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公共下水 ます

公共下水の場合は、下水道管が道路のどの位置にあるのかを、道路の上で下水道のマンホールなどの位置で確認します。また、公共桝の位置・敷地内の最終桝の場所を確認。

公共桝の位置は、敷地内に設置されていることが多いです。しかし、自治体によっては、敷地内の中に公共桝がある場合でも、管理費は自治体の負担になる場合もあれば、各住戸の負担となる場合もあります。ますに問題があり、修理や接続工事などが必要な場合には、どちらの費用負担になるかで、修繕費が大きく変わりますので、どちらの負担なのかを予め調査しておきましょうね。

また、公共桝が道路上にあったとしても、その公共桝までの接続配管は各住戸の負担の場合もあります。なので要注意です。この場合には、接続工事・修繕工事を行う際に、道路工事も必要になりますので工事費が割高になります。分流式の場合は、排水管とは別に、屋根から雨水は道路横の側溝や雨水排水桝への排水することになります。

   

費用負担

公共下水が未整理で浄化槽がある場合は、浄化槽の位置・大きさ・機能や稼働状態の確認が必要です。また、浄化槽の管理は、法的に義務付けられておりますので、家庭の年間管理費費用は6万円~7.5万円程度が一般的ですね。

浄化槽は定期的な保守点検や清掃が義務付けられており、点検は年に3回以上、清掃は年に1回以上実施する必要があります。浄化槽を放置していると、性能が落ちて排水不良が起こり、浄化しきれない汚水がそのまま川などに流れてしまう危険性があります。

合流式・分流式

合流式(雨水・汚水を合わせて処理する方式)と分流式(雨水と汚水を分けて処理をする方式)がありますが、分流式のメリット・デメリットを解説します。

分流式のメリット

・汚水は雨水と分離して下水処理施設で処理されるので、川や海への汚水の流出がない。

・既存の水路がある場合、汚水管だけの布設で済むので、建設費が安い。

・下水処理施設の容量が、汚水のみを対象とするため小さくて済む。

分流式のデメリット

・汚水管、雨水管の2本を敷設するので、合流式に比べて建設費が高くなる。

・降雨初期に、道路面に付着した汚れや大気汚染物質などが洗い流され、雨水とともに川や海に流される。

・汚水管の管きょの継ぎ手やマンホールから雨水や地下水が侵入して、菅きょの流下能力や下水処理能力の超過をきたす恐れがある。

注意点

・公共桝が敷地内にあっても、自治体が費用を出してくる場合もあり。

・公共桝が道路上にあっても、説ぞ費用は所有者負担の場合がある。

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