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「長く入院していたけれど、退院したらアパートで暮らしたい」
「精神科に入院していたことで、部屋を貸してもらえないのでは」
「入院中なのに、どうやって部屋を探せばいいの?」

退院の話が出てきたとき、うれしい気持ちと同じくらい、住まいの不安が大きくなる方も多いと思います。入院が長かった方ほど、地域での暮らしがイメージしにくく、何から始めればいいのか分からないかもしれません。

でも、退院後の住まい探しは、一人で進めるものではありません。地域移行支援という仕組みを使えば、支援者と一緒に、入院中から準備を進めることができます。この記事では、岡山市北区奉還町で生活保護の方・障害のある方のお部屋探しをお手伝いしている不動産会社の立場から、次のことをお伝えします。

この記事で分かること

  1. 精神科の退院後に、アパートを借りられるのか
  2. 地域移行支援の内容と、退院後の暮らしを支えるサービス
  3. 入院中から始める住まい探しの進め方(時期の目安つき)

結論

① 退院後にアパートを借りられる場合はあります。障害を理由に一律に断ることは、国の指針で不当な差別的取扱いにあたり得るとされています

② 地域移行支援(原則6か月)では、住まい探しの相談・同行・一人暮らしの体験宿泊などを、支援者と一緒に進められます

③ 退院後は地域定着支援・自立生活援助・訪問看護などの支えも。生活保護の方は、契約前に必ずケースワーカーの了承を

精神科の退院後、アパートは借りられる?

借りられる場合はあります。国土交通省の対応指針では、障害があることだけを理由に入居を断ったり、必要な調整をしないまま仲介を断ったりすることは、不当な差別的取扱いにあたり得るとされています。また、2024年4月からは、民間の事業者にも障害のある方への合理的配慮の提供が義務になりました。

そのうえで、大家さんや保証会社が審査で主に見るのは、次のような点です。

見られること 準備しておきたいこと
家賃を払い続けられるか 生活保護の場合は代理納付、障害年金などがある場合はその書類
困ったときに連絡がとれるか 緊急連絡先(家族に頼めない場合は代行サービスなども)
退院後の暮らしの支え 通院先、訪問看護、相談支援事業所など、誰がどう関わるか

※ 審査の基準は大家さん・保証会社ごとに違い、結果をお約束するものではありません。

→ 審査で見られることの詳細は「精神障害があると賃貸の審査に通らない?原因と部屋探しのコツを岡山市の不動産会社が解説」へ

地域移行支援とは? どんなことをしてもらえる?

地域移行支援は、障害者総合支援法にもとづく障害福祉サービスで、精神科病院に入院している方や、施設に入所している方が、地域での暮らしに移るための支援です。相談支援事業所の相談支援専門員などが担当します。

項目 内容(目安)
対象 精神科病院に入院している精神障害のある方(直近の入院期間が1年以上の方が中心。1年未満でも、措置入院・医療保護入院で住まいの確保などの支援が必要な方は対象になることがある)、施設に入所している方など
支援の内容 住まいの確保などの相談、地域移行の計画づくり、訪問相談、外出への同行、関係機関との調整、障害福祉サービスの体験利用、一人暮らしに向けた体験宿泊
期間 原則6か月。移行が見込まれる場合は、6か月の範囲で更新されることがある
申し込み 病院の精神保健福祉士や、地域移行支援を行う相談支援事業所、市の窓口に相談

※ 国の基準にもとづく一般的な内容で、自治体のガイドライン(神戸市・令和6年10月)で確認しました。岡山市での運用は、相談支援事業所・岡山市の窓口に確認してください。

とくに体験宿泊は、実際の暮らしに近い環境で一人暮らしを試せる大切な機会です。「料理はどのくらいできるか」「夜に一人で過ごすのはどうか」を確かめてから部屋を決められるので、退院後の暮らしのイメージがつかみやすくなります。

岡山市では、2026年9月1日現在、77か所の相談支援事業所の一覧に、地域移行支援・地域定着支援を行っているかどうかが示されています。

退院後の暮らしを支えるサービスは?

