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敷地の周辺確認の必要性

敷地の周辺状況を確認しないと、安全性が疑われるような場所を見落とすことが多々あり危険です。仲介業者を通じて、あるいは直接、専門家（建築士など）に相談することが望まれます。

電柱・高圧線の確認

敷地の近くに電柱があり、引き込みがなされている場合は、電柱会社とメーター容量が確認できます。周辺に電柱がない場合は、電柱の新設を電気会社に依頼する必要があります。

また、電柱が傾いていないかも観察して、傾いている場合は、地盤沈下の可能性があります。あと、敷地の上空に高圧線があるかどうかも確認しましょうね。

高圧線があると建築物に制限を受けますので注意が必要です。

周辺に崖がある場合

法地がある場合、その安全性を確かめることが必須です。ちなみに法地は実際に宅地として使用できない斜面部分を指します。「法面」ともいいます。法地は、自然の地形によるものもあれば、傾斜地を造成する際、土砂崩れを防ぐために切土や盛土などによりあえて造られたものあります。また、敷地補強等のための擁壁設置に伴う斜面も法地です。

擁壁がある場合

擁壁がある場合は、擁壁のゆがみ・崩れて・クラック（ヒビ割れ）がないか、水抜きパイプが設置されているのか、水が流れているかをかくにんします。あと、その擁壁がある土地は所有者が誰であるかも確認です。水抜きがたまに石や土などで塞いでいる場合もあるので確認です。詰まっている場合は撤去してもらえるか、仲介業者・売主に確認です。

塀がある場合

塀がある場合は、その安全性が大丈夫なのか確認です。確認する方法は、クラック（ひび割れ）の有無、倒壊の危険はないかなど確認します。また、隣地からの越境物がないかを確認し、越境物がある場合は、隣地所有者との話し合いになります。話し合いは、引渡し前までに仲介業者に依頼して売主に隣地所有者と話をまとめてもらうこともいいですよ。