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アパートとマンションの違いは大きく分けて2つです。

・構造

・階数

アパート構造:

木造

軽量鉄骨造

鉄骨造

2階建て又は3階建まで

マンション構造:

鉄骨造

鉄筋コンクリート造

鉄骨鉄筋コンクリート造

3階建以上

ちなみに国土交通省のマンションストック数を調査するときには、以下の条件の住宅は対象となります。

・3階建以上

・分譲、共同住宅

・鉄筋コンクリート造、鉄骨造

迷ったら、基準にするのも良いですね。あとは、共用設備の違いや家賃の違いで分ける場合もあります。

アパートのメリット

面積がマンションよりも梁や柱が居室に出ていないので有効専有面積が増えるのと、分譲マンションの賃貸では専有面積計算が壁芯面積・内法面積(登記簿面積)に分かれます。

壁芯面積とは、隣室との境界壁の壁芯からの面積を計算された面積で、壁の面積が入っている計算で実際の専有面積とのずれがあり、狭くなります。

内法面積とは、壁の内側のみの専有面積で実際に使用できる面積です。

分譲賃貸マンションの場合は、不動産屋さんに壁芯面積・内法面積(登記面積)かを確認すると分かります。

アパートのデメリット

音の面で木造・軽量鉄骨造は音が響きやすい面が否めません。よくある間取りですが、木造の内階段タイプのお部屋は1Fから2Fへの足音が下の階へ響くことや、隣室の生活音が気になるケースもございます。

家賃が安い場合のデメリット

家賃がマンションよりも安いので、築年数が古い建物は失礼な話、質の悪い入居者が多い傾向にあります。一概には言えませんが、地域や間取り・家賃など色々と関係しておりますので、よく見ないといけないですね。

アパート暮らしが向いている方

・周りの音が気にならない。

・住民との挨拶がおっくうではない。

・トラブルが起きても柔軟な対応が出来る。

・お仕事の勤務帯が昼の方

・セキュリティを気にしない方

マンションのメリット

マンションは共用部分の設備が充実している物件が多いのが特徴です。例えば、オートロック・宅配ボックス・敷地内ゴミステーション・屋内駐輪場・エレベーター・エントランスなどです。

音がアパートよりは響きにくい構造で安心して住めるメリットは大きいです。ですが上下の足音が響くことはよくあるので、そこは仕方ないかなと。隣室の音は響くにくいです。

バルコニーからの開放感があるのも、良いところです。

災害時

火災・地震の際は、窓ガラスが割れたりしますが、防火地域準防火地域にある建物がマンションでは多い又は対策をしていることが多いので、網入りガラスが多くてガラスが割れても飛び散らず、脱出時に裸足でも足が切れる心配は少ないです。

害虫・害獣の問題

虫や動物は侵入されにくい特徴もあります。上階になると出没するケースは少ないです。ですが、環境により変化いたしますので注意は必要です。

セキュリティ面

設備面で考えるとアパートよりもグレードが高く、よくある設備で言えば、オートロック・通路に格子があり外部からの侵入が不可で、防犯カメラ付きで通路の照明も明るく安心感があります。

家賃が高いメリット

家賃が高いと、常識のある方が多い傾向にあり、騒音問題・共用部分の使用方法を守り方が多いので、安心して住めるメリットもあります。あと法人契約が多く、人の出入りが激しいので、問題が起きても退去される方が多いので安心な面もあります。

デメリット

建物の階数が3階以上が多いので、高所恐怖症の方には向きません。あと、災害時に脱出する経路が混み合う可能性がありますので、避難時には注意が必要です。

人付き合いは全くないので、気楽ですがコミュニケーションを持とうとする方にはデメリットが多いですね。仕事に集中するために街中のマンションに住む方が多い傾向にあるので、そこら辺は理解しておいた方がいいですよ。

入居者の入れ替わりが多い。転勤族(単身赴任)などの方が多いので、入居の回転が早いですね。毎年、3月4月に引越し業者やたらと出入りしますね。

まとめ

アパート・マンションの違いは上記の通りですが、自分に合うか合わないかを考えて、お部屋選びをしないといけないと言うことです。不動産屋さんで、全てを正直にコーディネイトしてくれることは珍しいので、自分でしっかりと自分の性格を把握して、お部屋の条件を場所・間取り・家賃・設備・環境・交通機関など、色々と検討して絞り込んで探すのが良いですね。行き当たりばったりでは、何度も引越しするようになるのでご注意下さい。