サービス 内容(目安)
地域定着支援 一人暮らしの方などに、常時の連絡体制を確保し、緊急時の相談や訪問を行う(原則1年、必要に応じて更新)
自立生活援助 施設やグループホームなどから一人暮らしを始めた方などに、定期的な訪問(例:週1〜2回)と、相談があったときの対応を行う
訪問看護 体調や服薬の確認、生活の相談(主治医の指示にもとづく)
通所先(デイケア・就労継続支援など) 日中の過ごし方や、人とのつながり
地域生活支援拠点(岡山市) 24時間365日の相談や、緊急時の受け入れ先の確保・サービスの調整

大家さんにとっても、退院後にどんな支えがあるかが分かると、安心につながります。部屋探しの前に、どのサービスを使うかを支援者と決めておくのがおすすめです。

入院中から始める住まい探しの進め方は?

時期の目安 やること
退院の6か月前ごろ 病院の精神保健福祉士・相談支援事業所と、地域移行支援の利用を相談。生活保護の方はケースワーカーに家賃の上限や費用を確認
3か月前ごろ 暮らしたい地域・条件を整理し、不動産会社に相談。体験宿泊で一人暮らしを試す
2か月前ごろ 外出・外泊のときに支援者と内見(難しい場合は代わりの内見や写真・動画で確認)
1か月前ごろ 見積書を福祉事務所に出し、了承を得てから申込・契約。重要事項説明は支援者も一緒に(オンラインも可)
退院日 入居、ライフラインの開始、退院後の支援(地域定着支援・訪問看護など)のスタート

※ 時期は目安です。退院の時期は主治医が判断し、体調によって前後することがあります。退院日が変わったら、すぐに不動産会社と支援者に伝えてください。

生活保護の方は、契約の前に必ずケースワーカーの了承を。
入院していた方が退院するときに帰る住まいがない場合などは、敷金などの初期費用や家具の費用が認められる場合があります。認められるかどうかは福祉事務所が判断します。

→ 生活保護の方の転居の進め方は「【岡山市】ケースワーカーさんとの連携がカギ!生活保護のスムーズな退去・転居の進め方」、初期費用の扱いは「岡山市で生活保護の初期費用はどうなる?賃貸契約前に知っておきたい費用の話」へ

どんな部屋を選べば、暮らしやすい?

条件 ポイント
通院先・デイケアとの距離 通院や通所が続けやすい場所。バスの本数も確認
支援者が訪問しやすいか 相談支援事業所・訪問看護の訪問エリアに入っているか
静かさ 幹線道路や線路のそばを避ける。隣や上の階の音の響き方
生活の便利さ スーパー・コンビニ・薬局が近いか
家賃 生活保護の方は上限内(岡山市・単身でおおむね37,000円)。15㎡以下は上限が下がることがある

当社では、内見のときに通院先までの道のりや音の響き方も一緒に確認し、物件のメリットとデメリットの両方をお伝えしています。

保証会社・緊急連絡先、大家さんへの伝え方は?

  • 緊急連絡先:家族に頼めない場合でも、緊急連絡先の代行サービスや、緊急連絡先がなくても相談できる保証会社がある場合があります
  • 入院歴や病名:伝えなければならない決まりは一般的にはありません。伝えるかどうかはご本人が決めてかまいません
  • 伝えるなら「支え」を中心に:「通院を続けている」「相談支援専門員や訪問看護が定期的に関わる」「家賃は代理納付の予定」など

→ 保証人・緊急連絡先がいない場合は「保証人なし・緊急連絡先なしでも大丈夫!岡山市の生活保護対応物件」、保証会社に通らなかったときは「【岡山市】保証会社に通らない!精神疾患×生活保護の方の「最後の砦」となる部屋探し術」へ

実際のご相談では?

