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屋根の形

一般的に屋根はこう配屋根が多く、材料は、瓦・スレート・金属系の吹き材などが使用されています。実際に屋根に上ることは出来ませんから、下からの目視による確認をします。最近は業者が調査でドローンを使うことが増えてきましたね。

最初に、屋根の形状を確認します。木造建屋の場合は、軒・棟の部分が波打っていたり、屋根面が反っていたりする場合があります。これは、内部の小屋組が変形している可能性があります。内部を見る時には、小屋組に問題が無いか、しっかり確認が必要です。

屋根材の状況

屋根材が瓦・スレートの場合は大きなひびがないか、割れ・破損がないかをチェックします。ひび・割れが多い場合は、構造的な問題がある可能性が高いため、購入は控えた方が良いでしょうね。金属系の屋根材の場合は、穴が空いていないか、サビていないかなどを確認してください。穴がたくさん空いている場合や、防水性に問題がある可能性が高いため、購入はお勧めできないですね。

カラーベストの屋根は美装目的で10年~15年ごと、金属屋根は7~12年ごとの塗装が一般的です。天然ストレートや粘土瓦を使った屋根は、特に塗装の必要のないため、雨漏りなどがなければ、リフォームの必要なありません。

 

屋根の種類と劣化画像

金属系屋根

スレート

ガルバニウム

ポイント

・屋根材にひびや割れ、穴がある場合は購入は見送り

・カラーベストの屋根は定期的な塗り替えが一般的です。

塗装出来ない屋根

・コロニアルNEOという、ストレート屋根の種類でアスベストが入っていないストレート屋根。築年洲8年から10年ほど経つと、ひび割れや欠けが発生するなどの不具合が多数報告されています。現在では製造が中止されています。

・パミールは、建材メーカーのニチハが製造した屋根材です。一見すると健康な屋根に見えますが、ミルフィーユのように層間剥離を起こしてしまいます。したがって、ミールの屋根はいくら塗装しても表層が塗膜と一緒にめくれてしまいます。

物件をよくみて購入しましょう。

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