20号・24号が主な号数で、数字が大きい方がお湯をつくる能力が高く、たくさんのお湯を使うことができます。熱量換算では、1号あたり1500kcal（1.74kw）のパワーがあります。

給湯器の号数は、給湯器の品番（型式）からご確認いただけます。頭のアルファベットの次の数字が号数となるため、下記の「GT-2428SAWX」であれば、24号の給湯器となります。
給湯器リモコンではなく、給湯器本体に貼られているシールの品番（型式）でご確認ください。

2人かぞくであれば２０号、4人家族であれば２４号の風呂給湯器が妥当ですね。

製造年の確認

最後に製造年を確認します。給湯器の寿命は８～１２年といわれます。８年以上経過している給湯器は給湯能力が落ちているので、交換のタイミングです。１０年超えると故障の確立があがります。交換するにも商品が届くまでは、一時しのぎで給湯器をリースもできますが困りますから、早めに交換が望ましいです。

工事費

給湯器の交換工事は、機器代・標準工事費で実際には１０万円くらいから可能です。（時期によっては高くなることもあります。）機器代は工事費込みの場合、メーカー価格から工務店によって大幅に値引きされるからです。ただし、給湯専用器から追い焚き機能付きに変更する場合は、浴槽に循環口を開ける作業や追い焚き用の配管工事を行うために、工事費が増えるとともに、機器本体も2倍近く高くなりますので、工事業者から必ず見積もりを取ることをおすすめします。