実際のご相談では、病院の精神保健福祉士さんや相談支援専門員さんから、「長期入院の方が退院を目指していて、通院先の近くで部屋を探したい」とご連絡をいただくことがあります。体験宿泊で一人暮らしを試してから条件を決め、支援者さんと一緒に内見した方は、退院後の暮らしもスムーズに始められていることが多いです。

当社では、入院中のご本人に代わっての内見のご報告(写真・動画)、福祉事務所に出す見積書の作成、オンラインでの重要事項説明、入居後のLINEでのご相談まで対応しています。申込前には、管理会社・大家さんの傾向や注意点もお伝えします。審査の結果はお約束できませんが、条件を確認しながら一緒に方法を探します。

よくある質問

Q. 精神科病院に長く入院していました。退院後にアパートを借りられますか?

A. 借りられる場合があります。障害があることだけを理由に一律に入居を断ることは、国の指針で不当な差別的取扱いにあたり得るとされています。家賃を払える見通しや、困ったときの連絡先、退院後の支えを整えることで、話を進めやすくなります。審査の結果はお約束できません。

Q. 地域移行支援とは、どんなサービスですか?

A. 精神科病院に入院している方や施設に入所している方が、地域での暮らしに移るための障害福祉サービスです。住まい探しの相談、同行支援、一人暮らしに向けた体験宿泊などを、相談支援事業所が一体的に行います。期間は原則6か月で、必要に応じて更新されることがあります。

Q. 地域移行支援は、誰でも使えますか?

A. 精神科病院に入院している精神障害のある方では、直近の入院期間が1年以上の方が中心とされています。1年未満でも、措置入院・医療保護入院の方で住まいの確保などの支援が必要な場合は、対象になることがあります。使えるかどうかは、病院の精神保健福祉士や相談支援事業所、市の窓口に確認してください。

Q. 入院中に、部屋の内見や契約はできますか?

A. 外出や外泊の許可が出る場合は、支援者と一緒に内見できます。難しい場合は、支援者に代わりに見てもらったり、写真や動画で確認したりする方法もあります。当社では、オンラインでの重要事項説明にも対応しています。契約にはご本人の意思の確認が必要です。

Q. 生活保護を受けています。退院時の引っ越しの費用は出ますか?

A. 入院していた方が退院するときに帰る住まいがない場合などは、敷金などの初期費用や、最低限の家具の費用が認められる場合があります。認められるかどうか、金額は担当の福祉事務所が判断します。契約は必ずケースワーカーの了承を得てから進めてください。

Q. 退院後、一人で暮らしていけるか不安です。

A. 退院後は、地域定着支援(常時の連絡体制と緊急時の対応。原則1年)や、自立生活援助(定期的な訪問。例:週1〜2回)、訪問看護など、暮らしを支えるサービスがあります。退院前に、どの支えを使うかを支援者と決めておくと安心です。

Q. 大家さんに、入院していたことを伝えないといけませんか?

A. 入院歴や病名を伝えなければならない決まりは、一般的にはありません。伝える場合も、「通院を続けていること」「支援者が定期的に関わっていること」など、暮らしの支えを中心に伝えれば十分なことが多いです。伝えるかどうかはご本人が決めてかまいません。

まとめ:岡山市で精神科の退院後にアパートを探すときは

  • 退院後にアパートを借りられる場合はある。障害を理由に一律に断ることは不当な差別的取扱いにあたり得る
  • 地域移行支援(原則6か月)で、住まい探しの相談・同行・体験宿泊を支援者と一緒に
  • 退院後は地域定着支援・自立生活援助・訪問看護などで暮らしを支える
  • 退院の数か月前から準備を始める。生活保護の方は契約前に必ずケースワーカーの了承を
  • 部屋は通院先・支援者の訪問エリア・静かさを優先。伝えるなら病名より「支え」を

退院して地域で暮らすことは、これまでの治療や努力の先にある、大切な一歩です。不安なことがあっても、支えてくれる人はいます。一人で抱え込まず、つらいときは主治医や支援者、岡山市こころの健康センター(086-803-1274/平日)などの相談窓口を頼ってください。新しい暮らしの住まいを、私たちも一緒に考えます。

