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水道調査

 排水管が前面道路に敷設され、給水管が引き込まれているかを確認がまず必要です!

 公営の場合は各地方自治体の水道担当部署に「給水配管図」が保管されています。ちなみに自治体によって名称は変わりますよ。この図を閲覧・妙本が取得できます。

給水配管図

この図面で

  • 排水管の位置
  • 口径
  • 給水管の位置
  • 口径
  • 水道メーターの位置

などが分かるようになっています。見方が分からないときは職員の方に聞くと説明してくれます。

 排水管からの給水管が公道のみを通過していれば問題ないんですが、私道や他人の敷地を通過している場合は将来のトラブルの原因になることがあるので、注意が必要ですよ。ちなみに他の家の水道配管が敷地内にある場合もあるのでその際は所有者と協議して移動してもらう必要があります。なかなかややこしいので買わないのが一番ですけど。

 公営で給水管の引き込みがされていない場合は指定工事業者。ちなみに指定工事業者でないと地方自治体の指定業者以外は工事できない仕組みになっているので気を付けて下さい。

工事費用

は20万~30万円の他に給水利用負担金を徴収される場合があります。それと、市営水道で引き込みが必要な場合には、管理者に確認が必要となります。いろいろなケースがあるので確認が必要ですね。それと、状況により工事費は大幅に変わる可能性があるので注意が必要です。

 前面道路に排水管が未整備の場合、整備予定時期、整備主体、負担金の有無を関係先、一般的に自治体の水道担当部署で調査が必要です。排水管が有る場合にはその金額が必要です。ややこしいですけどね。

下水道を調査

 下水道については

  • 公共下水道が整備されているのか?
  • 下水道が整備されず、浄化槽による放流なのか?
  • 下水道が整備されず、汲み取り式便槽なのか?

どの形式なのかを確認します。

 公共下水道の場合には合流式か分流式かを確認します。下水道の配管状況は各地方自治体の下水道担当部署に下水道台帳が保管されているので確認します。

下水道台帳

この図面で下水管の

  • 位置
  • 深さ
  • 管径
  • 公設ますの位置

東京都下水道局資料参照

などが分かるようになっています。

 ただし、公設ますから敷地への配管は記載されていませんので、現地での確認が必要です。敷地から公設ますへのつなぎ込みがされていない場合、下水道担当部署への申請をした上で、指定工事業者につなぎ込み工事をしてもらいます。工事費20万~30万円。状況により金額が変わるので注意が必要です。

 下水道の未整備地区の土地を購入した場合には、下水道が整備されるときに、排水管工事や下水道利用負担金(数万円から数十万円・自治体によってことなりますよ)と、場合によっては浄化槽などの撤去費用がかかる可能性があります。購入する地域に下水道の整備計画があるのかどうかを自治体で確認し、計画がある場合は、あらかじめ費用を計算しておくと安心ですね。

気を付けて家を探しましょうね!

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