はじめに
「一人暮らしを始めたいけれど、賃貸契約の初期費用が用意できない」 「障害年金だけでは生活費でギリギリで、引っ越し費用まで手が回らない」
精神障害のある方の部屋探しでは、審査そのものよりも先に、初期費用という壁にぶつかることが少なくありません。
結論からお伝えすると、精神障害のある方が初期費用で困りやすいのは、単に「お金がないから」だけではありません。収入が限られていることに加えて、保証会社の利用・緊急連絡先の確保・支援者との調整などが同時に必要になりやすく、準備すべきことが重なりやすいことが背景にあります。
この記事では、岡山市で賃貸仲介を行うミニクルホームが、精神障害のある方が初期費用で困りやすい理由と、実際に使える支援制度をまとめて解説します。
結論:初期費用で困りやすい3つの理由と対策
| 理由 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| ① まとまった資金を用意しにくい | 障害年金・就労収入・生活保護など、毎月の収入は見えていても、契約時に必要な一時金を用意しづらい | 生活保護の住宅扶助、生活福祉資金貸付制度など公的な制度を確認する |
| ② 家賃だけを見て判断しやすい | 敷金礼金ゼロでも、保証料・仲介手数料・鍵交換費などで契約金総額が想定より高くなる | 契約時に必要な費用の総額を、内訳ごとに確認する |
| ③ 支援体制の確認も同時に必要 | 保証会社・大家さんは、緊急連絡先や支援者の有無もあわせて確認することが多い | 通院先や相談支援事業所とのつながりを整理しておく |
なぜ「お金の問題」だけでは終わらないのか
精神障害のある方は、障害年金、就労継続支援(A型・B型)の工賃、生活保護など、さまざまな形で収入を得ています。毎月の家賃であれば、これらの収入で対応できる見通しが立っていても、契約時に必要な**一時金(初期費用)**は、まとまった金額を一度に用意する必要があるため、ハードルが高くなります。
さらに、部屋探しの時期には、通院や支援者との調整、役所や不動産会社とのやり取りが重なることも少なくありません。単純な「お金の問題」だけでなく、こうした複数の準備が同時に必要になる点が、初期費用の問題をより難しくしています。
賃貸契約でかかる初期費用の内訳
賃貸契約時に発生しやすい費用は、主に次のとおりです。
- 敷金
- 礼金
- 前家賃(日割り家賃)
- 仲介手数料
- 保証会社の初回保証料
- 鍵交換費用
- 火災保険料
「敷金礼金ゼロ」の物件であっても、これらすべてがゼロになるわけではありません。家賃だけを見て「この物件なら借りられそう」と判断すると、契約直前になって総額が足りないことに気づく、というケースが起こりやすくなります。物件を検討する際は、月額家賃ではなく、契約時に全部でいくら必要かを最初に確認することが大切です。
使える支援制度
初期費用が足りない場合でも、次のような制度を活用できる可能性があります。
生活保護の住宅扶助(一時扶助)
生活保護を受給している、または申請中の場合、敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料などが、住宅扶助の一時扶助として支給される場合があります。支給の可否はケースワーカーの判断によるため、契約前に見積もりを提出して確認することが前提です。
生活福祉資金貸付制度(住宅入居費)
生活保護の対象にならない場合でも、社会福祉協議会が窓口となる「生活福祉資金貸付制度」の住宅入居費を利用できることがあります。ただし、これは貸付(返済が必要)である点に注意が必要です。
居住支援法人によるサポート
岡山県には、住宅確保が難しい方をサポートする「居住支援法人」が指定されています。住宅情報の提供や相談、見守りなどの生活支援を行っており、緊急連絡先の相談に応じてもらえる場合もあります。
申告義務について
精神障害があること自体を、契約時に必ずしも大家さんに申告する義務はありません。ただし、生活保護や障害年金が主な収入源である場合、収入証明の段階で自然と伝わることが多いのが実情です。
無理に隠すよりも、事情に理解のある大家さんの物件を、不動産会社に見つけてもらうほうが、入居後の安心にもつながります。
初期費用を整理する3ステップ
- 契約時の総額を内訳ごとに確認する 敷金・礼金・仲介手数料・保証料・鍵交換費・火災保険料を、それぞれ金額で把握しましょう。
- 利用できる制度を確認する 生活保護を受給中・申請中であればケースワーカーに、対象にならない場合は社会福祉協議会に相談し、扶助・貸付の可能性を確認します。
- 精神障害のある方の部屋探しに慣れた不動産会社に相談する 支援制度の使い方や、大家さんへの伝え方に慣れた不動産会社であれば、総合的にサポートしてもらえます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 初期費用が足りないと、部屋探し自体をあきらめないといけませんか? A. いいえ。生活保護の住宅扶助や生活福祉資金貸付制度など、活用できる制度は複数あります。一人で判断せず、まずは相談することをおすすめします。
Q2. 障害年金を受給していますが、生活保護の住宅扶助は使えますか? A. 障害年金を受給していても、生活費が不足する場合は、不足分について生活保護の対象になることがあります。まずはケースワーカーに相談してみましょう。
Q3. 保証会社の審査で、精神障害があることが不利になりますか? A. 障害そのものが直接の審査基準になっているわけではありません。ただし、収入の安定性や緊急連絡先の有無は確認されやすいため、事前に準備しておくと審査が進みやすくなります。
Q4. 支援者に部屋探しを手伝ってもらうことはできますか? A. 相談支援事業所の担当者や、居住支援法人のスタッフに同行してもらうことは可能です。第三者が間に入ることで、大家さんへの伝え方も整理しやすくなります。
まとめ・お問い合わせ
精神障害のある方が初期費用で困る背景には、単なる資金不足だけでなく、収入の種類や支援体制の確認が重なりやすいという事情があります。使える制度を知り、総額を正しく把握することで、部屋探しの不安は大きく減らせます。
「初期費用が足りず、部屋探しを諦めかけている」「どの制度が使えるか知りたい」——そんな方は、ぜひ一度ミニクルホームにご相談ください。制度の活用方法から、物件探しまでまとめてサポートします。
▶ お電話でのご相談はこちら(086-239-3296) 所在地:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号(JR岡山駅西口 徒歩7分)
免責事項 本記事は、一般的な情報・実務上よくある事例をもとにした解説であり、支援制度の適用や支給額を保証するものではありません。生活保護の住宅扶助、生活福祉資金貸付制度の詳細は、担当ケースワーカーまたは岡山市社会福祉協議会にご確認ください。
お客様の声
Googleマップへ寄せられたミニクルホームのお客様の声を、 プライバシーに配慮して一部抜粋・匿名化してご紹介します。
※Googleマップに投稿された口コミの一部を、意味を変えない範囲で抜粋・匿名化しています。
※口コミは個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。口コミ確認日:2026年6月29日
LINEで事前診断

LINE
tel:0862393296
不動産探し・お部屋探しでのご相談はこちらからどうぞ
岡山県知事(3)第5473号
会社概要
株式会社ミニクルホーム
業務内容:
売買仲介・賃貸仲介・管理・賃貸空室対策コンサルタント・内装リフォーム保険代理店
住所:岡山県岡山市北区奉還町二丁目19番14号
JR岡山駅西口徒歩7分
FAX :086-239-3323
メールアドレス:minikuru@bc.wakwak.com
しかける賃貸満室マン 城井 仁 (しろい ひとし)
LINEで事前診断

参考動画
tel:0862393296