※ 本記事は、2026年10月時点で確認できた国・自治体の公表資料と、賃貸・生活保護の一般的な実務にもとづく解説です。地域移行支援などのサービスの対象・期間・内容は、岡山市や相談支援事業所でご確認ください。退院の時期は主治医が判断します。生活保護の家賃上限や初期費用の扱いは、担当の福祉事務所が判断します。審査の結果をお約束するものではありません。

退院後の住まい探し、入院中からご相談を

一人で悩まず、まずはご相談ください

病院の精神保健福祉士さんや相談支援専門員さんと連携し、代わりの内見のご報告、見積書の作成、オンラインでの重要事項説明まで対応します。相談は無料です。

✉️ メール:minikuru@bc.wakwak.com

※ 審査の結果や制度の適用をお約束するものではありません。生活保護の可否や費用の支給は福祉事務所が判断します。
※ 法律・税務の個別判断は、専門家・関係機関へのご確認をお願いします。

株式会社ミニクルホーム(お部屋探し探検隊 岡山市北区)

代表:城井 仁
〒700-0026 岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号(JR岡山駅西口から徒歩7分)
電話:086-239-3296(受付 10:00〜18:00)/定休日:水曜日・不定休・GW・年末年始
メール:minikuru@bc.wakwak.com/LINE:友だち追加
宅地建物取引業免許:岡山県知事(3)第5473号/古物商許可:岡山県公安委員会 第721020023380号
対応エリア:岡山市(北区・中区・南区・東区)、倉敷市、玉野市、瀬戸内市、備前市、総社市

CUSTOMER VOICE

お客様の声

Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。

正直な物件説明 ★★★★★

まさに正直不動産。注意点まで教えてくれました

まさに正直不動産。気になっていた物件について、 事故物件であることや管理面の注意点なども教えてくれました。 安心して物件探しを任せられました。

A
ご利用者A様Googleマップの口コミより一部抜粋
入居・退去の対応 ★★★★★

入居時も退去時も丁寧に対応してくれました

入居時も退去時も丁寧に対応してくださり助かりました。 LINEでの対応も文字に残るので、 電話だけより確認しやすいです。

B
ご利用者B様Googleマップの口コミより一部抜粋
難しい条件の部屋探し ★★★★★

難しい条件でも迅速かつ柔軟に対応

難しい条件の中、迅速かつ柔軟な対応で、 ようやく住めるところが見つかりました。 不安なこともLINEで相談できて助かりました。

C
ご利用者C様Googleマップの口コミより一部抜粋
遠方からの引越し ★★★★★

遠方からの引越しも丁寧にサポート

遠方からの引越しで分からないことだらけでしたが、 何から何まで丁寧に対応してくださり、 本当に助かりました。

D
ご利用者D様Googleマップの口コミより一部抜粋
地域情報・物件提案 ★★★★★

土地の事情も分かり、納得して決められました

難しい条件での物件探しでしたが、 多数の物件をご案内いただき、 納得して決めることができました。 土地の事情も参考になりました。

E
ご利用者E様Googleマップの口コミより一部抜粋
親身な対応 ★★★★★

借りる側の目線で考えてくれました

借りる側の目線で考えてくださるので有り難かったです。 気さくな不動産屋さんで、 希望もお願いしやすく助かりました。

F
ご利用者F様Googleマップの口コミより一部抜粋
 

※Googleマップに投稿された口コミの一部を、 意味を変えない範囲で抜粋・匿名化して掲載しています。 口コミは個人の感想です。

LINEで事前相談

 

電話で相談する

tel:0862393296

 

 

株式会社ミニクルホーム

住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号

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会社概要

株式会社ミニクルホーム

業務内容:

売買仲介・賃貸仲介・管理・賃貸空室対策コンサルタント・内装リフォーム保険代理店 

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JR岡山駅西口徒歩7分

FAX  :086-239-3323

メールアドレス:minikuru@bc.wakwak.com

しかける賃貸満室マン 城井 仁 (しろい ひとし)

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